更新日:2026年3月
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結論:ユーティリティナットを起点に荷室を組み立てる
フリードに荷物を積んでいると、気づけば後部座席に放置、気づけば荷崩れ、気づけば「どこに入れたっけ?」という状態になりがちです。
荷室左右の壁面にある「ユーティリティナット」を使えば、フック・棚・テーブルを後付けでき、荷室の使い勝手は見違えるほど変わります。純正ボードとの組み合わせで、日常使いからキャンプまで対応できる収納スペースが完成します。
この記事では、工具なしでできる基本ステップから、DIY本格カスタムまで順を追って解説します。
フリードの荷室スペックを押さえる
収納アイデアを試す前に、どのくらいのスペースがあるかを把握しておくと作業がスムーズです。
3列シート車(AIR 6人乗り)の荷室寸法
3列目シートを格納した状態での数値です。
| 計測箇所 | 寸法 |
|---|---|
| 開口部高さ | 1,110mm |
| 開口部地上高 | 480mm |
| 開口部最大幅 | 1,080mm |
| ラゲッジスペース高さ | 1,255mm |
地上高480mmは腰の位置より低く、重い荷物を積む際には前傾姿勢が必要になります。
新型クロスター(5人乗り)の荷室寸法
2024年6月発売の新型フリード(FC1)クロスターは、3列シート車と比べて荷室が大幅に広くなっています。
| 計測箇所 | 寸法 |
|---|---|
| 開口部高さ | 1,260mm |
| 開口部地上高 | 335mm |
| 開口部最大幅 | 1,080mm |
| ラゲッジスペース高さ | 1,355mm |
装着してみると分かるのが、地上高335mmという低さです。3列シート車より145mm低く、キャンプギアのような重い荷物を積む動作がかなり楽になります。先代と比べると荷室幅が160mm広がり、3列目シートの格納位置も90mm低くなりました。
旧型フリード+(GB5/6)との荷室の違い
フリード+は3列目シートを持たない2列専用モデルで、荷室の奥行きが格段に長いのが特徴です。GB5/6ベースのフリード+は荷室長が約1,700mm超で、フルフラット展開時のフラット度が高く、車中泊向けに選ぶユーザーが多いモデルでした。
まず知っておきたい「ユーティリティナット」の使い方
フリードの荷室左右の壁面には、「ユーティリティナット」と呼ばれるM6ネジ穴が各10ヶ所あります。左右合計で20ヶ所です。最大荷重は1個あたり3kgで、専用フックや市販のM6ボルト対応パーツをネジ込んで固定します。
オーナーの声では、「純正でこれだけの下準備がされているのに知らなかった」という感想が多く見られます。購入後しばらくフラット荷室のまま使い続けた方が、ナットの存在を知ってから「荷室の使い方が変わった」と話すケースが目立ちます。
取り付けの際に注意したいのは、荷重の分散です。重いものを1ヶ所のナットに集中させると、3kgの上限に近づきやすくなります。フックを複数に分散させることで、長期間安心して使えます。
新型クロスターにはユーティリティナットに加え、「ユーティリティーサイドパネル」(マグネット対応ステンレス有孔ボード)が標準装備されています。合計荷重10kgまで対応しており、スーパーやホームセンターで購入できるペグボード用品がそのまま使えます。
荷室収納アイデア【基本編】3ステップで整理する
ステップ1:純正ユーティリティボードで荷室を上下に分ける
純正の「荷室用ユーティリティーボード」は耐荷重200kgで、床面から375mmの高さに設置できる仕切りボードです。リバーシブルになっており、片面は濡れたものを乗せられるワイパブル仕様です。
体感として、「上段に軽いバッグ・下段にキャンプコンテナ」という分け方が定番になっています。荷物の重さが自然と下に集まるため、カーブや急ブレーキでの荷崩れが減ります。
モデルによって標準装備かオプションかが異なるため、購入時に確認しておくと安心です。
ステップ2:フックで壁面収納を追加する
ユーティリティナットにS字フックや専用フックをネジ込むと、荷室の壁面が収納エリアになります。エコバッグ、折り畳み傘、帽子、手袋など「後部座席に放置しがちな小物」を吊るすのに向いています。
100均のS字フックでもM6に対応したものがあります。しっかり固定したい場合は、M6対応の専用フックを選ぶと安心です。作業時間は約5分で、ドライバーも不要です。
ルーフキャリアも同時に検討しているなら、フリードのルーフキャリアおすすめが参考になります。荷室の外側・上部のスペースも活用できます。
ステップ3:コンテナで「シーン別」に荷物をまとめる
バラバラになりがちな小物は、フタ付きコンテナでカテゴリ分けしておくと取り出しが格段に楽になります。日常用(緊急ロードセット・工具類)とアウトドア用(ランタン・調理器具・着火剤)でコンテナを分けておきます。使わないコンテナを家に置いていくだけで、荷室に余裕が生まれます。
縦積みを意識するとさらに取り出しやすくなります。コンテナの中の道具を平置きではなく縦に立てておくと、フタを開けたときにひと目で全部が見渡せます。
