更新日:2026年2月
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結論:デリカD5タイヤのおすすめ5選まとめ
デリカD5は三菱が誇る4WD本格派ミニバンで、「街乗りもアウトドアも1台でこなしたい」オーナーに支持されています。タイヤ選びは純正の静粛性重視ホイールから、迫力あるオールテレーン(AT)タイヤへのカスタムが人気です。
グレードによって純正タイヤサイズが異なります。16インチの215/70R16を履くスタンダード系と、18インチの225/55R18を履くアーバンギア上位系の2系統があります。本記事では用途別に厳選した5モデルを詳しく解説します。
デリカD5のタイヤ選びで迷う理由のひとつが、「純正のままでいいのか、ATタイヤに変えるべきか」という点です。純正タイヤはHT(ハイウェイテレーン)タイプで、静粛性・乗り心地・燃費のバランスが優れています。一方、ATタイヤはアグレッシブなデザインとオフロード性能が魅力です。どちらが正解かは、日常の走行スタイルによって変わります。
デリカD5の純正タイヤサイズと基本知識
デリカD5のタイヤ選びで最初に確認すべきは、自分のグレードが16インチなのか18インチなのかです。現在装着しているタイヤのサイドウォールに刻印された数字を確認してから購入に進んでください。
純正タイヤサイズ一覧
| グレード | タイヤサイズ | ホイール |
|---|---|---|
| スタンダード・Mグレード等 | 215/70R16 | 16×6.5J インセット+38 |
| アーバンギア上位グレード | 225/55R18 | 18×7.0J インセット+38 |
「215/70R16」の読み方は次の通りです。215がタイヤの幅(mm)、70が扁平率(%)、R16がホイールリム径(インチ)を表します。「225/55R18」であれば、幅225mm・扁平率55%・リム18インチです。
人気のサイズ変更パターン
16インチグレードのオーナーに多いのが、ホイールはそのまま(または別途用意)で225/70R16へのサイズアップです。外径は純正215/70R16より約17mm増加し、ほとんどの場合でフェンダーとのクリアランスも確保できます。
インチアップの主な目的は外観のカスタマイズです。ATタイヤのアグレッシブなパターンと組み合わせると、見た目の迫力が格段に上がります。ただし外径が変わるとスピードメーターに誤差が生じるため、変更後は誤差確認を推奨します。
また、18インチグレードのアーバンギアオーナーは、225/55R18というサイズ設定上、ATタイヤの選択肢がやや少なくなります。それでも対応モデルは存在するため、後述の製品紹介を参照してください。
ロードインデックスとは何か
ロードインデックス(LI)はタイヤ1本が支えられる最大負荷能力を示す数値です。デリカD5(4WD)は車両重量が2,090kgを超えるため、LI100以上を選ぶことが安全マージンの目安です。
純正サイズの215/70R16はLI100H規格です。LI値の一覧は各タイヤメーカーのサイトや国際標準規格表(ISO規格)で確認できます。LI100のタイヤは1本あたり800kgの負荷に対応しています。
LT(ライトトラック)規格タイヤの場合は少し注意が必要です。「LT215/70R16 100/97R」のように2つの数値が並ぶ場合、デリカD5のような1本ずつ装着する車両では前の数値(100)が適用されます。
なお、SUVやバン系車両のホイール選びにおける共通の注意点については、ハイエース200系おすすめホイール6選でも詳しく解説しています。インセットやPCD(ホイールの穴ピッチ)の確認方法はどの車種でも共通する知識です。
おすすめ5選|用途別詳細レビュー
デリカD5オーナーが選ぶタイヤは大きく2方向に分かれます。「アウトドアスタイルを引き立てるATタイヤ」と「静粛性と快適性を重視したオンロード向けタイヤ」です。以下の5選はその両方から厳選したラインアップです。
1位:BFグッドリッチ All-Terrain T/A KO2|ATタイヤの定番中の定番
オールテレーンタイヤの代名詞とも呼べる存在です。圧倒的なワイルド感と高い走破性を両立しており、デリカD5オーナーからの人気も不動の1位です。デリカD5にKO2を装着したスタイルはSNS・みんカラでも多数投稿されており、外観の完成度の高さが伺えます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| サイズ | LT215/70R16 / LT225/70R16 など |
| ロードインデックス | 100/97R(LT215/70R16の場合) |
| 速度記号 | R(170km/h対応) |
| タイプ | オールテレーン(AT) |
| ホワイトレター | あり |
| 参考価格(1本) | 28,000〜35,000円(税込) |
