更新日:2026年4月
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結論:WRX S4の純正タイヤサイズはグレードで3パターンに分かれる
WRX S4の純正タイヤサイズは、世代とグレードによって3種類に分かれます。VA系前期のGTグレードが225/45R18、VA系GT-SとVB系の大半が245/40R18、VB系のSTI Sport #のみ245/35R19です。サイズを間違えるとスピードメーター誤差やフェンダー干渉の原因になります。購入前に型式とグレードの確認が欠かせません。
この記事では、VA系(DBA-VAG)とVB系(5BA-VBH)を世代別に整理しています。インチアップ・インチダウンの選択肢やスタッドレス用サイズまで網羅した内容です。
WRX S4 純正タイヤサイズ一覧【世代・グレード別】
比較した結果、WRX S4は世代をまたいで5パターンのタイヤ・ホイール組み合わせが存在します。以下の表で型式・グレードに対応するサイズを確認してください。
VA系(DBA-VAG)2014〜2021年
| 年式 | グレード | タイヤサイズ | ホイール | PCD |
|---|---|---|---|---|
| 2014〜2017 | 2.0GT EyeSight | 225/45R18 | 7.5J×18 +55 | 5穴114.3mm |
| 2014〜2017 | 2.0GT-S EyeSight | 245/40R18 | 8.5J×18 +55 | 5穴114.3mm |
| 2017〜2021 | STI Sport EyeSight | 245/40R18 | 8.5J×18 +55 | 5穴114.3mm |
VA系の2.0GTグレードは225/45R18で、幅が20mm狭い設定です。リム幅も7.5Jと1インチ小さくなっています。GT-SとSTI Sportは共通の245/40R18を採用しており、タイヤの互換性があります。
なおVA系は2017年のD型マイナーチェンジでSTI Sportが追加されました。外装の変更はあるもののタイヤサイズはGT-Sと同一です。中古車で購入する場合も年式よりグレードでサイズを判断してください。
VB系(5BA-VBH)2022年〜現行
| 年式 | グレード | タイヤサイズ | ホイール | PCD |
|---|---|---|---|---|
| 2022〜 | GT-H / GT-H EX | 245/40R18 | 8.0J×18 | 5穴114.3mm |
| 2022〜 | STI Sport R / R EX | 245/40R18 | 8.0J×18 | 5穴114.3mm |
| 2024〜 | STI Sport # | 245/35R19 | 8.5J×19 | 5穴114.3mm |
VB系はGT-HとSTI Sport Rが同じ245/40R18です。2024年登場のSTI Sport #のみ19インチの245/35R19を採用しています。扁平率が5ポイント低い分、路面情報のダイレクト感が増します。その代わりに乗り心地は硬めになる傾向です。
タイヤ選びと合わせてホイールの検討も進めるなら、WRX S4のホイール選びで社外ホイールの適合情報をまとめています。
純正タイヤサイズの読み方と空気圧
「245/40R18 97W」という表記の意味を分解すると、次の通りです。
| 表記 | 意味 | WRX S4での値 |
|---|---|---|
| 245 | タイヤ幅(mm) | 245mm |
| 40 | 扁平率(%) | サイドウォール高さ=245×0.40=98mm |
| R | ラジアル構造 | 乗用車タイヤの標準 |
| 18 | リム径(インチ) | 18インチ |
| 97 | ロードインデックス | 1本あたり最大荷重730kg |
| W | 速度記号 | 最高速度270km/hまで対応 |
空気圧の確認方法
WRX S4の指定空気圧は運転席ドア開口部のラベルに記載されています。一般的にフロント230kPa・リア220kPa前後です。ただしグレードやタイヤサイズで異なるため、車両側のラベルで確認してください。空気圧が10%低下すると燃費が約1%悪化します。偏摩耗の原因にもなるため、月1回の点検が目安です。
空気圧の管理はタイヤの寿命を左右します。特にWRX S4はAWD駆動のため、4本の空気圧差が大きいとセンターデフに負荷がかかります。前後左右で均一に保つことがカギになるポイントです。
タイヤの状態維持にはブレーキ周りの点検も欠かせません。WRX S4のブレーキパッド交換では純正・社外パッドの比較情報を掲載しています。
インチアップ・インチダウンの選択肢と注意点
WRX S4でサイズ変更を検討する場合、インチアップとインチダウンそれぞれにメリット・デメリットがあります。コスパの観点では、スタッドレス用のインチダウンが経済的な選択肢です。
インチアップ(18→19インチ)
| 項目 | 純正18インチ(245/40R18) | 19インチアップ(245/35R19) |
|---|---|---|
| 外径 | 約653mm | 約652mm(ほぼ同一) |
| メリット | コスト抑制・乗り心地維持 | ハンドリング向上・見た目の迫力 |
