更新日:2026年3月
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結論:T33エクストレイルの純正タイヤは3サイズ展開
T33型エクストレイル(2022年7月〜)の純正タイヤサイズは、グレードによって3種類に分かれます。S・Xグレードは235/60R18、GグレードとROCK CREEKは235/55R19、AUTECH・NISMOは255/45R20です。PCD(ピッチ円直径)は全グレード共通で114.3mmです。
タイヤ交換やホイール購入の前に、まず自分のグレードを確認しましょう。グレードによってホイールサイズも異なるため、サイズ違いを買ってしまうトラブルが後を絶ちません。
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グレード別純正タイヤサイズ一覧
日産公式FAQをもとに整理したT33エクストレイルの全グレード対応表です。
| グレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 空気圧(前/後) | インセット |
|---|---|---|---|---|
| S / S e-4ORCE | 235/60R18 103H | 18×7.5J | 250 / 230 kPa | 40mm |
| X / X e-4ORCE | 235/60R18 103H | 18×7.5J | 250 / 230 kPa | 40mm |
| G / G e-4ORCE | 235/55R19 101V | 19×7.5J | 250 / 230 kPa | 40mm |
| ROCK CREEK e-4ORCE | 235/55R19 101V | 19×7.5J | 250 / 230 kPa | 40mm |
| AUTECH / AUTECH e-4ORCE | 255/45R20 101V | 20×8J | 240 / 220 kPa | 45mm |
| NISMO e-4ORCE | 255/45R20 105W XL | 20×8.5J | 240 / 220 kPa | 42mm |
スペック上の違いを整理すると、18インチと19インチはインセットが同じ40mmです。20インチのみ45mm(AUTECH)または42mm(NISMO)と異なります。ホイール流用を検討する場合、このインセットの差が装着可否を左右します。
タイヤの外径を計算すると、235/60R18は約726mm、235/55R19は約726mmとほぼ同一です。スピードメーター誤差は実質ゼロに近い値となります。一方、255/45R20は約716mmとわずかに小径です。
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共通ホイールスペック(PCD・ハブ穴径)
T33エクストレイルは全グレードで以下のホイール共通スペックを持ちます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| PCD | 114.3mm |
| 穴数 | 5穴 |
| ハブ穴径 | 66mm |
| ホイール材質 | アルミ |
PCD114.3・5穴は国産SUVで広く採用されるサイズです。RAV4やランドクルーザー300など同系スペックの車種が多く、社外ホイールの選択肢が豊富という利点があります。
SUVのタイヤ選びでは同じPCDでも車種ごとにオフセット値が異なるケースがあります。RAV4のタイヤサイズとホイールスペックも参考にすると、各車種の違いが見えやすくなります。
ハブ穴径66mmは、ホイールセンターボアと完全一致しないホイールを装着した場合にガタや振動の原因になります。社外ホイール購入時はセンターボア径の確認を怠らないようにしましょう。
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インチアップは可能か?対応サイズの考え方
T33エクストレイルのインチアップは現実的な選択肢です。ただし外径の管理が前提になります。
外径誤差±3%以内が基本ルール
タイヤを変更する際、外径誤差は「−3%〜+2%以内」が目安です。外径が大幅に変わるとスピードメーター誤差が生じ、車検でも問題になる場合があります。
| ベースサイズ | 外径 | インチアップ候補 | 外径 | 誤差 |
|---|---|---|---|---|
| 235/60R18 | 726mm | 235/55R19 | 726mm | 0% |
| 235/60R18 | 726mm | 245/50R19 | 716mm | −1.4% |
| 235/55R19 | 726mm | 255/45R20 | 716mm | −1.4% |
数値上は18→19インチへのインチアップがもっとも外径変化が少なく、スムーズに対応できます。19インチを選ぶオーナーが多いのもこの理由からです。
20インチへのインチアップ
20インチはAUTECH/NISMOの純正サイズです。他グレードからの20インチアップも対応できますが、タイヤ幅が255mmと広がるためフェンダークリアランスの確認が必要です。タイヤ専門店でのフィッティング確認を経てから購入する流れが安全です。
ヤリスクロスなど同系列SUVのインチアップ事例も参考になります。ヤリスクロスのタイヤサイズでは外径管理の考え方を詳しく解説しています。
