更新日:2026年3月
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結論:ヴェゼルのPCDは全グレード5H-114.3mm共通
型式・グレードの確認方法: ヴェゼルは現行型(RV3〜RV6)と旧型(RU3/RU4)で型式が異なり、グレードによっても純正ホイールサイズが変わります。車検証の「型式」欄でご確認ください。スペック選定前に型式を把握しておくことで、ホイール選びの失敗を防げます。
ヴェゼルは現行型(RV3/RV4/RV5/RV6)・旧型(RU3/RU4)を通じてPCDが5H-114.3mmで固定されています。世代をまたいでもボルトパターンが変わらないため、ホイールの流用や選定がしやすい点が特徴です。一方でオフセット値はグレードと搭載インチによって異なり、社外ホイールを選ぶ際にはオフセット・リム幅・ハブ径の3点を比較した結果で判断する必要があります。
ヴェゼル グレード別ホイールスペック一覧
グレードによってホイールサイズとオフセットが異なります。購入したホイールが干渉しないか確認する際は、自車のグレードを起点にして適合範囲を導くのが論理的な手順です。
現行型(RV3/RV4/RV5/RV6・2021年〜)
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | オフセット | PCD | ハブ径 |
|---|---|---|---|---|---|
| G(RV3/RV4) | 215/60R16 | 16×7.0J | +50 | 5H-114.3 | 64mm |
| e:HEV X(RV5/RV6) | 215/60R16 | 16×7.0J | +50 | 5H-114.3 | 64mm |
| e:HEV Z(RV5/RV6) | 225/50R18 | 18×7.5J | +55 | 5H-114.3 | 64mm |
| e:HEV PLaY(RV5) | 225/50R18 | 18×7.5J | +55 | 5H-114.3 | 64mm |
旧型(RU3/RU4・2013〜2021年)
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | オフセット | PCD | ハブ径 |
|---|---|---|---|---|---|
| 標準 | 215/60R16 | 16×7.0J | +55 | 5H-114.3 | 64mm |
| ハイブリッド | 215/55R17 | 17×7.0J | +55 | 5H-114.3 | 64mm |
| RS | 225/50R18 | 18×7.5J | +55 | 5H-114.3 | 64mm |
現行型の16インチグレードは旧型より5mm外側に出る(+55→+50)設計に変更されています。そのため旧型の16インチホイールを現行型に流用すると、タイヤが5mm内側に引っ込む計算になります。
同じPCD5H-114.3mmを使う他車種との互換性については、ヤリスクロスのホイールPCDとオフセットも参考になります。トヨタ車との比較でオフセット差を把握できます。
オフセット(インセット)の見方と意味
オフセットとは、ホイールの取り付け面(ハブ面)とリム幅の中心線の距離を指します。プラスの値が大きいほどタイヤが内側に入り、マイナス方向に変えるほどタイヤが外側に出る関係です。
旧型+55 vs 現行型+50の違いが生む影響
旧型と現行型の16インチグレードを比較した結果、オフセット差は5mmです。これはタイヤの接地面位置が純正比で5mm外側にずれることを意味します。車幅方向への影響は片側5mmですが、フェンダーとのクリアランスが狭い車種では無視できない差です。
社外ホイール選定時に「純正と比べてどれだけ外側/内側にずれるか」を把握するには、以下の計算で確認できます。
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タイヤの出具合の変化 = 純正オフセット – 社外ホイールオフセット
(プラスの結果 → タイヤが外側に出る)
(マイナスの結果 → タイヤが内側に引っ込む)
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例:現行型e:HEV X(純正+50)に+45のホイールを装着する場合、タイヤが片側5mm外側に出る計算になります。
同じPCD114.3を持つホンダ車との比較では、N-BOX JF5のホイールPCDとオフセットが参考になります。軽自動車との比較を知りたい場合は、ハスラーのホイールPCDとオフセットも確認できます。
インチアップ対応サイズと適合範囲
インチアップの判断は「外径をなるべく純正に近づける」という比較軸が基本です。タイヤ外径が大きく変わるとスピードメーター誤差が生じ、車検基準を外れる場合があります。
インチ別の推奨組み合わせ
| インチ | 推奨タイヤ | 推奨リム幅 | 推奨オフセット | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 16インチ | 215/60R16 | 6.5〜7.0J | +45〜+53 | 標準グレード純正サイズ |
| 18インチ | 225/50R18 | 7.0〜7.5J | +48〜+55 | Z/PLaY純正と同等 |
| 19インチ | 225/40R19 | 7.5J | +50〜+55 | 8.0J+48はNG |
| 20インチ | 225/35R20 | 8.0J | +53以上 | フェンダーはみ出し注意 |
19×8.0 +48がNGな理由
デメリットとして、19×8.0 +48はヴェゼルに対して非推奨です。純正18インチ(7.5J +55)と比較するとリム幅が0.5J広がります。さらにオフセットが7mm外側方向に変化するため、タイヤがフェンダーから外にはみ出す可能性があります。19インチを選ぶ場合は7.5J +50〜+55の範囲が論理的に安全な選択です。
社外ホイール装着時のFAQ
Q1. ヴェゼルのPCDは何ですか?
