フリードの異音の原因7選|箇所・音の種類から対処法と修理費用を解説

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フリード 異音 原因 アイキャッチ

更新日:2026年3月

フリードの異音は発生箇所と音の特徴で原因がほぼ絞れる。

まず音の種類と発生タイミングを確認してほしい。

  • 始動直後1〜2秒のガラガラ音 → VTCアクチュエーター(修理費: 85,000円)。
  • 速度連動のゴーゴー音 → ハブベアリング(修理費: 25,000〜45,000円/片側)。
  • 右左折時のゴトゴト音 → ドライブシャフト(修理費: 15,000〜80,000円)。

本記事では現役整備士の事例をもとに、箇所別の原因・症状・修理費用を数値で解説する。

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重要度1始動直後のガラガラ音はVTCアクチュエーター。修理費約85,000円(税込)
重要度2速度連動のゴー音はハブベアリング。放置で車輪脱落リスクあり
重要度3旋回時のゴトゴト音はドライブシャフト。ブーツ段階の対処で費用を抑えられる
共通原則いずれも早期対処でトータル修理費を下げられる
※価格はすべて税込の参考目安です。実際の修理費は車両状態・整備工場により異なります。
型式注意:フリードはGB3/GB4(初代・2008〜2016年)・GB5/GB6/GB7/GB8(2代目・2016〜2024年)・GB10/GB11/GB12/GB13(3代目・2024年〜)の3世代があります。世代により故障傾向・部品代が異なります。型式はボンネット内のコーションプレートで確認してください。
目次

フリード異音の原因一覧表

発生箇所音の種類主な発生タイミング修理費目安(税込)
VTCアクチュエーターガラガラ・ギャーエンジン始動直後1〜2秒約85,000円
CVTウィーン・変速異音変速時・走行中10〜30万円以上
ハブベアリングゴー・ゴロゴロ走行中(速度比例)25,000〜45,000円/片側
ドライブシャフトゴトゴト・カリカリ旋回時(左右折)15,000〜80,000円
ブレーキパッドシャリシャリ・キーブレーキ踏んだ時13,000〜18,000円
タイヤ周りカランカラン走行中数百円〜(異物除去)
スタビリンクコトコト・ギシギシ段差通過・コーナリング8,000〜20,000円

VTCアクチュエーター異音(エンジン始動時のガラガラ音)

症状と原因

エンジン始動直後の1〜2秒だけガラガラ音がする場合、VTCアクチュエーターが原因である可能性が高い。

VTCは吸排気バルブの開閉タイミングを制御する部品だ。始動直後はエンジンオイルの油圧が上がりきらない。その状態でアクチュエーター内部の部品が暴れる。ガラガラ音が発生する原因だ。

GB3・GB4・GB5・GB6の複数世代で報告されている。現役ホンダ整備士の事例でも頻繁に確認される症状だ。暖機後は音が消える点が特徴である。

エンジンオイルの粘度管理と交換サイクル管理が予防につながる。

修理費用と対処法

VTCアクチュエーター交換の修理費目安は約85,000円(税込)だ。

正常な作動音ではなく、放置するとエンジン内部の損傷に発展するリスクがある。購入から5年以内であれば、メーカー保証での無償交換になるケースもある。ディーラーに持ち込む前に購入年を確認しておきたい。

CVT異音(変速時・走行中の異常音)

症状と原因

変速するたびに異音がする場合、CVTの内部摩耗が疑われる。走行中にウィーンという機械的な音がするケースも同様だ。

CVTは金属ベルトとプーリーで動力を伝達する。これらが10万km以上で摩耗すると走行中に異音が出やすくなる。フリードのCVT故障は修理費が高額だ。早期対処が重要である。

修理費用

修理内容費用目安(税込)
CVTオイル交換(予防)10,000〜20,000円
CVTリビルト品交換150,000〜300,000円

CVTオイルを無交換で10万km以上走ると故障リスクが上がる。走行距離5万kmごとの交換が推奨目安だ。

タイヤサイズ情報は別記事を参照してほしい。フリードのタイヤサイズ一覧で詳しくまとめている。

ハブベアリング異音(速度連動のゴー音)

症状と原因

走行速度が上がるほど大きくなるゴーゴー音は、ハブベアリングの摩耗が原因である可能性が高い。

ハブベアリングはタイヤとサスペンションをつなぐ軸受け部品だ。路面からの衝撃を常時受けるため、10万〜15万kmで劣化が顕著になる。ステアリングをわずかに左右に切ると音が変化する。その場合、ハブベアリングの可能性がさらに高まる。

修理費用と交換目安

項目数値
交換目安走行距離100,000〜150,000km
修理費(片側・税込)25,000〜45,000円
修理費(両側同時・税込)40,000〜70,000円

放置すると車輪脱落につながるリスクがある。音が出始めたら速やかに点検を受けてほしい。

タイヤ選びは別記事も参考にしてほしい。フリードのおすすめタイヤで銘柄と選び方をまとめている。

ドライブシャフト・等速ジョイント異音(旋回時のゴトゴト音)