特徴と強み
サイドウォールの3プライ構造が岩場や砂利道でのカット傷から守ります。雪道でも「3PMSF(スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク)」認定を取得しており、軽い積雪路なら問題なく走行できます。ホワイトレターが施されたサイドウォールはデリカD5のボリューム感あるボディによく映えます。
コーナーストレス(横力)に強い設計のため、高速道路での操縦安定性も良好です。アグレッシブなパターンを持ちながら、実際に街乗りしたオーナーからは「思ったよりうるさくない」という声も多く聞かれます。
2024年モデルではKO3(最新世代)も登場しており、KO2より静粛性とオンロード安定性が向上しています。予算に余裕があればKO3の検討も選択肢のひとつです。ただし日本国内では流通量がまだ少なく、入手しやすさではKO2が上です。
デメリット
価格が高く、1本3万円前後の出費になります。また乗用車向けHTタイヤと比べると、ロードノイズが20〜30%増える感覚があります。高速道路での長距離ドライブ時は慣れが必要です。燃費も純正比で5〜10%程度悪化するケースがあります。
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2位:ヨコハマ ジオランダーA/T G015|静粛性とオフロード性能を両立するコスパ優秀モデル
「ガチのオフロードより、普段使いしながらたまにダートも走りたい」という方に向いています。KO2より価格が抑えられており、初めてATタイヤに切り替えるオーナーにも選びやすい1本です。ヨコハマタイヤの定番SUVシリーズとして、長年のユーザーから支持されています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| サイズ | 215/70R16 / 225/70R16 / 225/55R18 など |
| ロードインデックス | 100H(215/70R16の場合) |
| 速度記号 | H(210km/h対応) |
| タイプ | オールテレーン(AT) |
| ホワイトレター | なし(ブラックサイドウォール) |
| 参考価格(1本) | 15,000〜20,000円(税込) |
特徴と強み
ヨコハマタイヤが20年以上にわたって改良を重ねてきたジオランダーシリーズの主力モデルです。トレッドパターンは非対称設計を採用しており、ウェット路面でのグリップと悪路走破性を同時に追求しています。KO2ほどの主張はないものの、落ち着いたデザインはアーバンなデリカD5スタイルに合います。
18インチサイズ(225/55R18)もラインアップにあるため、アーバンギアオーナーでもATタイヤを楽しめます。ロードノイズの増加も抑えられており、家族乗りのデリカD5オーナーからの評価が高いモデルです。
また、M+S(マッドアンドスノー)表示があるため、軽い積雪路でも一定の性能を発揮します。スタッドレスとATを組み合わせる前のオーナーにとって、G015は汎用性の高さが強みです。G015のサイズラインアップは豊富で、16インチ・18インチの両方に対応しています。この点もオーナーから評価が高い理由のひとつです。
デメリット
ホワイトレターがないため、KO2のようなワイルドな演出はできません。オフロード性能はATタイヤの中でも標準的な水準で、本格的な岩場や深泥地での走破性ではKO2に軍配が上がります。「とにかく見た目をゴツくしたい」オーナーには物足りなく感じる場合があります。
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3位:トーヨー オープンカントリーR/T|砂・泥・雪でも使えるラギッドテレーン
ATとMTの中間に位置するR/T(ラギッドテレーン)規格のタイヤです。ATよりアグレッシブなトレッドブロックを持ち、泥濘地や砂地での走破性が向上しています。ホワイトレター付きでルックス面も申し分ありません。デリカD5でキャンプやアウトドアを楽しむオーナーに人気のモデルです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| サイズ | 215/70R16 |
| ロードインデックス | 100Q |
| 速度記号 | Q(160km/h対応) |
| タイプ | ラギッドテレーン(R/T) |
| ホワイトレター | あり |
| 参考価格(1本) | 13,000〜18,000円(税込) |
特徴と強み
大きな角ブロックパターンが泥や砂を効率よく排出します。冬の圧雪路面にも対応しており、スタッドレスほどでないものの、M+S表示でオールシーズン使用も視野に入ります。KO2よりも価格が抑えられているため、コストを重視しつつ本格的な見た目を求めるオーナーに評判がよいモデルです。
