【N-WGN】PCD・オフセット・ホイールスペック一覧|JH1〜JH4世代別データ

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更新日:2026年4月

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目次

結論:N-WGNのホイールはPCD100・4穴・インセット+40が基本

PCD100mm(4穴)
純正インセット+40mm(14インチ)/ +45mm(15インチ)
ハブ径φ56mm
ナットサイズM12×P1.5 / HEX19mm / 球面座(純正)
締め付けトルク108N・m
純正タイヤ155/65R14(全グレード基本)

この記事は初代N-WGN(JH1/JH2・2013〜2019年)2代目N-WGN(JH3/JH4・2019年〜現行)の両方に対応しています。ホイールのPCD・穴数・ハブ径は全世代で同一です。

N-WGNのホイール交換やインチアップを検討するとき、最初に確認すべき数値がPCDとオフセットの2つです。N-WGNは初代から現行まで「PCD100・4穴・インセット+40」で統一されており、ホンダの他の軽自動車とも数値が共通しています。この記事では、世代別のスペックデータからインチアップ対応サイズ、他車種との互換性までを体系的にまとめました。

PCD・オフセットの基礎知識|N-WGNで間違えやすいポイント

PCDとは

PCDはPitch Circle Diameterの略で、ホイールを固定するボルト穴の中心を結んだ円の直径を指します。N-WGNのPCDは100mmで、国産軽自動車の多くがこの規格を採用しています。

PCDが異なるホイールは物理的にボルトが通らないため、取り付け自体ができません。購入前に「PCD100 / 4穴」であることを確認するのが鉄則です。

オフセット(インセット)とは

オフセットとは、ホイールの中心線からハブ取り付け面までの距離をミリ単位で示した数値です。現在の正式名称はインセットですが、オフセットという呼び方も根強く使われています。

N-WGNの14インチ純正は+40mm、15インチ純正は+45mmです。数値が小さくなるとホイールが外側に張り出し、大きくなると内側に引っ込みます。比較した結果、純正値から3mm程度の変動であれば走行性能への影響はほぼありません。

ハブ径・穴数・ナット規格の確認方法

ハブ径はホイール中央の穴の直径で、N-WGNはφ56mmです。穴数は4穴で、この3つ(PCD・穴数・ハブ径)がホイール適合の基本条件になります。

ナットはM12×P1.5でHEX(二面幅)19mmが標準です。締め付けトルクは108N・mに設定されています。

項目N-WGN 純正値
PCD100mm
穴数4穴
ハブ径φ56mm
リム幅4.5J
インセット+40mm(14インチ)
ナットサイズM12×P1.5
締め付けトルク108N・m

世代別ホイールスペック一覧|JH1/JH2 vs JH3/JH4

初代 N-WGN(JH1/JH2)2013〜2019年

項目14インチ15インチ
対象グレードG / G・Aパッケージ / カスタムGカスタム G・ターボパッケージ
タイヤサイズ155/65R14165/55R15
ホイールサイズ14×4.5J15×4.5J
PCD100100
穴数4H4H
インセット+40+45
ハブ径φ56mmφ56mm
ホイール素材スチール(G)/ アルミ(カスタム)アルミ

2代目 N-WGN(JH3/JH4)2019年〜現行

項目14インチ15インチ
対象グレードL / L・ターボ / カスタムLカスタムL・ターボ
タイヤサイズ155/65R14165/55R15
ホイールサイズ14×4.5J15×4.5J
PCD100100
穴数4H4H
インセット+40+45
ハブ径φ56mmφ56mm
ホイール素材スチール(L)/ アルミ(カスタム)アルミ

世代間の違いと共通点

比較した結果、ホイールスペック上の数値は初代と2代目で完全に同一です。PCD・穴数・ハブ径・インセットがすべて一致しているため、初代用に購入したホイールを2代目に流用することも可能です。

