WRX S4 PCD・オフセット・ホイールサイズ一覧|VA型・VB型の純正データと社外ホイール適合範囲

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更新日:2026年4月

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目次

結論:WRX S4のホイール基本仕様はPCD114.3・5穴・ハブ径56mm

結論VA型・VB型ともにPCD114.3mm・5穴・ハブ径56mmで共通
価格帯社外ホイール1本あたり15,000〜95,000円(税込)
難易度初級(ホイール交換のみ)〜中級(インチアップ+キャリパー確認)
作業時間ホイール交換30〜60分(タイヤ組み替えは別途ショップ依頼)

WRX S4のホイール選びで最初に確認すべき数値はPCD・インセット・ハブ径の3つです。VA型(2014-2021年)とVB型(2021年-現行)で基本仕様は共通です。ただしグレードによって純正リム幅とタイヤサイズが異なります。この記事では両世代の純正データと社外ホイールの適合範囲を数値で整理しています。

WRX S4はスバルのスポーツセダンとして、足回りの剛性と制動力に特化した設計です。ホイール交換を検討する際は、まず自分の車両の型式とグレードを確認してください。型式はVA型がDBA-VAG(前期)またはCBA-VAG(後期)、VB型が5BA-VBHです。車検証の型式欄で確認できます。

VA型(2014-2021年)の純正ホイールサイズ

VA型WRX S4の純正ホイールはグレードで2種類に分かれます。2.0GTは7.5Jの18インチ、2.0GT-Sは8.5Jの18インチを採用しています。

グレードホイールタイヤインセットPCD穴数
2.0GT EyeSight7.5Jx18225/45R18+55114.35
2.0GT-S EyeSight8.5Jx18245/40R18+55114.35
tS(2016年限定)8.5Jx19245/35R19+55114.35

ハブ径は56mm(56.1mm)、ナットサイズはM12x1.25です。2.0GTと2.0GT-Sではリム幅が1インチ異なります。タイヤ幅にも20mmの差があります。社外ホイール選定時はどちらのグレードかを把握しておくと迷いにくくなります。

2016年に限定販売されたtSは、BBS製の19インチ鍛造ホイールを標準装備しています。このホイールは8.5Jx19でインセット+55です。通常グレードの18インチよりも外径が大きいため、tSオーナーが社外ホイールに交換する際は19インチ以上が基本です。

なお、VA型の締付トルクは120Nmです。トルクレンチを使わずに手締めだけで済ませると、走行中の脱輪リスクがあります。交換後は50-100km走行後に増し締めを行ってください。

WRX S4のタイヤ選びについてはWRX S4のタイヤサイズとおすすめタイヤで詳しくまとめています。

VB型(2021年-現行)の純正ホイールサイズ

VB型はエンジンが2.4Lターボ(FA24型)に変更されました。ホイールは全グレード共通で8.5Jx18が標準です。

グレードホイールタイヤインセットPCD穴数
GT-H / GT-H EX8.5Jx18245/40R18+55114.35
STI Sport R / EX8.5Jx18245/40R18+55114.35
E型以降(2024年1月-)8.5Jx19245/35R19+53114.35

E型からインセットが+55から+53に変更されています。数値上は2mmの差ですが、ツラ出し方向に寄っています。ナットサイズ・ハブ径・PCDはVA型と同一です。そのためVA型用のホイールをVB型に流用できます。

VB型はエンジン出力が271ps(FA24型2.4Lターボ)に上がっています。VA型の296ps(FA20型2.0Lターボ)よりカタログ値は低いものの、トルクは350Nmから370Nmに増えています。駆動系への負荷が変わるため、ホイール重量にも注意を払いたいところです。軽量鍛造ホイールを選ぶと、バネ下重量の低減で加速レスポンスの改善が見込めます。

VB型のSTI Sport Rグレードはフロントにブレンボ製モノブロックキャリパーを採用しています。VA型のブレンボとはキャリパー形状が異なるため、VA型向けのホイール装着実績がそのまま適用できない場合があります。購入前にスポーク裏のクリアランスを確認してください。

ホイール交換の候補を探している場合はWRX S4のホイール選びも参考になります。

社外ホイールの適合範囲とマッチングデータ

WRX S4に装着可能な社外ホイールのサイズ範囲を整理します。下表はオーナーの装着実績とショップの推奨値をもとにしたデータです。

リム径リム幅インセット範囲推奨タイヤサイズ
17インチ7.0-7.5J+48〜+55215/50R17
18インチ7.5-8.5J+45〜+55225/45R18〜245/40R18
19インチ8.0-8.5J+43〜+55245/35R19
20インチ9.0J+45〜+48255/30R20

ブレーキキャリパーとの干渉に注意

WRX S4はフロントにブレンボ製対向4ポットキャリパーを採用するグレードがあります。スポーク形状によっては18インチでも干渉するケースが報告されています。特に17インチへのインチダウンはブレンボ装着車では物理的に収まらない場合が多いです。