ヴェゼルのPCDは5H-114.3mmです。これは現行型(RV3/RV4/RV5/RV6)・旧型(RU3/RU4)を含む全世代・全グレードで共通の値です。ホンダの中型・上位クラス車種に広く採用されているPCDで、汎用性が高く社外ホイールの選択肢が豊富です。
Q2. 旧型ヴェゼル(RU3/RU4)のホイールは新型(RV5)に使えますか?
PCDとハブ径は同じ(5H-114.3mm、64mm)のため、ボルト穴の適合という観点では装着できます。ただし旧型16インチのオフセットは+55、現行型の純正は+50です。旧型ホイールを装着するとタイヤが純正比で5mm内側に引っ込みます。機能上の問題は少ないですが、ハンドリング特性に影響する場合があります。オフセット差を踏まえた上で判断してください。
Q3. 社外ホイールに交換する際のナット(ボルト)は何を使えばよいですか?
純正ナットは球面座(M12×1.5・19HEX)です。多くの社外ホイールはテーパーシート座(60度)を採用しているため、社外ホイール装着時には純正ナットをテーパーシート座のナットに交換する必要があります。純正ナットをそのまま使うと適切に締結されず、走行中にホイールが脱落する危険があります。交換ナットはホイールメーカーの指定品または汎用の60度テーパー座ナットを使用してください。
Q4. 18インチから19インチにインチアップしても車検に通りますか?
タイヤの外径が純正から大きく変わらない範囲であれば、車検に適合します。19インチ化では225/40R19を選ぶと外径が純正18インチの225/50R18とほぼ同等に保てます。ただしタイヤのはみ出しや車高変化(ローダウン時)によりフェンダーとの干渉が発生する場合は車検非適合になります。購入前にタイヤ外径計算ツールで確認する手順を踏むことを強くお伝えします。
Q5. オフセット+48のホイールはヴェゼルに装着できますか?
18インチであればリム幅7.0〜7.5Jの条件下で+48は適合範囲内です。現行型e:HEV Z/PLaY(純正+55)と比較するとタイヤが7mm外側に出る計算になりますが、フェンダーとのクリアランスが確保できれば問題なく装着できます。16インチグレード(純正+50)の場合は+45〜+53が推奨範囲で、+48は適合範囲に入ります。19インチ以上で8.0Jリムに+48を組み合わせた場合はフェンダーはみ出しのリスクが高まるため注意が必要です。
ホイール交換の注意点と見落としがちなポイント
ハブ径64mmとハブリングの必要性
ヴェゼルのハブ径は64mmです。社外ホイールのセンターボア(ホイール中央の穴)径が64mmより大きい場合、ハブリングを装着してセンター出しをする必要があります。ハブリングなしで走行するとホイールの振れやブレが発生し、ハンドリングに悪影響を与えます。
購入するホイールのセンターボア径を事前に確認し、64mmより大きい場合は内径64mm・外径がホイールのセンターボア径に合うハブリングを用意してください。
ナット形状の変更(球面座→テーパーシート座)
「Q3」でも触れましたが、ナット形状の変更はホイール交換で最も見落とされやすいポイントです。純正の球面座ナットを社外ホイールに流用すると、ナットの座面がホイールに正しく接触しません。結果として規定トルクで締め付けても緩みやすい状態になります。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合、標準的なホイール選定方法が適さない可能性があります。
- 4WD(AWD)モデルのオーナー(RV4/RV6) — フロントとリアのサスペンション構造が2WDとは異なります。スペックシートの適合確認に加えて、4WD対応の製品を選ぶか専門店で確認してください。
- 車高調・ダウンサスを装着している方 — 車高変化により純正状態で適合するオフセット範囲外のホイールが干渉する場合があります。実車でのクリアランス確認が必要です。
- スタッドレスタイヤ用ホイールを別途購入する方 — スタッドレス用は純正と同等サイズを選ぶのが基本です。タイヤ外径を変えずに安全性を保てます。インチダウン(18インチ車→16インチ)もコスト面で有効な選択肢です。

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