トーヨータイヤのオープンカントリーシリーズはデリカD5オーナーの間での装着実績が多く、みんカラでも評価の高い口コミが多数投稿されています。R/Tの兄弟モデルとして「A/T III」(より静粛性重視)もラインアップされており、走行シーンに応じて選べる幅の広さが魅力です。A/T IIIは街乗りとオフロードのバランスが良く、静粛性を重視しながらもATのルックスを求めるオーナーに向いています。
デメリット
R/T規格ゆえにロードノイズはATよりやや大きめです。街乗り中心でロードノイズを気にする方には向いていません。速度記号「Q」は160km/h対応を意味しており、高速走行も問題ありませんが、燃費への影響は純正比で10%前後の悪化が見られる場合があります。
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4位:ブリヂストン デューラーHL850|18インチアーバンギアオーナーへの静粛・快適モデル
アーバンギアの225/55R18サイズで、街乗りの快適性を最優先にしたい方への選択肢です。ATタイヤのワイルド路線ではなく、SUV専用設計の静粛性・安定性重視モデルです。家族でのロングドライブが多いデリカD5オーナーに向いています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| サイズ | 225/55R18 |
| ロードインデックス | 98V |
| 速度記号 | V(240km/h対応) |
| タイプ | SUVツーリング(HT) |
| ホワイトレター | なし |
| 参考価格(1本) | 25,000〜30,000円(税込) |
特徴と強み
ブリヂストンの「SUV専用静粛技術」により、SUVに多い高速巡航でのロードノイズを抑えています。ウェット路面でのブレーキング性能も高く、荷物を積んだファミリー用途での信頼性は高いです。耐偏摩耗設計により長寿命が期待できます。
純正タイヤからの乗り換えでも違和感なく使えるため、「タイヤ交換を初めて検討している」オーナーにとってストレスのない選択です。
デメリット
オフロード性能はほぼありません。キャンプ場の砂利道やダートに入る機会があるなら、G015などのATタイヤを優先してください。価格も1本2万5千円以上と、このカテゴリでは高めです。LI98はデリカD5の標準的な使用条件(2WD系)では問題ありませんが、4WD系で重い荷物を積む機会が多い場合はLI100以上のモデルを検討してください。
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5位:ファルケン ワイルドピークA/T3W|コスパと全天候性能のバランスが光る
ダンロップグループのファルケンブランドが誇るATタイヤです。M/Tに近いアグレッシブなルックスを持ちながら、オンロードでの扱いやすさも確保しています。価格がKO2より抑えられており、初めてATタイヤを試すオーナーに評判がよいです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| サイズ | 215/70R16 / 235/70R16 ほか |
| ロードインデックス | 100T(215/70R16の場合) |
| 速度記号 | T(190km/h対応) |
| タイプ | オールテレーン(AT) |
| ホワイトレター | あり(サイズによる) |
| 参考価格(1本) | 13,860〜23,000円(税込) |
特徴と強み
3Dキャニオン技術によりサイプが深く、雪道・氷上での食いつきが優れています。サイドウォールの強化設計により縁石やオフロードでのダメージに強く、耐久性が高い点も評価されています。KO2と比べて価格が抑えられているため、4本セットでの総費用を抑えたいオーナーに向いています。
「KO2は高すぎる、でもATタイヤのルックスは欲しい」という方にとって、ワイルドピークA/T3Wは魅力のある選択肢です。コスパATタイヤの中では口コミの評価が安定しており、購入後の後悔が少ないモデルとして各種レビューサイトでも高評価を受けています。
デメリット
G015と比べるとオンロードでのロードノイズが若干大きめです。ただし同クラスのATタイヤとしては合格点の静粛性です。サイズラインアップがKO2やG015ほど豊富ではなく、希望サイズが在庫切れになりやすい点も注意が必要です。
タイヤ交換の費用とポイント
デリカD5のタイヤ交換は自分でも行えますが、安全面と専門工具の観点から、タイヤ専門店への依頼がほとんどです。費用の目安を以下に整理します。
交換工賃の目安
| 作業内容 | 費用目安(4本) |
|---|---|
| タイヤ組み替え(バランス込み) | 8,000〜20,000円 |
| ホイール付きタイヤ交換(脱着のみ) | 2,000〜5,000円 |
| アライメント調整 | 8,000〜15,000円 |