違いはホイールのデザインと素材の組み合わせのみです。2代目ではHonda SENSINGが標準装備となりグレード名が変更されましたが、足まわりの基本規格は変わっていません。

グレード別ホイール素材の違い

ベースグレード(初代G / 2代目L)はスチールホイール+ホイールキャップが標準です。カスタム系グレードはアルミホイールが標準装備されています。スチールからアルミに交換する場合、純正サイズの14×4.5J +40を選べばそのまま装着できます。

タイヤサイズの詳細については「N-WGNのタイヤサイズ一覧」で解説しています。

インチアップ時のサイズ選定基準

タイヤ外径を合わせる理由

インチアップではタイヤの外径を純正とほぼ同じに保つことが前提になります。理由は3つです。第一にスピードメーターの誤差を防ぐため、第二に車検の適合基準を満たすため、第三にフェンダーへの干渉を避けるためです。

N-WGNの純正外径は155/65R14で約557mmです。この数値から±3%以内に収めるのが車検上の目安になります。

インチ別対応サイズ一覧

サイズタイヤホイールインセット外径(mm)純正比
14インチ(純正)155/65R1414×4.5J+40約557基準
15インチ165/55R1515×4.5J+45約563+6mm
16インチ165/45R1616×5J+45約555-2mm
16インチ165/50R1616×5J+45約572+15mm

16インチでは165/45R16のほうが外径差が小さく、車検への適合性で有利です。165/50R16は外径が約15mm大きくなるため、フェンダーとの干渉やスピードメーター誤差に注意が必要です。

16インチの選定ポイント

16インチへのインチアップでは、リム幅の選択がフィッティングを左右します。

リム幅メリットデメリット
5J純正に近い収まり、干渉リスクが低いデザインの選択肢がやや少ない
5.5Jデザインの選択肢が広がるインセット+43以上を推奨
6J迫力のある見た目になる引っ張りタイヤが前提、はみ出し注意

コスパの観点では、5Jまたは5.5Jがバランスの取れた選択です。6J以上はタイヤを引っ張って装着する必要があり、カスタム上級者向けのサイズになります。

ツライチを狙う場合のオフセット計算

フェンダーぎりぎりまでホイールを出す「ツライチ」を狙うなら、オフセット計算の基本を押さえておく必要があります。

  • リム幅が1J広がると外側に約12.7mm張り出す
  • インセットが1mm下がるとホイールが1mm外側に移動する

たとえば純正14×4.5J +40から15×5J +45に変更した場合、リム幅0.5J増加で外側に約6.4mm張り出し、インセット5mm増加で内側に5mm戻るため、差し引き約1.4mmの変化にとどまります。

スペーサーを使ってツライチに近づける場合は、フロント5mm・リア10〜15mm程度が一般的な目安です。ただし車両の個体差があるため、仮合わせで確認するのが確実です。

ホイールナットの締め付けについては「車種別ホイールナット締め付けトルク一覧」も参考にしてください。

他の軽自動車とのホイール互換性

PCD100・4穴は国産軽自動車で最も多い規格のため、車種間でのホイール流用が検討しやすい環境にあります。ただし、ハブ径とインセットが異なる場合があるため、ポン付けできるとは限りません。

車種PCD穴数ハブ径純正インセットN-WGNとの互換
N-WGN1004φ56+40基準車
N-BOX(JF3/JF4/JF5/JF6)1004φ56+40そのまま流用可
N-ONE(JG1〜JG4)1004φ56+40そのまま流用可
ワゴンR(MH系)1004φ54+45ハブリング要
タント(LA650S/LA660S)1004φ54+45ハブリング要
スペーシア(MK系)1004φ54+45ハブリング要
ハスラー(MR52S/MR92S)1004φ54+45ハブリング要
ジムニー(JB64W)139.75φ108+5互換不可

