更新日:2026年3月
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結論:フリード(GT系)のナビは「用途と予算」で3パターンに絞れる
本記事はフリード GT系(2024年6月〜現行)を対象としています。先代のGB5/GB6系(2016〜2024年)とはオーディオスペースの形状・コネクター規格が異なります。型式が不明な場合は、車検証の「型式」欄でご確認ください。
フリード(GT系)のナビ選びは、純正ギャザズ・社外ナビ・ディスプレイオーディオの3カテゴリに分かれます。それぞれ価格・機能・取付難度が大きく異なります。自分の使い方に合ったタイプを先に決めることがカギになります。
この記事では、フリードに取り付け実績のあるナビ・DA製品を5つに絞りました。価格・機能・取付性の3軸で比較した結果を紹介します。フリード専用設計を求めるならALPINE BIG X 11が有力です。コストと機能のバランスならカロッツェリア楽ナビ AVIC-RF722-DCが候補に入ります。スマホ連携で十分ならカロッツェリア DMH-SF600が費用対効果で優れています。
フリード(GT系)ナビ おすすめ5製品スペック比較表
| モデル | タイプ | 画面 | 価格(税込) | 地図更新 | CarPlay/AA | HDMI |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ALPINE BIG X 11 PF11NX2S-FR-GT-NR | 専用ナビ | 11型WXGA | 228,164円 | 3年1回無料 | 対応 | CEC対応 |
| 楽ナビ AVIC-RF722-DC | フローティング | 9型HD IPS | 125,257円 | 3年無料 | 対応 | 入力対応 |
| 彩速 MDV-M911HDF | フローティング | 9型HD | 118,602円 | 1年無料 | 対応 | — |
| DMH-SF600 | DA・フローティング | 9型 | 61,980円 | — | ワイヤレス | — |
| DMX7509XS | DA・フローティング | 9型 | 63,128円 | — | ワイヤレス | — |
ナビ機能が内蔵されているのは上3製品です。下2製品はディスプレイオーディオ(DA)です。DAはスマホのGoogleマップやYahoo!カーナビをCarPlay/Android Auto経由で大画面表示する方式です。地図更新の手間がなく、本体価格も6万円台に収まるという点で差が出ます。
純正ナビ vs 社外ナビ vs ディスプレイオーディオ――3タイプの違い
フリード(GT系)で選べるナビは、大きく3タイプに分類できます。どれを選ぶかで予算・機能・取付の手間がまったく変わります。まず3タイプの違いを把握しましょう。
純正ナビ(ギャザズ Honda CONNECTナビ)のメリット・デメリット
Honda Access が展開するギャザズナビは、3サイズをラインアップしています。11.4インチ(LXM-247VFLi)、9インチ(LXM-242ZFNi)、8インチ(LXM-245ZFEi)です。
メリット: Honda CONNECTとの完全連携が最大の強みです。Honda SENSINGの安全機能と連動し、車両情報がナビ画面に統合表示されます。たとえば後方車両接近警報や先行車発進通知がナビ画面に表示されるため、安全運転のサポート性能が向上します。バックカメラ・ステアリングリモコンもそのまま使えます。取付後の配線トラブルがありません。保証は最長7年まで延長に対応しています。また、純正ナビはフリードのインパネデザインと一体化するため、見た目の統一感も維持できます。
デメリット: 同クラスの社外ナビと比較すると、価格が割高になる傾向があります。ディーラーオプション価格で9インチモデルが約15万円、11.4インチモデルが約18万円です。地図更新は3年間無料ですが、それ以降は有料です。画面解像度やオーディオ性能では社外ハイエンド機に及びません。オーディオの音質にこだわるオーナーには物足りなく感じる場面があります。
社外ナビのメリット・デメリット
ALPINE・カロッツェリア・ケンウッドが主要メーカーです。フローティングタイプなら9インチ以上の大画面をフリードに装着できます。
メリット: 同じ予算で純正より高機能な製品を選べます。楽ナビ AVIC-RF722-DCは125,257円で9インチHD IPS液晶を搭載しています。フルセグ・HDMI入力・Wi-Fiスポット機能も備えています。ALPINE BIG X 11はフリード専用設計で、パネルやステーの加工が不要です。社外ナビはメーカー間の競争が激しく、毎年新モデルが登場します。そのため旧モデルが値下がりしやすく、型落ち品を狙えばさらにコストを抑えられます。
デメリット: GT系フリードは社外ナビの取付に専用キットが必要です。Jusby製の1DIN取付キット(25,900円)が2024年以降に登場しました。取付工賃(15,000〜30,000円程度)を含めると総額が上がります。Honda CONNECTとの連携は使えなくなります。また、取付後に純正バックカメラの映像が表示されないトラブルが報告されるケースもあります。変換ハーネスの購入を忘れないよう注意してください。