| ホイールバランス単体 | 2,000〜5,000円 |
タイヤ専門店(タイヤワールド館・タイヤフッド等)はディーラーより工賃が安く、豊富な在庫を持つ点が強みです。ネット通販でタイヤを購入して、持ち込み交換を行うオーナーも増えています。「持ち込みOK」の店舗に事前確認してから注文するとスムーズです。大手チェーンのタイヤフッド・タイヤワールド館・オートバックスなどがネット購入タイヤの持ち込み交換に対応しており、利便性の高い選択肢です。デリカD5のように18インチや扁平率の低いタイヤはリムへのダメージを防ぐため経験豊富な店舗への依頼が安心です。
交換タイミングの目安
- 溝の深さ: 残溝1.6mm以下はスリップサインが出るため交換サイン。デリカD5は重量が重いため早めの交換を推奨します。
- 製造から5〜6年: たとえ溝が残っていてもゴムの劣化が進むため、製造年週(タイヤ側面の4桁数字)を確認してください。
- ひび割れ・変形: サイドウォールのひび割れや膨らみはバーストの危険があるため、即交換を検討してください。
オフロード走行が多いオーナーはタイヤへのダメージも多くなります。毎月のエア圧チェックと、オフロード後のサイドウォール点検を習慣にすると安心です。
おすすめ5選 比較表
5モデルの主要スペックを一覧で確認できます。
WL=ホワイトレター / ★が多いほど性能が高い(目安)
純正タイヤ vs 社外タイヤ徹底比較
デリカD5の純正タイヤは走行安定性と静粛性をバランスよく確保したHT(ハイウェイテレーン)タイヤです。社外タイヤへの交換を検討しているオーナー向けに、各タイプの特徴を整理します。
| 項目 | 純正HT | AT(G015等) | R/T(オープンカントリーR/T) |
|---|---|---|---|
| 外観 | スタンダード | ワイルド | より凹凸感あり |
| ロードノイズ | 低い | やや大きい | 大きい |
| 乗り心地 | ソフト | やや硬め | 硬め |
| 燃費 | 良い | やや悪化 | 悪化 |
| オフロード性能 | 低い | 中程度 | 高い |
| 雪道対応 | 要スタッドレス | M+S対応品多数 | M+S対応品多数 |
| 価格(目安/本) | 15,000〜 | 13,000〜35,000 | 13,000〜18,000 |
ATタイヤへの切り替えでは、乗り心地の変化よりも「見た目の変化」の方が大きく感じるオーナーも多いです。試乗などで事前確認するのが理想ですが、ネット上の口コミや動画レビューを参考にするのも効果的です。
積雪地域に住んでいる場合は、専用スタッドレスタイヤの装着が最も安全です。ATタイヤのM+S認定はあくまでも「軽い積雪」への対応であり、アイスバーンや圧雪路では別途スタッドレスの準備を検討してください。スタッドレスタイヤの選び方についてはスタッドレスタイヤ比較記事でも詳しく解説しています。
用途別タイヤ選び方ガイド
デリカD5オーナーの用途は大きく3パターンに分かれます。自分のスタイルに合わせて選んでください。
舗装路メイン・ファミリー向け
選んで間違いなし: ブリヂストン デューラーHL850(18インチ) / ヨコハマ ジオランダーCV G058
静粛性・乗り心地・燃費を重視するなら、純正タイヤかSUV向けHTタイヤが最適です。デリカD5は大型のボディを持つため、タイヤのロードノイズが車内に伝わりやすい特性があります。デリカD5の大型ボディでは、タイヤのロードノイズがそのまま車内に伝わります。長距離ドライブが多い方は静粛性が高いモデルを選んでください。
夏タイヤとして年間を通じて使用するなら、耐偏摩耗性に優れたモデルを選ぶと交換サイクルを延ばせます。ブリヂストン製品は偏摩耗対策設計に定評があり、デリカD5の重量にも対応しています。
ダート・林道・キャンプ派
選んで間違いなし: BFグッドリッチ KO2 / ファルケン ワイルドピークA/T3W
「週末はキャンプ場や林道へ」という方にはATタイヤ一択です。外観が劇的に変化し、車の個性も強くなります。KO2はルックスと走破性の両面でトップクラスです。予算を抑えるならワイルドピークA/T3Wでも満足度は高いです。
タイヤ交換と同時にホイールもカスタムする場合、ブラックのスチールホイールやアルミホイールと組み合わせると統一感が出ます。
雪道・スキー場対応
選んで間違いなし: スタッドレスタイヤ専用装着(別ホイール推奨)または G015のM+S版
本格的な雪道を走る場合は、スタッドレスタイヤを別ホイールに組んで季節交換するのが確実です。「多少の積雪なら問題なく走りたい」程度であれば、3PMSFマーク付きのATタイヤで対応するオーナーもいます。ただし、アイスバーンでのコントロールは専用スタッドレスタイヤに勝るものはありません。
車検と安全に関する必須確認事項
タイヤサイズを変更する際は、以下の項目を確認してください。
ロードインデックスの確認方法