ホンダ車同士の流用

N-BOX・N-ONE・N-WGNはいずれもハブ径φ56mm・PCD100・4穴・インセット+40で統一されているため、ホンダのNシリーズ同士ならホイールの相互流用がそのまま可能です。中古ホイールの入手先が広がるという点で、コスパの観点では大きなメリットがあります。

他メーカー車からの流用で注意すべき3つの理由

スズキ・ダイハツの軽自動車からホイールを流用する場合、注意すべき理由は3つあります。

第一に、ハブ径がφ54mmのためN-WGN(φ56mm)より小さく、そのままでは装着できません。ハブリングで対応する必要があります。

第二に、インセットが+45のケースが多く、N-WGNの純正+40より5mm内側にホイールが入ります。見た目が引っ込んで見える可能性があります。

第三に、ホンダ純正ホイールは球面座ナットを使用しますが、スズキ・ダイハツは60°テーパー座が標準です。流用時はナットの座面形状も確認する必要があります。

ハブリングの必要性と選び方

ハブ径が異なるホイールを装着する場合、ハブリングで隙間を埋めることで走行中の振動を抑えられます。N-WGNのハブ径はφ56mmのため、ホイール側のハブ穴がφ56mmより大きい場合にハブリングが必要です。

選ぶ際は「外径=ホイール側のハブ穴径」「内径=56mm」の組み合わせを指定します。アルミ製とポリカーボネート製がありますが、耐久性の観点ではアルミ製が有利です。

ナット選びの注意点|純正球面座と社外テーパー座の違い

ホンダ純正は球面座ナット

ホンダ車の純正ホイールは、ナットの座面が球面形状になっています。これはホンダ独自の規格で、他メーカーの車では採用されていません。純正ホイールを使い続ける場合は、純正の球面座ナットをそのまま使えます。

社外ホイール装着時は60°テーパー座へ変更

社外アルミホイールの多くは60°テーパー座を採用しています。このため、N-WGNに社外ホイールを装着する際は、テーパー座のナットに交換する必要があります。

デメリットとして、球面座ナットでテーパー座ホイールを締めると接触面が点になり、締め付け力が安定しません。走行中にナットが緩む原因にもなるため、座面の不一致は避ける必要があります。

座面を間違えた場合のリスク

座面形状の不一致で起こるトラブルは以下の通りです。

  • 走行中にナットが緩む
  • ホイールのガタつきによる異音が発生する
  • 最悪の場合、走行中にホイールが脱落する

社外ホイールに交換するときは、ナットも同時に60°テーパー座へ買い替えるのが安全です。

まとめ:N-WGN ホイール選びのチェックリスト

ホイールを購入する前に、以下の項目を確認してください。

  • PCD100 / 4穴であることを確認する
  • ハブ径がφ56mm以上のホイールを選ぶ
  • 14インチならインセット+40前後、15インチなら+45前後を基準にする
  • 16インチへのインチアップは外径が近い165/45R16を選ぶ
  • 社外ホイール装着時は60°テーパー座ナットに交換する
  • 他メーカー車のホイールを流用する場合はハブリングを用意する
N-WGNのPCDとオフセットはいくつですか?

N-WGNのPCDは100mm、穴数は4穴、ハブ径はφ56mmです。純正インセットは14インチが+40mm、15インチが+45mmで、初代(JH1/JH2)と2代目(JH3/JH4)で共通の規格です。

N-WGNのホイールはN-BOXと互換性がありますか?

N-BOXとN-WGNはPCD100・4穴・ハブ径φ56mm・インセット+40で同一のため、ホイールの相互流用が可能です。N-ONEも同じ規格のため、ホンダNシリーズ同士は互換性があります。

N-WGNを16インチにインチアップするときのサイズは?

16インチにインチアップする場合、ホイールは16×5J +45、タイヤは165/45R16が推奨サイズです。純正外径(約557mm)との差が約2mmと小さく、車検適合性の面でも有利です。

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参考価格:約31,700円(税込・4本セット)

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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