ナビ選びと合わせて検討するオーナーが多いのがドライブレコーダーです。ナビと同時取付すれば工賃を節約できます。
ディスプレイオーディオ(DA)のメリット・デメリット
ディスプレイオーディオは地図データを内蔵していません。スマホと連携してナビ機能を実現する機器です。
メリット: 本体価格が6万円台からと圧倒的に安く済みます。地図は常にスマホアプリの最新版を使います。更新費用がかかりません。Apple CarPlayとAndroid Autoにワイヤレス接続できるモデルが主流です。スマホをポケットに入れたまま、エンジンをかけるだけで自動接続される便利さがあります。Spotify・Apple Musicなどの音楽アプリもDA画面で操作できます。
デメリット: スマホが必須で、通信圏外ではナビが使えません。山間部やトンネル内ではルート案内が途切れる場合があります。フルセグTV・DVD再生には非対応です。家族でフリードを使う際、子どもにDVDを見せたいといった用途には対応できません。音質やスピーカー出力がナビ内蔵モデルより控えめな傾向があります。
純正ギャザズナビ ラインアップ比較
純正ナビを選ぶ場合、3モデルの違いを整理しておくと判断がスムーズです。
Honda CONNECTナビ プレミアム(LXM-247VFLi・11.4インチ)
ギャザズの最上位モデルで、11.4インチの大画面が特徴です。Honda CONNECT対応で、車両情報の統合表示・リモート操作・緊急通報サービスが使えます。ディーラー価格は15〜18万円前後が目安です。画面サイズの大きさを優先するならこのモデルが最適です。ナビの地図表示は広域表示でも文字が潰れにくく、細い道の案内でも見やすさが確保されています。ETC2.0やドライブレコーダーとの連携にも対応しています。
Honda CONNECTナビ スタンダード(LXM-242ZFNi・9インチ)
9インチの中間グレードです。Honda CONNECT対応の全機能を搭載しつつ、価格は11.4インチモデルより2〜3万円抑えられます。画面サイズと予算のバランスが取れたモデルです。フリードのインパネに対して9インチは視認性と操作性のバランスがよく、ディーラーでの売れ筋はこのグレードです。タッチ操作のレスポンスも実用十分なレベルです。
Honda CONNECTナビ エントリー(LXM-245ZFEi・8インチ)
8インチのエントリーグレードです。Honda CONNECT対応で基本機能は十分ですが、画面の小ささが気になるオーナーもいます。予算を最優先にしたい場合の選択肢です。ただし社外9インチDAが6万円台で買えることを考えると、8インチ純正ナビにメリットを感じるのはHonda CONNECT連携を使いたいオーナーに限られます。
純正ナビはHonda CONNECT連携が使える唯一の選択肢です。Honda SENSINGの連携表示やリモートエンジンスターター機能を使いたいなら純正一択になります。
なお、純正ナビには8インチのディスプレイオーディオ(純正DA)も用意されています。純正DAはスマホ連携に特化しており、ナビ機能はCarPlay/Android Autoで代替する設計です。本体価格は純正ナビよりさらに安く、コストを最小限に抑えたいオーナーに適しています。Honda CONNECT対応なのは純正DAも同様です。
おすすめナビ5製品の詳細レビュー
ここからは社外ナビ・DAの5製品を個別にレビューします。それぞれの特徴・メリット・デメリットを整理しました。なお、価格は2026年3月時点のAmazon実売価格です。Amazon以外のショップでは価格が異なる場合があります。
ALPINE BIG X 11 PF11NX2S-FR-GT-NR(フリード専用11インチ)
フリード(GT系)専用設計の11型大画面ナビです。パネル・ステー・配線ハーネスが車両に完全適合しています。追加加工なしでボルトオン装着できます。この取付性の高さが、他の社外ナビにはない決定的な優位点です。
11型WXGA液晶は視認性が高く、ナビ画面とオーディオ情報を同時表示できます。6軸ジャイロセンサーによる自車位置測位の精度も安定しています。Amazon Alexaを搭載し、音声でのナビ操作にも対応します。
ゼンリン地図は3年間に1回の無料更新が付属しています。OTA(通信経由)での地図更新にも対応しています。ハイレゾ音源の再生に対応しているため、オーディオ品質を求めるオーナーにも向いています。
228,164円という価格は5製品中もっとも高額です。しかし取付キットや工賃が別途かからない点を考慮すると、総コストの差は縮まります。ナビ装着用スペシャルパッケージ装着車が前提条件です。未装着車では取付ができないため、注文時に確認が必要です。純正ナビとは異なりHonda CONNECTには非対応ですが、Apple CarPlay経由でスマホアプリの連携は問題なく使えます。
カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RF722-DC(9インチ・通信対応)