純正LI(ロードインデックス)以上のタイヤを選ぶことが原則です。デリカD5の純正215/70R16はLI100です。社外タイヤでLI98のものを選ぶと、車両重量に対して許容負荷が不足する場合があります。
LT規格タイヤは乗用車規格と換算が異なります。「LT215/70R16 100/97R」の場合、単輪(シングル)使用では100、複輪(デュアル)使用では97の負荷能力となります。デリカD5は1本ずつ使用するため、通常はLI100の方で判断します。LI不足は積載重量超過時にタイヤ損傷の原因となるため、選定時にカタログ値の確認を行ってください。
はみ出しチェック
タイヤをホイールアーチ(フェンダー)から外側にはみ出させることは保安基準違反です。純正より幅広サイズに変更する場合は、実車での確認が必要です。225/70R16へのサイズアップは多くの場合問題ありませんが、リフトアップとの組み合わせによっては追加のフェンダー処理が必要になることもあります。
車検では外径の変化についても確認されます。スピードメーターの誤差が保安基準(実速40km/h時にメーター表示40.0〜47.5km/hの範囲内)を外れた場合は不合格になります。
ホイールナット規格の注意点
デリカD5は純正ホイールにワッシャー付き専用ナットを使用しています。社外ホイールに交換する際は、テーパーシート型の汎用ナットを別途購入する必要があります。この点を見落として交換後に気づくケースが多いため、事前にタイヤ専門店に相談することを推奨します。
これらの確認を怠ると車検不合格になる場合があります。不安な場合はタイヤ専門店やディーラーに事前相談してください。
よくある失敗ポイント
実際のオーナーの声や専門店スタッフの情報から、気をつけるべき落とし穴をまとめます。
1. 「215」と「225」のサイズ混同
16インチの215/70R16と人気の225/70R16を混同するケースがあります。純正ホイール(16×6.5J)は225/70R16でも装着できるケースが多いですが、実車での干渉確認は欠かせません。専門店に持ち込む際は「サイズ変更して問題ないか確認してほしい」と伝えると安心です。
2. ホイールナットの買い忘れ
社外ホイールに変更する場合、純正のワッシャー付きナットは使えません。テーパー型の新しいナットが別途必要です。専門店に持ち込む際に「ナットも同時購入したい」と伝えておきましょう。
3. アライメント調整の漏れ
タイヤサイズやホイールオフセットを変更した後はアライメント(タイヤの向きの調整)の点検を行うことを強くお勧めします。調整せずに走行し続けると偏摩耗やハンドルのブレの原因になります。目安費用は8,000〜15,000円程度です。
4. インチアップ後の車内スペースへの影響
大径タイヤ装着後に「乗り心地が固くなった」と感じるオーナーがいます。扁平率を下げるインチアップはタイヤのクッション性が減少するため、段差での突き上げ感が増すことがあります。快適性を重視するなら、扁平率を維持したままの幅変更(215→225)にとどめる方がバランスが良いです。
タイヤサイズ変更時の外径計算と注意点
タイヤサイズを変更すると外径が変わります。外径変化はスピードメーター誤差・燃費・乗り心地に影響するため、変更前に計算することを推奨します。
主要サイズの外径比較
| タイヤサイズ | 外径(mm) | 純正比 |
|---|---|---|
| 215/70R16(純正16インチ) | 約691mm | 基準 |
| 225/70R16 | 約708mm | +17mm(+2.5%) |
| 235/70R16 | 約726mm | +35mm(+5.1%) |
| 225/55R18(純正18インチ) | 約694mm | – |
外径が大きくなるとスピードメーターは実速より低い値を表示します(実際には速く走っている)。保安基準ではこの誤差が許容範囲内に収まることが求められます。225/70R16への変更(+2.5%)はほとんどの場合許容範囲内です。
一方、大径タイヤはタイヤがホイールアーチに当たる(干渉する)リスクがあります。リフトアップ済みのデリカD5ではより余裕が生まれますが、ノーマル車高では実車確認が欠かせません。タイヤ専門店でフィットメントを確認してから購入するのが安全です。
インチダウンという選択肢
逆に、18インチのアーバンギアオーナーが16インチにインチダウンする場合もあります。インチダウンのメリットは「タイヤ費用の節約」と「乗り心地の向上」です。16インチはATタイヤのラインアップが豊富で、費用も18インチより抑えられます。
ただしインチダウンには対応するホイールの購入が必要です。ホイールセットの費用込みで考えると、コストメリットが出るかどうかは個別に計算が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q1. デリカD5の純正タイヤサイズは何ですか?
