更新日:2026年3月
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結論:WRX S4のマフラー選びはパイプ径・素材・騒音値の数値で比較する
WRX S4のマフラー交換で見落とせないのは型式の違いです。VAG型はFA20(2.0Lターボ)、VBH型はFA24(2.4Lターボ)を搭載しています。フランジ形状とパイプ径が異なるため、型式ごとに適合する製品が変わります。
本記事ではVBH型4製品・VAG型2製品の計6製品を掲載しています。柿本改・HKS・FUJITSUBOの国内3大マフラーブランドから、WRX S4に適合するモデルを厳選しました。パイプ径・テール径・近接排気騒音・素材・価格の数値データを横並びで比較しています。実売価格は約10万〜26万円の幅があり、リアピース交換型からメインパイプ交換型まで交換方式も選べます。購入前に車検証の型式欄を確認してください。
WRX S4用マフラー6製品のスペック比較表
数値を横並びにすると、各製品の設計思想が明確になります。パイプ径・テール径・素材・近接排気騒音の4項目が製品選びの判断軸です。
| 製品名 | 型式 | 価格(税込) | 素材 | パイプ径 | テール径 | 近接騒音 | JQR認証 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 柿本改 Regu.06&R | VBH | ¥102,222 | SUS全 | φ50×2 | φ100 | — | 取得済 |
| HKS リーガマックスプレミアム | VBH | ¥167,529 | SUS | — | φ90×2 | — | 対応 |
| 柿本改 Class KR | VBH | ¥168,889 | SUS全 | φ50×2 | φ96 | 91dB | 取得済 |
| FUJITSUBO A-RM+c | VBH | ¥217,182 | SUS+C | φ70-60.5 | φ92 | — | 適合 |
| FUJITSUBO オーソライズS | VAG | ¥100,373 | SUS | — | — | — | 適合 |
| HKS ハイパワースペックL II | VAG | ¥128,268 | SUS304 | φ65-50×2 | φ94 | 82dB | 取得済 |
※SUS全=オールステンレス、SUS+C=ステンレス+カーボン。近接騒音の「—」はメーカー非公開。価格は2026年3月時点のAmazon実売価格。
スペック比較で見ると、パイプ径はFUJITSUBO A-RM+cのφ70mmが最大です。太いパイプ径は排気効率に直結します。テール径は柿本改 Regu.06&Rのφ100mmが最も太く、リアビューの印象を左右する要素です。
価格面では柿本改 Regu.06&R(VBH・¥102,222)とFUJITSUBO オーソライズS(VAG・¥100,373)が10万円台前半で、コストを抑えたいオーナー向けです。一方、HKS リーガマックススポーツ(VBH・¥263,052)はφ98チタンテール4本出しの最上位モデルです。予算に余裕がありリアビューの迫力を重視する場合に検討する価値があります。
VBH型(現行2021年〜)WRX S4向けマフラー4選
FA24(2.4Lターボ)搭載の現行VBH型に適合するマフラーを4製品紹介します。全製品「5BA-VBH」の型式に対応しており、GT-HおよびSTI Sport R(EX含む)の全グレードで装着可能です。以下、価格の安い順に紹介していきます。
柿本改 Regu.06&R VBH — 10万円台前半で手に入るJQR認証品
VBH型対応製品のなかで実売価格が最も低い102,222円(税込)です。パイプ径φ50×2、テール径φ100の仕様で、170φ丸シーマタイコを採用しています。
Regu.06&Rシリーズは柿本改のラインナップで「レギュラーモデル」に位置づけられる製品です。上位のClass KRと比較すると価格差は約66,000円あり、スペック面ではテール径が4mm太い100mmです。消音構造には170φの丸シーマタイコを採用し、低中回転域での音量を抑えつつ高回転域で排気サウンドが際立つ設計です。
リアピース交換のみの構成のため、取り付け作業の負担が軽い点もメリットです。2分割構造で梱包サイズもコンパクトに抑えられています。オールステンレス素材でJQR認証を取得済みであり、保安基準への適合が確認されています。出口方向はS(左右出し)で、WRX S4のリアバンパーに合わせたレイアウトです。
テール径φ100はこの価格帯では太い部類に入ります。存在感のあるリアビューをコストを抑えて実現したい場合に候補になる製品です。GT-HとSTI Sport R(EX含む)の全グレードに対応しています。
HKS リーガマックスプレミアム VBH — Φ90テール左右出しのメインパイプ交換型
テール外径Φ90×2の左右出しレイアウトを採用したメインパイプ交換型です。リアピースのみの製品と異なり、触媒以降のメインパイプごと交換する構成です。排気経路全体の効率を見直せる点がメリットになります。
HKSのLEGAMAX PREMIUMシリーズは、静粛性と低排圧の両立を設計コンセプトとしています。ターボ車特有の排圧上昇を抑えつつ、アイドリングから高回転域まで不快な籠り音を抑制する内部構造です。HKSはWRX STIやランサーエボリューションなどターボ車向けのマフラー開発で30年以上の実績があります。
