【キックス】異音の原因と対処法|発生箇所別に7パターンを解説【2026年版】

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更新日:2026年4月

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目次

結論:キックスの異音は7パターンに分類できる

結論異音は発生箇所と音の種類で7パターンに分類でき、原因の特定が対処の第一歩
価格帯修理費用0円(リコール無償)〜80,000円(税込・ステアリングラック交換)
難易度セルフ診断は初級/修理は中級〜上級(ブレーキ・足回りはプロ推奨)
作業時間セルフ診断10〜20分/修理30分〜3時間(箇所による)

キックスe-POWER(P15型)で異音が出たら、まず3点を確認します。「どこから」「どんな音が」「いつ」聞こえるかです。この記事では報告の多い7パターンを分類しました。原因と対処法を発生箇所別にまとめています。

e-POWER特有の回生ブレーキ由来の異音から、リコール対象まで緊急度の違いも明記しました。セルフ診断の参考にしてください。

異音の発生箇所と音の種類を一覧表で確認

キックスの異音は以下の7パターンに分かれます。

#発生箇所音の種類緊急度主な原因修理費用目安
1ブレーキキーキー・ギーギーローター錆・パッド摩耗5,000〜30,000円(税込)
2足回りコトコト・ゴトゴト中〜高スタビリンク・ブッシュ劣化5,000〜30,000円(税込)
3ダッシュボードビビビ・カタカタフロントガラスとの隙間500〜3,000円(税込)
4後輪ガタガタ・ゴロゴロアクスルボルト緩み(リコール)0円(無償修理)
5車外(低速時)フォーンなし車両接近通報装置(正常動作)対処不要
6ステアリングカタカタ・ギシギシ中〜高タイロッドエンド・ラック劣化8,000〜80,000円(税込)
7エンジンルームウィーン・ブーン発電用エンジン回転(e-POWER特性)制振材追加で軽減可能

緊急度「高」のパターン4・6は走行安全に直結します。該当する場合は早めに相談してください。

ブレーキ系の異音 ― e-POWER特有の回生ブレーキが影響

ブレーキ異音はオーナーからの報告が最も多い症状です。

回生ブレーキとローター錆の関係

e-POWERは減速時にモーターで発電する回生ブレーキを多用します。その結果、機械式ブレーキの作動頻度が低下します。ローター表面に錆が付き、パッドとの摩擦で鳴きが出ます。

ガソリン車比で機械式ブレーキの使用頻度は40〜60%まで下がります。市街地中心のオーナーほど症状が出やすい傾向です。

症状パターン

発生タイミング音の種類主な原因
バック時ギーギー・グワーグワーローター錆+パッド当たり面のムラ
ブレーキ踏み始めキーキーパッド表面の錆転写
雨天走行後の停車キーキー水分によるローター錆の加速

対処法

  • パッド研磨: 研磨で一時的に改善します。費用は片輪3,000〜5,000円(税込)前後です。
  • シム調整: ローターが斜めに装着されていた事例があります。シムで当たり面を修正する方法です。
  • Dモード走行の活用: S/ECOモードは回生ブレーキを多用します。Dモードに切り替えると錆の蓄積を抑えられます。

ノートe-POWERでも同様の症状が報告されています。ノートe-POWERの異音原因と対処法も参考にしてください。

足回り(サスペンション)の異音 ― 段差走行時のコトコト音

段差や荒れた路面でコトコト・ゴトゴトと聞こえる場合があります。サスペンション部品の劣化が疑われます。

劣化しやすい部品と走行距離の目安

部品名劣化目安音の特徴交換費用(片側・工賃込)
スタビリンク5万km〜コトコト・カタカタ5,000〜10,000円(税込)
ロアアームブッシュ7万km〜ゴトゴト・ドンドン8,000〜15,000円(税込)
ショックアブソーバー8万km〜ドスンドスン15,000〜30,000円(税込・片側)

セルフ診断のポイント

音が聞こえる方向(前後・左右)を特定すると診断がスムーズです。同乗者に段差通過時の方向を確認してもらうのが有効です。

スタビリンクのブーツはボンネットを開けて目視で確認できます。ブーツが破れてグリスが漏れていれば交換のサインです。

ダッシュボード・内装のビビり音 ― 低速域で目立ちやすい

荒れた路面を20〜40km/hで走行する際に出やすい症状です。走行安全への影響はありません。ただし不快感の原因になります。

原因

ダッシュボードとフロントガラスの接合部に微細な隙間が生じます。振動で樹脂パーツが共振するのが主因です。気温差による膨張・収縮も影響します。

DIYで対処する方法

対策費用(税込)難易度効果
ビビリ音低減モール貼付500〜1,500円初級中〜高
ゴム製吸音材の挟み込み300〜800円初級
隙間テープによる振動吸収200〜500円初級低〜中