荷室収納アイデア【中級編】アウトドア・キャンプ対応
棚(マルチボード)を追加して多層収納にする
ユーティリティナットに角材とL字金具を組み合わせると、自分の使い方にあった棚が作れます。市販の完成品よりコストを抑えられます。材料費は2,000〜3,000円(税込)、作業時間は約30〜60分が目安です。
取り付けの際に注意したいのは、棚の高さ設定です。先に「何を下段に積むか」を決め、そのコンテナや荷物の高さを測ってから角材の取り付け位置を決めると、完成後のムダが少なくなります。
車中泊やキャンプを想定しているなら、照明も合わせて整えておくと便利です。フリードのLEDルームランプおすすめを参考に光量を確保しておくと、夜間の荷物管理がしやすくなります。
3列目シートを倒して荷室幅を広げる
3列シート車(AIR/7人乗り)では、3列目シートを左右独立で格納できます。片側だけ倒すことで、残る座席に1〜2名が乗りながら荷室幅を確保できます。
新型FC1では先代比で格納時の出っ張りが90mm低くなったため、3列目を倒した後の荷室幅が160mm広がっています。コンテナを横に2列並べたい場合や、長さのある荷物を積みたい場合に有効です。
新型クロスターのユーティリティーサイドパネル活用
新型クロスターに標準装備されているステンレス製有孔ボードは、マグネットが使える点が旧型との違いです。ホームセンターのペグボードコーナーにある棚板・フック・ポケットが、ほぼそのまま取り付けられます。
オーナーの声では、「まさかマグネットが使えるとは思わなかった」という驚きのコメントが多く、後付けのDIY感なく荷室が整理できる点が評価されています。
荷室収納アイデア【上級編】車中泊仕様にする
フルフラット展開と段差解消
クロスター(5人乗り)は2列目シートを倒すとフルフラット展開ができます。2列目シートを倒した際の段差を解消するには、ホームセンターで購入したバスマットを折りたたんで敷く方法がオーナーの間で定番になっています。
段差が解消されると就寝スペースとしての快適度が上がり、荷物管理もしやすくなります。アンダートランクトレイに就寝時に不要な荷物を移すと、フラットスペースを広く使えます。
イレクターパイプでシステム収納を組む
ユーティリティナットとイレクターパイプを組み合わせると、完全なシステム収納が構築できます。横方向にパイプを渡して棚板を乗せたり、縦方向にパイプを立てて仕切りを作ったりと、アレンジの幅は広めです。
体感として、「車内がワークバン仕様になった」と表現するオーナーが多く、ランタン・調理器具・ウェア類・食材ボックスなどを完全に分類して積めるのが利点です。パイプの切断にはホームセンターのカットサービスを使うと、加工不要で取り組めます。
旧型(GB5/6)と新型(FC1)どちらが収納しやすい?
旧型・新型のどちらを選ぶかで荷室の使い勝手は変わります。
| 項目 | 旧型 GB5/6 | 新型 FC1 クロスター |
|---|---|---|
| ユーティリティナット | あり | あり |
| サイドパネル(有孔ボード) | なし | あり(クロスターのみ) |
| 開口部地上高 | 480mm(高め) | 335mm(低く積みやすい) |
| 荷室幅(3列格納時) | 基準 | +160mm(先代比) |
| アンダートランクトレイ | なし | あり(クロスターのみ) |
| フルフラット展開 | フリード+で可 | クロスターで可 |
収納の自由度は新型クロスターが上です。ただし旧型GB5/6でも、基本3ステップと棚の追加は問題なく実践できます。「今乗っているフリードで何とかしたい」という場合でも、ユーティリティナットを起点にした改善は十分に進められます。
よくある質問
Q1. フリードのユーティリティナットに取り付けられるフックは100均で揃えられますか?
M6ネジに対応したS字フックや専用フックは、ホームセンターや通販で入手できます。100均でもM6対応品が見つかるケースがありますが、購入前にサイズ表記を確認してください。荷重が3kgを超えるものをかける用途では、規格品のM6対応フックを使う方が長持ちします。
Q2. 旧型フリード(GB5/6)でも車中泊できますか?
GB5/6では3列目シートを格納することで荷室を広げられますが、フラット度はフリード+に劣ります。シートを倒した際の段差が気になる場合は、バスマットやクッション材で補う方法がオーナーの間で広まっています。新型FC1クロスターはフルフラット展開の精度が高まっており、より快適に車中泊に活用できます。
まとめ
- ユーティリティナット(左右各10ヶ所)がフリードの荷室改善の出発点
- 純正ボードで上下二層化→フックで壁面活用→コンテナで小物整理の3ステップが基本
- キャンプ・車中泊は棚追加や3列目格納でスペースを拡張する
- 新型クロスターのサイドパネルはペグボード用品が使えて拡張性が高い
- 旧型GB5/6でも基本アイデアはすべて活用できる
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