メインパイプ交換型のため、リアピースのみの柿本改製品と比較して作業範囲が広くなります。DIYの場合は2〜3時間を見込んでください。ショップへ依頼する場合の工賃は15,000〜25,000円前後です。在庫が残り1点と少ない状況のため、検討中の場合は早めの確認が得策です。
同じスバルのターボ車であるレヴォーグのマフラー選びについては、レヴォーグ おすすめマフラーで詳しく比較しています。
柿本改 Class KR VBH — 近接91dB・アイドリング64dBの数値が示す静粛設計
近接排気騒音91dB、アイドリング騒音64dBという数値をメーカーが公表している製品です。社外マフラーでアイドリング騒音値まで開示しているケースは多くありません。住宅街での始動時に気を使うオーナーにとって、64dBという数値は事前に音量感を把握できる材料です。
パイプ径φ50×2、テール径φ96のW(左右出し)レイアウトで、JQR認証取得済みのオールステンレス製です。同じ柿本改のRegu.06&R(φ100テール)と比べると、テール径は4mm細い96mmです。ただしスラッシュカットの出口形状を採用しており、テール先端の角度がリアビューに異なる表情を与えます。
Class KRシリーズは柿本改のフラッグシップラインで、溶接品質や内部構造の精度が高い位置づけです。価格は168,889円とRegu.06&Rより約66,000円高い設定ですが、騒音データの公表と品質面の付加価値がその差に含まれます。深夜の帰宅が多い場合や、集合住宅の駐車場で使う場合に向いた選択肢です。
FUJITSUBO A-RM+c VBH — カーボンテール×φ70パイプで排気効率を追求
パイプ径φ70.0-φ60.5は、本記事で取り上げた6製品のなかで最も太い数値です。太いパイプ径は排気抵抗の低減に直結し、特にFA24ターボの2.4Lという排気量に対して、高回転域でのレスポンス向上に寄与します。
ステンレスボディにカーボンテール(φ92ラウンドスラッシュ)を組み合わせた構成です。カーボン素材はステンレスと比較して軽量であり、テール部分の放熱性にも優れた特性を持ちます。付属品にはスリットクランプ取り付けキット・Oリングガスケット×2・M10×20フランジボルトナットセット×4・M8ボルト・ナット・スプリングワッシャー・専用カーボンテールパイプセット×4が含まれます。取り付けに必要な部品は一式揃った状態です。
VAG型向けのA-RM+c(B09VY4631C)では計測データとして最高出力+5.3ps、最大トルク+1.5kgmの向上が報告されています。VBH型向けの本製品でもパイプ径の設計思想は共通しており、同等の排気効率改善が期待できます。税込217,182円はVBH対応製品のなかで高価格帯ですが、在庫ありの状態で即納可能な点は他製品と差があります。
VAG型(初代2014〜2021年)WRX S4向けマフラー2選
FA20(2.0Lターボ)搭載のVAG型に適合するマフラーを2製品紹介します。VAG型は「DBA-VAG」(2014年8月〜2017年7月頃)または「3BA-VAG」(2017年8月頃〜2021年3月)の型式です。2021年3月で生産終了しているため、専用パーツの在庫は今後減少が見込まれます。
FUJITSUBO オーソライズS VAG — 10万円台で手に入るFUJITSUBOの実力
VAG型対応マフラーで最も価格が低い100,373円(税込)です。6製品全体でも最安値になります。FUJITSUBOのオーソライズSシリーズはストリートユース向けの設計で、音量変化を控えめに抑えた製品ラインです。同社のA-RM+cが排気効率重視のハイパフォーマンスモデルであるのに対し、オーソライズSは日常使いの快適性を優先した位置づけです。
DBA-VAG/FA20エンジンの平成26年8月以降モデルに適合します。付属品はガスケットパッキン×2で、既存のボルトを再利用する構成のため、追加部品の購入は不要です。梱包サイズは30.0×43.0×131.0cmと記載されており、配送時のサイズ感も事前に確認できます。
残り3点と在庫が限られています。VAG型は2021年3月で生産終了しており、専用パーツの供給は年々減少する傾向です。VAG型オーナーで音量控えめのマフラーを探している場合は、在庫があるうちに確認するのが賢明です。純正からの変更幅を最小限にしたい場合に向いた選択肢です。
HKS ハイパワースペックL II VAG — 純正比54%減・10.4kgの超軽量設計
製品重量10.4kgは純正マフラーから54%の軽量化に相当します。ストレート構造を採用し、排気の流れを直線的にすることで背圧を低減した設計です。この54%という軽量化率は本記事6製品のなかでも突出した数値です。マフラーはリアオーバーハングに位置するため、軽量化はリアの回頭性向上にも寄与します。
パイプ径はメインがφ65、分岐後がφ50×2のデュアル構成です。テール径φ94の左右出しレイアウトで、SUS304ボディにチタン製フィニッシャーカバーを標準装備しています。チタンの青みがかった発色がテール周りのアクセントになります。