ビビリ音低減モールは隙間に押し込むだけで施工できます。作業時間は10〜15分程度です。

内装メンテナンスにはキックスのフロアマット選びもあわせてご覧ください。

リコール対象の後輪アクスルボルト異音を確認する

2022年6月9日、日産は後輪アクスルボルトのリコールを届出しました。リアホイール付近から異音が出る可能性があります。

リコール対象の詳細

項目内容
対象製造期間2020年5月18日〜2021年11月1日
対象台数4,736台
不具合内容後輪アクスルボルトの締結が不適切
症状走行振動でボルトが緩み、ガタつき・異音が発生
最悪のケースボルトが抜けてホイールがロック
修理費用無償(ディーラーで規定トルク締め付け)

対象車両の確認方法

車検証の初度登録年月が2020年5月〜2021年12月なら対象の可能性があります。日産公式サイトで車台番号を入力して確認できます。

修理済みなら整備記録簿に記録が残っています。中古車購入の場合は販売店に確認してください。

車両接近通報装置の音は正常動作

低速やバック時に「フォーン」と聞こえる場合、車両接近通報装置の正常動作です。

通報装置の仕様

e-POWERはモーター走行のため低速時にエンジン音がほぼ出ません。国交省の基準で時速20km/h以下では自動的に通報音が鳴ります。

2018年以降の新型車では消音スイッチが廃止されています。キックスは2020年発売のため、消音・音量変更はできません。

ステアリング系の異音 ― ハンドル操作時のカタカタ音

ハンドルを切った際にカタカタ・ギシギシと鳴る場合、ステアリング系の劣化が考えられます。安全に直結するため早めの診断を推奨します。

原因となる部品と修理費用

部品名音の特徴修理費用(工賃込)
タイロッドエンド据え切り時にカタカタ片側8,000〜15,000円(税込)
ステアリングラックブッシュ走行中にギシギシ15,000〜30,000円(税込)
ステアリングラック本体全般的にガタ50,000〜80,000円(税込)
電動パワステモーター低速時にウィーン30,000〜60,000円(税込)

タイロッドエンドの劣化はブーツの破れで判別できます。タイヤを左右に揺すり、ガタがあれば交換が必要です。ジャッキアップは安全面からDIY経験者向けです。

e-POWERの発電用エンジン音は構造上の特性

加速時や登坂時にウィーン・ブーンと聞こえることがあります。発電用エンジンが高回転で稼働している音です。

充電用の1.2Lエンジン(HR12DE型)を搭載しています。バッテリー残量低下時にエンジンが起動し、負荷で回転数が上がります。

気になる場合の軽減策

  • 制振材の追加: ボンネット裏やファイアウォールに貼ると2〜5dBの低減が見込めます。
  • ECOモードの活用: エンジンの起動頻度を下げ、体感上の騒音を軽減できます。

修理費用の目安を箇所別に比較

全箇所の修理費用をまとめました。依頼先による費用差も確認できます。

異音の箇所DIY対応カー用品店(税込)ディーラー(税込)
ブレーキパッド研磨不可3,000〜5,000円5,000〜8,000円
ブレーキパッド交換中級8,000〜15,000円15,000〜25,000円
スタビリンク交換中級8,000〜12,000円10,000〜18,000円
ダッシュボード制振初級(500〜1,500円)
後輪アクスルボルト不可不可0円(リコール)
タイロッドエンド交換上級10,000〜18,000円15,000〜25,000円
ステアリングラック交換不可50,000〜80,000円

ブレーキやサスペンション系は安全に関わる部品です。DIY経験が浅い場合は整備工場への依頼が確実です。

日産の他車種にも異音トラブルの報告があります。エクストレイルの異音の原因と対処法で事例を確認できます。

Q1. キックスのバック時にギーギー鳴るのは故障ですか?

回生ブレーキ多用でローター表面に錆が付くことが原因です。故障ではありません。症状がひどければパッド研磨やシム調整で改善できます。

Q2. リコール対象かどうかはどうやって確認できますか?

日産公式サイトの「リコール対象車両検索」で車台番号を入力します。対象は2020年5月〜2021年11月製造の4,736台です。

Q3. 低速で「フォーン」と鳴るのは消せますか?

車両接近通報装置の音で、歩行者安全のための法定装備です。キックスでは消音・音量変更はできません。

Q4. ダッシュボードのビビり音はDIYで直せますか?

ビビリ音低減モールを隙間に挟むと改善するケースが多いです。費用は500〜1,500円(税込)、作業は10〜15分程度です。

まとめ

キックスe-POWERの異音は発生箇所と音の種類で7パターンに分類できます。

まず確認すべき手順は以下の3つです。

  1. 音の方向を特定する ― 前後・左右・車内のどこから聞こえるかを絞り込む
  2. 発生条件を記録する ― 走行中・停車中・ブレーキ時など再現条件をメモする
  3. リコール対象を確認する ― 2020年5月〜2021年11月製造車両はリコール対象

回生ブレーキ由来の鳴きは故障ではないケースが大半です。一方、足回りやステアリング系は走行安全に関わります。放置せず早めに診断を受けてください。

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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