カロッツェリアの9インチフローティングナビです。ネットワークスティック(DCモデル)が付属します。車内がWi-Fiスポットになり、365日通信費無料で使えます。後席のタブレットでYouTubeを視聴するといった使い方が広がります。
9型HD IPS液晶は視野角が広く、助手席からも見やすい仕様です。地図は3年間無料で自動更新されます。手動でのSDカード差し替えが不要です。フルセグ・HDMI入力・Bluetooth・フリック操作にも対応しています。
フリード(GT系)への取付にはJusby製1DIN取付キット(B0F62D719S、25,900円)が別途必要です。取付キット込みでも約15万円に収まります。コスパの観点ではこの価格帯で頭一つ抜けた存在です。
信号機カウントダウン案内やリアルタイム渋滞情報にも対応しています。通信ナビとしての実用性が高く、長距離ドライブが多いオーナーに向いています。ネットワークスティック付属のDCモデルと非付属のRF722(108,800円)の2種類があります。車内Wi-Fiが不要ならRF722を選ぶと約16,000円の節約になります。フリードは家族利用が多い車種のため、後席の子ども向けにWi-Fi環境を整えたいならDCモデルが合理的な選択です。
ケンウッド 彩速ナビ MDV-M911HDF(9インチHD・フローティング)
ケンウッドの彩速ナビシリーズで、9インチHDフローティングモデルです。起動速度の速さと日本製の品質が特徴です。Apple CarPlay・Android Autoに対応しています。
ワイヤレスミラーリング機能を搭載しています。スマホ画面をナビに無線で表示できます。地図更新は1年間無料です。フルセグ対応・Bluetooth接続・ステアリングリモコン対応と基本性能は網羅しています。
HDMI入力は非搭載です。外部映像機器を接続したいオーナーは楽ナビのほうが適しています。118,602円という価格は楽ナビとほぼ同等です。地図更新の無料期間(1年 vs 3年)とHDMI対応が分かれ目になります。
起動速度を重視するなら彩速ナビが有力です。電源ONからナビ画面が表示されるまでの速さは、日常的な使い勝手に直結します。通勤や買い物など短距離移動が多いオーナーにとって、すぐにナビが使える利点は大きいです。なお、上位モデルのMDV-M912F(138,116円)はHD解像度がさらに高精細ですが、価格差約2万円に見合うかどうかは用途次第です。
カロッツェリア DMH-SF600(9インチDA・コスパ型)
カロッツェリアのディスプレイオーディオで、9インチフローティングタイプです。ナビ機能は非搭載です。ワイヤレスCarPlay/Android Autoに対応しており、スマホのナビアプリを大画面で操作できます。
61,980円という価格はナビ内蔵モデルの約半額です。スマホナビの地図は常に最新版が使えます。更新費用もかかりません。普段からGoogleマップやYahoo!カーナビを使っているオーナーにとって、地図データ内蔵ナビは不要という判断は合理的です。
Bluetooth通話にも対応しており、ハンズフリー環境を構築できます。ただしフルセグTV・DVD再生は非対応です。長距離ドライブで後席にTV映像を流したい場合は、ナビ内蔵モデルを検討してください。
1DINサイズのため、Jusby製取付キットを使えばフリード(GT系)に装着できます。取付キット込みでも約9万円に収まります。ナビ内蔵モデルとの価格差は5〜16万円です。浮いた予算をドラレコやスピーカー交換に回すという選択肢もあります。なお、上位モデルのDMH-SF900(93,680円)は10.1インチ画面を搭載しています。画面サイズを重視するならSF900も検討する価値があります。
ケンウッド DMX7509XS(9インチDA・3D角度調整)
ケンウッドの9インチフローティングDAです。3D角度調整機構を搭載しています。画面の上下・左右・奥行きを微調整できます。フリードのダッシュボード形状に合わせて最適な視認角度を実現できます。
63,128円と、DMH-SF600とほぼ同価格帯です。ワイヤレスCarPlay/Android Auto・ステアリングリモコン対応・静電タッチパネルと、DAとしての基本性能は十分です。
DMH-SF600との違いは3D角度調整の有無です。フリードはダッシュボードが比較的フラットなため、角度調整が活きます。取付後の画面の見え方にこだわるなら検討する価値があります。夕方の西日が差し込む時間帯でも、角度を変えれば反射を抑えられます。ステアリングリモコン対応も標準装備で、ハンドルから手を離さずに音量調整や曲送りが行えます。
フリードの車内快適性を総合的に高めるなら、フロアマットも同時に検討してみてください。ナビ取付のタイミングで内装をまとめて整えるオーナーは少なくありません。
取付キットと取付費用の詳細
社外ナビ・DAをフリード(GT系)に取り付ける際には、取付キットの選定が見落とせないポイントです。ここでは費用内訳を詳しく整理します。
取付キットの選び方
