更新日:2026年3月
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結論:レヴォーグの車中泊レイアウトは3つの手順で決まる
レヴォーグはステーションワゴンとしての走行性能に注目が集まりがちだが、荷室をフラット化すれば車中泊にも対応できる。ただし「とりあえず後席を倒して寝る」だけでは段差や傾斜で翌朝の腰痛につながる。この記事では、レヴォーグで快適に車中泊をするためのレイアウト手順を3ステップで整理し、マットやサンシェードの選び方も比較基準を明示して解説する。
レヴォーグの荷室スペックと車中泊適性
VN5型(2代目・2020年〜)の荷室寸法
VN5型の荷室は最大幅1,602mm、高さ771mm、奥行き1,070mm(5名乗車時)のスペックを持つ。リヤシートを倒すと奥行きは約1,800mmまで拡大する。前席シートを最前方にスライドさせれば大人1人が十分に脚を伸ばせる長さが確保できる。
ワンタッチフォールディング機能によりボタン操作だけでリヤシートが倒れるため、設営作業の手間が少ない。カーゴフロア下には69Lの大型サブトランクがあり、車中泊時の荷物退避先として活用できる。
VM型(初代・2014〜2020年)との違い
VM型はホイールハウス間の有効幅が約1,000mmで、フラット時の奥行きは約1,700mmとなる。VN5型と比較するとフラット化時の段差がやや大きく、段差解消マットの重要度が上がる。
比較した結果、VN5型のほうが荷室幅で約600mm、奥行きで約100mm広い。VM型オーナーは段差解消の工夫に注力する必要がある。
フォレスター・アウトバックとの比較
車中泊の快適度で見ると、フォレスターやアウトバックのほうが室内高で有利となる。レヴォーグはワゴンボディのため天井が低く、座った姿勢での作業には制約がある。一方で、レヴォーグは高速巡航性能やハンドリングの面で長距離移動時の疲労が少ないという利点がある。コスパの観点では「走りも楽しみたいが車中泊もしたい」という用途にレヴォーグが適合する。
フロアマットの品質は車中泊の快適さにも直結する。レヴォーグ用のフロアマットについてはレヴォーグ フロアマット おすすめで詳しく比較している。
フルフラット化の手順(3ステップ)
ステップ1:荷物をサブトランク(69L)に退避
車中泊レイアウトを組む前に、荷室の荷物をサブトランクに移動する。VN5型のサブトランクは69Lの容量があり、着替えや食料品などの小物類は十分に収まる。大きな荷物は前席の足元やダッシュボード上に退避させる。
ステップ2:リヤシートのワンタッチフォールド
VN5型はラゲッジ側のレバーでリヤシートが前方に倒れる仕組みになっている。左右独立の6:4分割で、片側だけ倒して荷物スペースを残すレイアウトも組める。VM型はシート肩口のレバーで操作する。倒した後、シートバックとラゲッジフロアの間に残る段差が車中泊の快適度を左右するポイントとなる。
ステップ3:段差解消マットの敷設
フラット化後に残る段差は、専用マットで解消する。マットの選択肢は大きく3パターンに分かれる。
| 比較項目 | 車種専用マット | 汎用エアマット | ウレタンマット |
|---|---|---|---|
| 段差解消精度 | 高い(形状フィット) | 中程度(厚みで吸収) | 低い(平面のみ) |
| 価格帯 | 4,000〜11,000円 | 3,000〜8,000円 | 2,000〜5,000円 |
| 収納性 | 折りたたみ式で大きめ | 空気を抜けばコンパクト | かさばる |
| 設営時間 | 約3分 | 約5〜10分(膨張待ち) | 約1分 |
比較した結果、段差解消を最優先するなら車種専用マットが合理的な選択となる。収納性を重視する場合は汎用エアマットが候補に入る。
車中泊レイアウト3パターンの比較
パターンA:1人用フルフラットレイアウト
前席を最前方にスライドさせ、リヤシートを全て倒すことで奥行き最大約1,800mm(VN5型)の就寝スペースを確保する。荷物はサブトランクと前席足元に集約する。身長175cm程度まで余裕を持って寝られるレイアウトで、マット全面敷きが可能となる。
パターンB:2人用レイアウト
VN5型の荷室幅1,602mmを活用し、大人2人が横並びで就寝するレイアウト。シングルマットレスを1枚敷いても横幅に余裕がある。2人用の場合はマットの厚みを8cm以上にすると寝返り時の干渉が減る。枕の配置はリヤゲート側が定番だが、荷物量に応じて前席側に頭を向けるパターンもある。