グレードによって異なります。スタンダード系は215/70R16(16インチ)、アーバンギア上位系は225/55R18(18インチ)です。乗車前に現在装着しているタイヤのサイドウォール表記で確認することを推奨します。
Q2. 215/70R16から225/70R16へのサイズ変更は車検に通りますか?
外径増加が10%以内で、フェンダーからのはみ出しがなければ通過できるケースが多いです。ただし車種・グレード・ホイール形状によって異なるため、タイヤ専門店や車検整備工場で事前確認を推奨します。一概に断言できないため、実車確認を先に行ってください。
Q3. ATタイヤにするとロードノイズはどの程度変わりますか?
製品によりますが、純正HTタイヤ比で20〜40%程度ノイズが増える感覚です。G015やワイルドピークA/T3Wは同クラスATタイヤの中では比較的静粛性が高いモデルです。KO2やR/Tタイプはノイズが大きめになります。慣れると気にならなくなったというオーナーも多いですが、新車の静粛性を求める方にはHTタイヤが向いています。
Q4. ロードインデックスが純正(LI100)より低いタイヤでも使えますか?
安全上の理由から純正以上のLIを選ぶことを強くお勧めします。LI不足は積載重量超過時にタイヤの損傷につながる危険があります。また車検でも指摘される項目です。LI100を下回るタイヤは、最大積載量に余裕がない場面では使用しないでください。
Q5. デリカD5にスタッドレスを履かせる場合、別ホイールが必要ですか?
必須ではありませんが、年2回のタイヤ組み替え費用(1本2,000円前後の工賃×4本)を考えると、別ホイールを用意した方がトータルコストが安くなることが多いです。スタッドレス専用ホイールセットとして保管・交換するのが一般的です。純正ホイールを流用するなら、夏タイヤ側に社外ホイールを用意するオーナーが多いです。
まとめ:デリカD5タイヤは用途で選べば間違いなし
デリカD5のタイヤ選びは、走行シーンと予算で絞り込めます。
- ワイルドな外観 + 高い走破性 → BFグッドリッチ KO2
- コスパ重視のAT → ヨコハマ ジオランダーA/T G015
- 泥・砂・雪道の走破性 → トーヨー オープンカントリーR/T
- 街乗り18インチの快適性 → ブリヂストン デューラーHL850
- 全天候・コスパバランス → ファルケン ワイルドピークA/T3W
どのタイヤも在庫状況が変動します。Amazonで最新の価格とレビューを確認した上で検討してください。
タイヤ選びで迷ったときは「日常の走行シーンの8割がどこか」を考えると判断しやすくなります。街中・高速道路メインならHTかSUV系タイヤ、キャンプ場や林道に月1〜2回行くならATタイヤ、ガチのオフロード・山道がメインならR/TかMTタイヤが向いています。
デリカD5はその設計思想からオフロード志向のオーナーが多く、ATタイヤの装着率はSUVの中でも高い車種のひとつです。タイヤ変更後の満足度も高く、「もっと早く変えればよかった」という口コミも多く見られます。価格と走破性のバランスを重視するなら、ジオランダーG015から始めるのがATタイヤ初心者に向いています。
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