| デメリット | 見た目はノーマル | タイヤ単価が高い・段差の突き上げ増加 |
| 1本あたり価格帯 | 18,000〜55,000円(税込) | 30,000〜90,000円(税込) |
外径差が1mm以内に収まるため、スピードメーター誤差はほぼ発生しません。ただし扁平率40→35への変更でサイドウォールが12mm薄くなります。路面の凹凸がダイレクトに伝わる点はデメリットです。段差の多い市街地走行が中心のオーナーには向いていません。サーキット走行やワインディングを楽しむ方には19インチが有利です。
インチダウン(18→17インチ・スタッドレス向け)
| 項目 | 純正18インチ(245/40R18) | 17インチダウン(225/50R17) |
|---|---|---|
| 外径 | 約653mm | 約651mm(ほぼ同一) |
| メリット | グリップ性能が高い | タイヤ・ホイールセットが安い |
| デメリット | スタッドレス費用が高額 | ブレーキキャリパー干渉リスク |
| スタッドレス1本 | 29,000〜50,000円(税込) | 15,000〜30,000円程度(税込) |
17インチへのインチダウンは4本で5〜8万円のコスト削減につながります。ただしVA系GT-S以上やVB系は大型ブレーキを装備しています。17インチホイールとキャリパーが干渉する場合があるため注意が必要です。購入前にショップで仮組み確認を行うのが確実な方法です。
インチダウンの際はホイールのオフセットにも注意してください。純正オフセット+55前後に対して大きくずれると、フェンダーとの干渉やハブとの接触が起きます。7.0J×17 +48〜+55の範囲が候補です。
スタッドレスタイヤのサイズ選び
スタッドレス選びでは、純正サイズ装着とインチダウン装着の2択になります。比較した結果、走行性能と経済性のバランスで選ぶのが合理的です。
純正サイズ(245/40R18)のスタッドレス価格比較
| メーカー | 製品名 | 1本あたり価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ブリヂストン | BLIZZAK VRX3 | 約50,000円〜(税込) | 氷上性能トップクラス・発泡ゴム採用 |
| ヨコハマ | iceGUARD 7 | 約42,000円〜(税込) | 非対称パターン・4年後もグリップ持続 |
| ミシュラン | X-ICE SNOW | 約30,000円〜(税込) | ドライ性能と氷上性能の両立 |
| ダンロップ | WINTER MAXX 03 | 約46,000円〜(税込) | 液状ファルネセンゴムで柔軟性持続 |
| トーヨー | OBSERVE GIZ2 | 約29,000円〜(税込) | 価格対性能比で優位 |
4本合計で12〜20万円の幅があり、価格差の理由は3つです。氷上制動距離・ゴム硬化までの年数・ドライ路面でのハンドリング性能で差がつきます。
コスパの観点では、X-ICE SNOWとOBSERVE GIZ2が1本3万円前後で収まります。4本で12万円以下に抑えられるため、経済的な選択肢です。一方、降雪量の多い地域で使うならBLIZZAK VRX3の氷上性能が頭一つ抜けています。
スタッドレスの保管場所も見落とせないポイントです。245/40R18は外径653mmあるため、保管スペースの確保も事前に検討してください。タイヤホテル(預かりサービス)は1シーズン1万円前後で利用できます。
よくある質問
Q1. VA系とVB系でタイヤの互換性はある?
VA系GT-S / STI Sport(245/40R18)とVB系GT-H / STI Sport R(245/40R18)はタイヤサイズが同一です。タイヤ単体の流用は問題ありません。ただしホイールのリム幅はVA系8.5J・VB系8.0Jで異なります。ホイールごと入れ替える場合はオフセットとハブ径の確認が必要です。
Q2. インチダウンで車検は通る?
外径差が純正比で±3%以内であれば車検上の問題はありません。225/50R17の外径は約651mmです。純正245/40R18の約653mmと比べて0.3%の差に収まります。スピードメーター誤差も許容範囲内です。ただしフェンダーからはみ出す場合やキャリパー干渉がある場合は不合格になります。
Q3. タイヤ交換の目安時期はどれくらい?
一般的にサマータイヤは3〜5万kmまたは4〜5年が交換目安です。スリップサイン(残り溝1.6mm)が出たら即交換が必要です。WRX S4はパワーがあるため、リア側の摩耗が早い傾向があります。2万km走行時点でローテーション(前後入替)を行うと寿命を均一化できます。
まとめ
WRX S4のタイヤサイズは世代・グレードで3パターンに分かれます。VA系GTが225/45R18、VA系GT-S以上とVB系の大半が245/40R18、VB系STI Sport #が245/35R19です。購入前に車検証で型式を確認し、グレードに合ったサイズを選んでください。
スタッドレスはインチダウン(17インチ)で4本5〜8万円のコスト削減が見込めますが、大型ブレーキ装着車はキャリパー干渉に注意が必要です。
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