GT系フリード用の社外ナビ取付キットは、2026年3月時点でJusby製が主流です。以下の2種類が販売されています。
- Jusby 1DIN社外ナビ/DA用 取付キットVer2(B0F62D719S、25,900円): カロッツェリア・ケンウッドの1DINフローティングナビ・DAに対応
- Jusby ATOTO用 Androidナビ取付キットVer2(B0F621ZKWY、23,460円): ATOTO製9/10.1インチAndroidナビに対応
どちらもフルハーネスセットで、車両側コネクターから社外ナビまでの配線が一式含まれています。先代GB5/GB6系用の取付キット(カナック KLS-H807D等)はGT系には適合しません。購入前に対応車種と年式を確認してください。Jusby製キットはAmazonで購入でき、レビュー件数も増えてきています。取付方法の解説動画を公開しているショップもあるため、作業イメージを事前に把握しやすくなっています。
取付に必要な追加パーツ
- バックカメラ変換ハーネス: 純正バックカメラを社外ナビで使う場合に必要です。3,000〜5,000円程度です。
- ステアリングリモコン変換アダプター: 純正ステリモを社外ナビで動作させるパーツです。カロッツェリア楽ナビならKK-H301STII(5,000〜8,000円程度)で対応できます。
- GPS/地デジアンテナ: 取付キットに含まれない場合があります。ナビ側の付属品を確認してください。
取付工賃の目安
- カー用品店(オートバックス・イエローハットなど): 15,000〜30,000円
- ディーラー: 20,000〜40,000円
- 専門ショップ: 20,000〜50,000円(仕上がりの品質が高い傾向)
ALPINE BIG X 11はフリード専用設計のため、取付キットは不要です。工賃のみで装着できます。なお、取付を依頼する前に、購入するナビの型番を伝えて対応可否を確認してください。一部のカー用品店では持ち込み品の取付を受け付けていないケースがあります。Amazonで購入して店舗に持ち込む場合は、事前予約が確実です。
総コスト比較(ナビ本体+取付キット+工賃)
| パターン | ナビ本体 | 取付キット | 工賃目安 | 総額目安 |
|---|---|---|---|---|
| ALPINE BIG X 11 | 228,164円 | 0円 | 20,000円 | 約25万円 |
| 楽ナビ AVIC-RF722-DC | 125,257円 | 25,900円 | 20,000円 | 約17万円 |
| 彩速 MDV-M911HDF | 118,602円 | 25,900円 | 20,000円 | 約16万円 |
| DMH-SF600 | 61,980円 | 25,900円 | 15,000円 | 約10万円 |
| DMX7509XS | 63,128円 | 25,900円 | 15,000円 | 約10万円 |
フリードのナビ選び方ガイド
画面サイズで選ぶ(8/9/11インチの違い)
フリード(GT系)で選べる画面サイズは、純正が8・9・11.4インチ、社外品が9・11インチです。
8インチは純正ギャザズのエントリーモデル(LXM-245ZFEi)のみです。予算を抑えたい場合に選択肢に入ります。9インチはフローティングタイプの主力サイズです。社外ナビ・DA ともに選択肢が豊富です。11インチはALPINE BIG X 11がフリード専用の唯一の選択肢です。
家族でフリードを共有する場合、9インチ以上であれば助手席や後席からも画面が視認しやすくなります。フリードは2列目・3列目シートに子どもを乗せるケースが多い車種です。リアモニターを追加する場合はHDMI出力対応のナビが前提になります。ALPINE BIG X 11と楽ナビはHDMI対応です。
Honda CONNECT対応の判断基準
Honda CONNECTは、ナビ経由で車両情報の確認・リモート操作・緊急通報が使える純正サービスです。このサービスが使えるのは純正ギャザズナビのみです。社外ナビやDAでは利用できません。
Honda SENSINGの連携表示やリモートエンジンスターター機能を使いたいなら純正ナビ一択です。ナビの地図精度・画面品質・オーディオ性能を優先するなら、社外ナビを選んでHonda CONNECTは割り切る判断になります。
フリードの快適装備を検討中なら、シートカバーも合わせて確認してみてください。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- フリード(GT系・2024年6月〜)への取付実績あり(メーカー適合表または取付報告で確認済み)
- 9インチ以上の大画面モデル(フリードのダッシュボードサイズに対して視認性を確保)
- Apple CarPlay / Android Auto 対応(スマホ連携が標準的なニーズ)
- 税込60,000〜230,000円の価格帯(取付キット別途)
- Amazon で入手できる製品(在庫確認済み・価格比較が容易)
ナビ選びで迷ったときの判断フロー
どのナビを選ぶか迷ったら、以下のフローで絞り込めます。
ステップ1: Honda CONNECTが必要か?