ブレンボ非装着車(VA型2.0GT等)であれば17インチへのダウンサイズが可能です。タイヤサイズは215/50R17が標準的な組み合わせになります。17インチ化のメリットはタイヤ単価の低下です。18インチと比べて1本あたり5,000〜10,000円程度の差が出ることもあります。冬用スタッドレスを17インチで揃えるオーナーも多いです。

ハブリングの要否

純正ハブ径は56mm(56.1mm)です。社外ホイールのハブ穴径が67.1mmや73.1mmの場合、ハブリングでセンター出しが容易になります。走行中の微振動を抑えられるため、装着を推奨します。

ハブリングのサイズは「外径(ホイール側)→内径(ハブ側56mm)」で指定します。たとえばハブ穴73.1mmのホイールなら「73.1→56.1」のハブリングを選んでください。アルミ製とポリカーボネート製の2種類があり、価格は4個セットで1,500〜3,000円前後です。

インチアップ時のタイヤ外径

ホイールサイズを変更する際はタイヤ外径の維持が基本です。外径が変わるとスピードメーターの誤差が生じます。以下がWRX S4で一般的な外径合わせの組み合わせです。

ホイールタイヤサイズ外径(mm)純正比
17インチ215/50R17647-1.1%
18インチ245/40R18653基準
19インチ245/35R19654+0.2%
20インチ255/30R20658+0.8%

純正比で-3%〜+3%の範囲であればメーター誤差は許容内です。

ツライチを狙う場合のオフセット目安

ツライチ(フェンダーとホイール面の面一)を狙う場合の参考値です。車高やキャンバー角で変動するため、実車確認が前提となります。

条件リム幅インセット目安備考
18インチ・ノーマル車高8.5J+45前後純正+55から10mm外に出る計算
19インチ・ノーマル車高8.5J+40〜+43フロントの余裕は10mm前後
19インチ・ローダウン時8.5J+43〜+48車高を下げるとフェンダーとの距離が縮む

実装着例では、19インチ8J+45でフロント12-14mm、リア16-17mm引っ込む結果が確認されています。リアはネガティブキャンバーの影響でフロントよりも余裕があるのが一般的です。

フェンダーからのはみ出しは保安基準に抵触する可能性があります。検査官の判断で結果が変わるため、余裕を持ったインセット設定が安全です。

2017年の保安基準改正により、タイヤ上部の10時-2時位置ではみ出しがなければ適合とされています。ただしホイール本体(リム・スポーク)のはみ出しは依然として不可です。ワイドトレッドスペーサーの使用は装着状態で保安基準を満たす必要があります。5mm以上のスペーサーを使う場合はボルトの突出量にも注意してください。

WRX S4の車高調整を検討中ならWRX S4の車高調のデータも確認してみてください。

Q1. VA型とVB型でホイールの互換性はありますか?

PCD114.3mm・5穴・ハブ径56mmは両世代で共通です。インセットも+55が標準のため、基本的に互換性があります。ただしVB型E型の純正19インチ(+53)をVA型に装着する場合、2mmぶん外に出る点は認識しておいてください。

Q2. WRX S4に17インチホイールは装着できますか?

ブレンボ非装着グレード(VA型2.0GT等)であれば17インチへのダウンサイズが可能です。ブレンボ装着車はキャリパーが17インチホイールの内側に干渉するため、物理的に装着できないケースがほとんどです。

Q3. ホイールナットは純正品をそのまま使えますか?

WRX S4の純正ナットはM12x1.25の平面座(ワッシャー付き)です。社外ホイールの多くはテーパー座(60度)を採用しているため、ナットの座面形状が合いません。社外ホイールに交換する場合はテーパーナットを別途用意する必要があります。

Q4. インセット+48と+55では見た目にどれくらい差がありますか?

数値上は7mmの差です。片側7mm外にホイール面が出るため、正面から見るとフェンダーとの隙間が7mm縮まります。車高ノーマルの状態ではフェンダー内に収まる範囲ですが、ローダウンとの組み合わせではフェンダーへの接触リスクが高まります。

まとめ

WRX S4のホイール選びで押さえるべき数値を改めて整理します。

  • PCD 114.3mm・5穴・ハブ径56mmはVA型・VB型で共通
  • 純正インセットは+55が基本(VB型E型のみ+53)
  • ナットサイズはM12x1.25、社外ホイール時はテーパーナットが必要
  • 17インチダウンサイズはブレンボ非装着車に限定
  • ツライチ狙いは18インチで+45前後、19インチで+40〜+43が目安

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この記事を書いた人

車種別カスタムパーツの専門サイト「パーツ選び.com」の編集チーム。300本以上の車種別パーツガイドを公開中。適合確認・取付難易度・車検対応を独自に調査し、失敗しないパーツ選びをサポートしています。

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