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インチダウン(17インチ)は難しい理由
17インチへのインチダウンは、T33エクストレイルでは現実的に難しい選択です。
ブレーキキャリパーとの干渉問題
T33エクストレイルは前後ともブレーキキャリパーのサイズが大きく設計されています。17インチホイールを装着しようとすると、キャリパーとホイール内面が干渉します。この問題は構造上の制約であり、スペーサーや加工で回避できるものではありません。
数値上は純正の18インチ(リム径457mm)から17インチ(リム径432mm)への変更は25mmの差です。キャリパーのクリアランスがこの範囲に収まらないため、装着不可という結論になります。
スタッドレスタイヤは18インチで対応
冬タイヤとしてインチダウンを考えるなら、17インチではなく18インチのスタッドレスを選ぶのが現実的な対応です。235/60R18サイズのスタッドレスは国内主要メーカーから複数ラインナップされています。
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スタッドレスタイヤを選ぶ際の注意点
T33エクストレイルでスタッドレスを選ぶ際のポイントを整理します。
18インチスタッドレスへの変更(S/Xグレード)
S・Xグレードは純正が18インチのため、そのまま235/60R18のスタッドレスを選べます。外径・幅ともに純正と同一なので、スピードメーター誤差なしで使用できます。
19インチから18インチへのインチダウン(Gグレード)
GグレードはPCDが同じ114.3mm・5穴のため、18インチのスタッドレスセットに切り替えるオーナーも一定数います。この場合、タイヤサイズを235/60R18に変更すると外径は726mmで純正19インチ(235/55R19=726mm)とほぼ同一です。スペック上は問題のない変更です。
ただしホイールのインセットが変わる場合は干渉チェックが必要です。純正と同じ40mmインセットのホイールを選ぶのが安全です。
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よくある質問
Q1. 純正から1サイズ変えてもよいか?
A: 外径誤差が±3%以内に収まるなら問題になりにくいです。ただし変更前にタイヤ専門店でフィッティング確認を行うことが前提です。タイヤサイズを変更すると、スピードメーターの表示速度に誤差が生じる場合があります。外径が大きくなるほど実速度に対してメーターが低い値を示し、逆に小さくなると高い値を示します。車検時も外径変化が大きいと指摘対象になるため、±3%という数値は実用上の安全マージンとして覚えておくとよいでしょう。
Q2. タイヤの空気圧は前後同じか?
A: 異なります。S/X/G/ROCK CREEK グレードは前輪250kPa・後輪230kPaです。AUTECH/NISMOグレードは前輪240kPa・後輪220kPaです。空気圧はタイヤサイズを変更した後も、純正指定値を基準にします。空気圧が低すぎると燃費悪化・タイヤ偏摩耗・ハンドリング悪化につながります。高すぎると乗り心地が硬くなり、路面の凹凸を拾いやすくなります。月1回程度の点検が実用上の目安です。
Q3. AUTECHのホイールを他グレードに流用できるか?
A: PCD・穴数・ハブ穴径は同一ですが、インセットが異なります(AUTECH=45mm、S/X/G=40mm)。5mmの差でも走行状態や車検適合に影響する場合があるため、専門店での確認が前提です。インセットが純正より大きい(+方向)と、タイヤがホイールハウス内側に寄ります。逆に小さいとはみ出し方向になり、フェンダーとの干渉リスクが上がります。
Q4. T32型(先代)とタイヤ・ホイールの互換性はあるか?
A: T32型のPCDは同じ114.3mm・5穴ですが、タイヤサイズが異なります。T32の主力サイズは225/65R17や235/55R18です。ホイールの流用については干渉確認が必要で、互換性があるケースとないケースが混在します。特にT32からT33へのホイール流用は、ブレーキ周りの設計変更があるため、実車での確認が不可欠です。
Q5. タイヤの銘柄はどこで確認できるか?
A: T33エクストレイルの純正装着タイヤはグレードによって異なります。一般的にはブリヂストン・DUELER H/L 33やダンロップ・GRANDTREK PT3などのSUV向けラジアルタイヤが採用されています。車両購入時の整備記録や、タイヤ側面のブランドロゴで確認できます。交換時は同銘柄か同カテゴリのSUV向けタイヤを選ぶと、乗り心地・ハンドリングの変化が少なく済みます。
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まとめ:サイズ確認の順番
T33エクストレイルのタイヤ・ホイール選びは、以下の順で確認するとスムーズです。
- グレード確認 → 18・19・20インチのどれが純正か特定
- PCD・インセット確認 → 114.3mm・5穴・66mmが全グレード共通
- インチアップ/ダウン判断 → 外径誤差±3%以内を基準に
- インセット確認 → 18・19インチは40mm、20インチは45mm/42mm
数値を押さえてから選ぶことで、装着不可や買い直しのリスクを下げられます。
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