- 必要 → 純正ギャザズナビ(11.4 / 9 / 8インチ)
- 不要 → ステップ2へ
ステップ2: 地図データ内蔵が必要か?
- 必要(フルセグTV・DVD再生も使いたい) → 社外ナビ(ALPINE / 楽ナビ / 彩速ナビ)
- 不要(スマホナビで十分) → DA(DMH-SF600 / DMX7509XS)
ステップ3: 予算は?
- 25万円以上 → ALPINE BIG X 11(専用設計・取付キット不要)
- 15〜17万円 → 楽ナビ AVIC-RF722-DC(Wi-Fi・HDMI)または彩速 MDV-M911HDF(高速起動)
- 10万円以下 → DMH-SF600(コスパ型)またはDMX7509XS(3D角度調整)
この3ステップで、5製品のうちどれが自分の用途に合っているか判断できます。迷ったら「普段どの地図アプリを使っているか」を考えてみてください。Googleマップやスマホナビで不便を感じていないなら、DAで十分です。専用の地図データや高精度な自車位置測位を求めるなら、ナビ内蔵モデルの方が満足度は高くなります。
失敗しやすいポイント
GT系特有の取付制約に注意
2024年6月発売のフリード(GT系)は、先代(GB5/GB6系)とオーディオスペースの形状が異なります。先代用の取付キット(KLS-H807D等)はGT系には適合しません。GT系専用の取付キットを確認してから購入してください。
GT系はオーディオレス仕様が存在するものの、純正ナビ装着を前提とした配線設計です。社外ナビを取り付ける場合、車両側ハーネスと社外ナビ側の変換アダプターが必要になります。ネット上ではGB5/GB6系の情報が混在しているため、購入前に「GT系」「2024年〜」の記載があるか確認してください。
Honda SENSINGとの関係
フリード(GT系)はHonda SENSINGが全グレード標準装備です。社外ナビに交換しても、Honda SENSINGの基本機能(衝突軽減ブレーキ・ACC・車線維持など)は独立して動作します。ただし、ナビ画面への連携表示(後方車両警告の画面表示など)は使えなくなります。安全機能そのものが無効になるわけではないため、過度に心配する必要はありません。
純正バックカメラ・ステアリングリモコンの流用
純正バックカメラを社外ナビで使うには、RCA変換ハーネスが必要です。メーカーによって変換ハーネスの型番が異なります。ナビと同時に購入しておくと取付時に困りません。
ステアリングリモコンも同様です。社外ナビ側の対応可否を事前に確認してください。カロッツェリア楽ナビはKK-H301STII(ステアリングリモコンアダプター)で対応できます。ケンウッド彩速ナビはKNA-300EX等が対応品です。変換アダプターを使わない場合、ステアリングリモコンのボタンを押しても反応しません。ナビ本体のタッチパネルのみで操作する形になります。運転中のタッチ操作は危険なため、アダプターの導入を強く推奨します。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介している製品が最適ではない場合があります。
- Honda CONNECTの全機能を使いたい方 — 社外ナビ・DAではHonda CONNECTは利用できません。Honda SENSINGの連携表示やリモート操作が必要なら純正ギャザズナビを選んでください。
- DIY経験がまったくない方 — 社外ナビの取付は中級以上の難易度です。取付キットの組み合わせや配線接続に不安がある場合は、カー用品店への取付依頼(工賃15,000〜30,000円程度)を検討してください。
- フリード先代(GB5/GB6系)のオーナー — 本記事はGT系(2024年6月〜)の情報です。先代モデルでは取付キットや適合情報が異なります。購入前に型式を確認してください。
よくある質問
Q1. フリード(GT系)に社外ナビは取り付けられる?