症状と原因

ハンドルを大きく切って右左折すると、ゴトゴト・カリカリという音がする場合がある。ドライブシャフトの等速ジョイントの摩耗が疑われる。

等速ジョイントはゴムブーツで覆われている。ブーツが破れるとグリースが流出する。その状態で走り続けると内部が金属摩耗する。修理を先延ばしにするほど費用が増える部品だ。

ゴムの割れや油の付着がないか、定期点検での確認が有効だ。

修理費用

修理内容費用目安(税込)
ブーツのみ交換15,000〜30,000円/片側
ドライブシャフト交換50,000〜80,000円/片側

ブーツ破れの段階で対処すれば、シャフト全交換を避けられる。早期発見が費用を抑えるポイントだ。

ブレーキ異音(制動時のシャリシャリ・キー音)

症状と原因

ブレーキを踏んだときにシャリシャリ・キーという音がする場合、原因の多くはブレーキパッドの残量警告センサーだ。センサーがディスクローターに接触している状態を示す。

残量不足を音で知らせる仕組みだ。パッドの厚みは新品時10〜12mm。3mm以下になると警告音が鳴り始めるのが一般的だ。

この音を無視して走り続けると、パッドが完全に摩耗してローターを削り、修理費が大幅に増える。

修理費用

修理内容費用目安(税込)
ブレーキパッド交換(前後セット)13,000〜18,000円
ローター交換追加の場合+30,000〜50,000円

タイヤ・ホイール周りの異音(カランカラン・コトコト音)

走行中にカランカランという軽い金属音がする場合、タイヤとブレーキキャリパーの間に小石が挟まっているケースが多い。駐車場でタイヤを目視確認し、異物があれば除去する。

ホイールナットの緩みもコトコト音の原因になる。フリードの適正締め付けトルクは103N・mだ。タイヤ交換後は増し締めを確認してほしい。

スタビリンク・サスペンション異音(段差でのコトコト・ギシギシ音)

段差を越えたときやコーナリング時にコトコト・ギシギシと音がする場合、スタビリンクの劣化が考えられる。サスペンションブッシュの摩耗も同様の症状を出す。

スタビリンクはスタビライザーバーとサスペンションをつなぐロッドだ。ゴム部品が劣化すると遊びが生じる。金属同士が干渉して異音が出る仕組みだ。走行距離8万km以上で劣化が始まることが多い。

部品費用目安(税込)
スタビリンク交換8,000〜20,000円/本
サスペンションブッシュ交換20,000〜40,000円

異音を放置するリスク

異音ごとのリスクを数値で整理する。

異音の原因放置リスク進行した場合の追加費用(税込)
VTCアクチュエーターエンジン内部損傷オーバーホール: 30〜80万円
CVT走行不能CVT全交換: 15〜30万円
ハブベアリング車輪脱落(事故リスク)車軸・周辺部品交換: +10万円以上
ドライブシャフトシャフト全損ブーツ交換費の2〜3倍以上
ブレーキパッドローター損傷ローター交換追加: 3〜5万円

異音は修理費が安い初期段階での対処がトータルコストを下げる。

よくある質問

Q1. フリードのエンジン始動時にガラガラ音がするが、そのまま走って大丈夫か?

VTCアクチュエーターの可能性が高い。そのまま走り続けることは推奨できない。放置するとエンジン内部損傷に発展するリスクがある。修理費は約85,000円(税込)。購入から5年以内であれば、メーカー保証の対象になる場合がある。速やかにディーラーで診断を受けること。

Q2. フリードで走行中にゴーゴーという音がする場合の原因は?

走行速度が上がるほど大きくなるゴーゴー音はハブベアリング摩耗の典型的な症状だ。交換目安は10万〜15万kmで、修理費は片側25,000〜45,000円(税込)。放置すると車輪脱落リスクがあるため、音を確認した時点で整備工場への持ち込みが必要だ。

まとめ

フリードの異音は発生タイミングと音の種類で原因の特定がしやすい。

  • 始動直後のガラガラ → VTCアクチュエーター(最優先で点検)。
  • 速度連動のゴー音 → ハブベアリング(車輪脱落リスクあり)。
  • 旋回時のゴトゴト → ドライブシャフト(ブーツ段階で修理が安価)。
  • ブレーキ時のシャリシャリ → パッド残量警告(放置でローター損傷)。
  • 段差でのコトコト → スタビリンク劣化。

いずれも放置するほど修理費が増える。音を確認した時点でディーラーまたは整備工場への点検を検討してほしい。

エンジンオイルの定期交換でVTC異音を予防

フリードのVTC異音はオイル管理が重要な要素のひとつだ。推奨粘度・交換時期を守った定期交換が、エンジン内部の油圧維持につながる。

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フリードの他のパーツ・メンテナンス情報も参考にしてほしい。

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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