レヴォーグのシートカバーは汚れ防止にも役立つ。車中泊で使う場合の選び方はレヴォーグ シートカバー おすすめで解説している。
パターンC:荷物スペース確保型レイアウト
6:4分割の片側のみフォールドし、もう片側をシートのまま残すレイアウト。長距離旅行で着替えや調理道具を大量に積む場合に採用する。就寝スペースは1人分に限られるが、荷物の出し入れが容易になるメリットがある。デメリットとして、寝返りの幅が制限される点は把握しておく必要がある。
快適性を左右するグッズの選び方
マット:段差解消が最優先課題
車中泊用マットを選ぶ基準は3つある。段差解消精度、収納サイズ、価格のバランスで決定する。
レヴォーグ専用設計のマットは荷室形状にフィットするため段差解消精度が高い。Field Strike製やくるマット(趣味職人)が代表的な選択肢で、PUレザー素材の防水仕様が多い。汎用エアマットは収納性に優れるが、荷室の形状に合わないすき間が残る場合がある。
コスパの観点では、Amazon上の車種専用マットが4,000〜8,000円帯に集中している。厚さ5cm以上のモデルを選べば段差を実用的なレベルまで解消できる。
サンシェード:遮光率と断熱性の比較基準
車中泊でサンシェードが必要な理由は3つある。プライバシー確保、遮光による睡眠の質向上、断熱による車内温度の安定化だ。
レヴォーグ用サンシェードの選択肢を整理すると、趣味職人のプライバシーサンシェード(VN5フルセット32,400円(税込))が遮光率・フィット感ともに高水準となっている。予算を抑えたい場合はシームレスライト(10,300円(税込))がリア用の選択肢として候補に入る。VM型にはLoveyes製(9,250円(税込))などの選択肢がある。
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その他の便利グッズ
車中泊の快適度を上げるグッズとして、LEDランタン(USB充電式が便利)、ポータブル電源(スマホ充電・扇風機用)、網戸型ウインドウネット(換気用)がある。これらは車種専用ではなく汎用品で対応できるため、レヴォーグ固有の制約は少ない。
よくある失敗と対処法
段差を放置して腰痛になるパターン
「マットなしでもフラットだから大丈夫」と判断して翌朝に後悔するケースが多い。リヤシートとラゲッジフロアの間には1〜3cm程度の段差が残るため、就寝時間が6時間を超える場合は段差解消マットの使用を推奨する。
換気不足で結露が発生するパターン
冬場に全窓を閉め切ると、呼気の水分で窓ガラスが結露する。対処法としては、窓を5mm程度開けて換気経路を確保するか、除湿シートをダッシュボード上に設置する方法がある。サンシェードの断熱性能が高いほど結露の発生は抑えられる傾向がある。
荷物の配置ミスで寝返りが打てないパターン
就寝スペースの横に荷物を置きすぎると寝返りで体がぶつかる。前席足元とサブトランクを荷物退避先として最大限活用し、就寝エリアにはマットと寝具だけを残すレイアウトが快適性の分かれ目になる。
Q1. レヴォーグで身長180cmでも車中泊できる?
VN5型はフラット時の奥行きが約1,800mmのため、身長180cm前後であればギリギリ対応できる。前席を最前方にスライドさせることが条件となる。VM型は奥行き約1,700mmのため、斜めに体を置くか、脚を曲げる必要が出てくる。
Q2. VN5型とVM型、車中泊に向いているのはどちら?
VN5型のほうが荷室幅・奥行きともに広く、段差も少ない。ワンタッチフォールディング機能も設営の手間を減らす点で優位となる。比較した結果、車中泊を重視するならVN5型が有利という結論になる。
Q3. レヴォーグで2人車中泊は現実的?
VN5型の荷室幅1,602mmであれば大人2人が横並びで寝られる。ただし寝返りの自由度を確保するには厚さ8cm以上のマットが必要となる。荷物の配置を工夫し、前席足元やサブトランクを活用すれば2人でも現実的なレイアウトが組める。
まとめ:レヴォーグ車中泊レイアウトの最適解
レヴォーグの車中泊レイアウトを組むうえでのポイントは3つに集約される。
- フルフラット化の手順を守る:荷物退避→シートフォールド→マット敷設の順序で段差を解消する
- 型式に合ったマットを選ぶ:VN5型とVM型で荷室寸法が異なるため、専用設計品が合理的
- サンシェードで遮光・断熱を確保する:プライバシーと睡眠の質に直結するグッズとして優先度が高い

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