取り付けできます。Jusby製の1DIN取付キット(Ver2)が2024年以降に発売されました。カロッツェリアやケンウッドのフローティングナビ・DAが装着可能です。ALPINE BIG X 11はフリード専用設計のため取付キット不要です。
Q2. 純正9インチナビと社外9インチナビはどちらが得?
コスパの観点では社外ナビが有利です。純正ギャザズ9インチ(LXM-242ZFNi)はディーラー価格で15万円前後です。楽ナビ AVIC-RF722-DCは125,257円で地図3年無料更新・Wi-Fi・HDMI入力を備えています。Honda CONNECTの連携機能を使いたい場合は純正一択です。
Q3. ディスプレイオーディオとカーナビの違いは?
カーナビは本体に地図データを内蔵しており、スマホなしで単独動作します。ディスプレイオーディオ(DA)は地図データを持ちません。Apple CarPlayやAndroid Auto経由でスマホのナビアプリを大画面に表示します。DAは本体価格が安い反面、スマホと通信環境が必須です。
Q4. Honda CONNECTは社外ナビでも使える?
使えません。Honda CONNECTは純正ギャザズナビ専用のサービスです。社外ナビやDAに交換すると、Honda CONNECTの機能(車両情報表示・リモート操作・緊急通報など)は利用できなくなります。
Q5. 社外ナビの取付工賃の相場は?
カー用品店(オートバックス・イエローハットなど)で15,000〜30,000円程度が目安です。ディーラーでは20,000〜40,000円程度です。取付キット代(23,000〜26,000円)は別途必要です。ALPINE BIG X 11は専用設計のため取付キット代が不要で、工賃のみで済みます。
Q6. フリード先代(GB5/GB6)のナビは新型GT系に流用できる?
流用はできません。GT系とGB5/GB6系ではオーディオスペースの形状・コネクター規格が異なります。先代のナビを新型に移植するには大幅な加工が必要です。費用対効果を考えると新規購入のほうが合理的です。
Q7. ナビ保護フィルムは貼ったほうがよい?
貼ることを推奨します。特に9インチ以上の大画面ナビは指紋や小傷が目立ちやすいです。フリード GT系向けの専用サイズ保護フィルム(9H強化ガラスタイプ)が2,000円前後で販売されています。ナビ取付と同時に貼ると気泡が入りにくく仕上がりが綺麗です。
Q8. ディスプレイオーディオにリアモニターは接続できる?
DAはHDMI出力を持たないモデルが多いため、リアモニターへの映像出力ができない場合があります。後席でも映像を楽しみたいなら、HDMI出力対応のナビ内蔵モデル(楽ナビやALPINE BIG X 11など)を検討してください。DAでリアモニターを使う場合は、HDMI分配器などの追加機器が必要です。
まとめ:フリードのナビは3パターンから選べば失敗しない
フリード(GT系)のナビ選びは、以下の3パターンで整理できます。
- フリード専用の一体感を求める → ALPINE BIG X 11 PF11NX2S-FR-GT-NR(228,164円)
- 機能と価格のバランスを重視する → カロッツェリア 楽ナビ AVIC-RF722-DC(125,257円)
- スマホナビで十分、コストを抑えたい → カロッツェリア DMH-SF600(61,980円)
取付キット代・工賃を含めた総額で比較すると、ALPINE BIG X 11は約25万円、楽ナビ+取付キットは約17万円、DMH-SF600+取付キットは約10万円です。用途と予算が決まれば、選ぶべき製品は自然に絞り込めます。
なお、Honda CONNECTの連携機能を使いたい場合は純正ギャザズナビが唯一の選択肢です。純正を選ぶか社外を選ぶかは、Honda CONNECTの必要性で決まります。社外ナビを選ぶ場合は、取付キット(Jusby製)と変換ハーネスの手配を忘れずに行ってください。各製品のAmazonリンクから最新の価格と在庫状況を確認できます。
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