近接排気騒音はVAG装着時で82dB(純正74dB)と公表されています。純正から8dBの増加ですが、JQR認証番号JQR30144245を取得済みのため保安基準の範囲内です。別売でカーボン製・ステンレス製のフィニッシャーカバーにも交換でき、テール周りの印象をカスタマイズできます。「S208」「TYPE RA-R」にも適合可能ですが、「S207」は適合外のためご注意ください。
軽量マフラーに関心があるスポーツカーオーナーには、GR86 おすすめマフラーの比較記事も参考になります。
WRX S4マフラーの選び方ガイド
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- Amazon取り扱いがあり、価格・在庫が確認できる製品(2026年3月時点で出品あり)
- WRX S4の型式(VAGまたはVBH)に適合確認済み(メーカー適合表に明記)
- JQR認証取得または保安基準適合品として販売されている製品を優先
- 税込100,000〜270,000円の価格帯(WRX S4クラスのスポーツセダン向け相場)
- 国内ブランド品で入手性・アフターサポートが安定(柿本改・HKS・FUJITSUBO)
VAG型とVBH型の型式確認方法
マフラーの適合ミスは返品対応が難しいパーツです。購入前に車検証の型式欄で自分の車両がどちらに該当するかを確認します。以下のように見分けられます。
- VAG型: 車検証に「DBA-VAG」または「3BA-VAG」と記載。エンジンはFA20(2.0Lターボ)。2014年8月〜2021年3月生産。
- VBH型: 車検証に「5BA-VBH」と記載。エンジンはFA24(2.4Lターボ)。2021年11月以降の現行モデル。
型式を間違えるとフランジ形状やパイプ径が合いません。結果として物理的に取り付け不可となり、返品にも送料がかかるため損失が大きくなります。中古車購入の場合や年式の境界付近(2021年前後)の車両では特に注意が求められます。
リアピース交換とフルセット交換の違い
マフラー製品には大きく分けて2つの交換方式があります。
リアピース交換はサイレンサー部分のみの交換です。柿本改の2製品(Regu.06&R・Class KR)がこの方式です。作業時間は約1〜1.5時間で、工賃も比較的安く済みます。
メインパイプ(フルセット)交換は触媒以降のパイプ全体を交換します。HKS リーガマックスプレミアムがこの方式です。排気経路全体の効率を改善できますが、作業時間は2〜3時間かかります。工賃もリアピース交換より高くなります。
車検対応とJQR認証の意味
「車検対応」と表記されている製品の多くはJQR認証を受けています。JQR(自動車用品品質・性能確認団体)の認証は、近接排気騒音・加速走行騒音・排出ガスの3項目を第三者機関がテストした証明です。
本記事で紹介した柿本改 Regu.06&R、柿本改 Class KR、HKS ハイパワースペックL IIの3製品はJQR認証番号が公表されています。FUJITSUBO 2製品は保安基準適合品として販売されています。
ただし車検適合の可否は最終的に検査官の判断によります。同一製品でも検査場によって結果が異なるケースがあるため、認証番号を控えておくと検査時にスムーズです。経年使用でサイレンサー内部が劣化すると騒音値が変化する場合もあり、定期的な状態チェックが推奨されます。
マフラー素材の特性比較
マフラーに使われる素材は主に3種類です。特性の違いを知ると選択の基準が明確になります。
- SUS304(オールステンレス): 耐食性が高く長期間の使用に耐えます。重量はチタンより重いですが、価格は抑えめです。柿本改の2製品がこの素材です。
- SUS304+チタンフィニッシャー: ボディはステンレスで耐久性を確保し、テール部分にチタンの質感を加えた構成です。HKS ハイパワースペックL IIがこの方式です。
- ステンレス+カーボン: ボディがステンレス、テール部分がカーボン素材の組み合わせです。カーボンは軽量で放熱性に優れます。FUJITSUBO A-RM+cが採用しています。
マフラー交換の取り付けと工具
必要な工具一覧
WRX S4のマフラー交換に使う工具は以下のとおりです。DIYで作業する場合、事前に一式揃えておくとスムーズに進行します。
- 14mmソケットレンチ+ラチェットハンドル(フランジボルト用)
- 12mmソケット(一部製品の補助ステー用)
- ジャッキまたはスロープ(車両下に潜る作業用)
- 浸透潤滑剤(CRC 5-56等。ボルト固着防止)
- トルクレンチ(適正トルクでの締め付け用)
純正マフラーのボルトは走行距離が長いと固着している場合があります。前日から浸透潤滑剤を吹いておくと作業がスムーズです。
取り付け工賃の相場
DIYに不安がある場合やジャッキアップの経験がない場合は、カー用品店やディーラーへの依頼が安全です。工賃の相場は以下のとおりです。
- リアピース交換: 8,000〜15,000円前後
- メインパイプ(フルセット)交換: 15,000〜30,000円前後
- ディーラーの場合はさらに高くなる傾向
マフラー持ち込みの場合は追加料金が発生する店舗もあるため、事前に確認が推奨されます。純正マフラーの処分費も別途かかる場合があり、1,000〜3,000円程度が相場です。なお、取り外した純正マフラーは車検時の予備として保管しておくオーナーも多いです。
失敗しやすいポイントと対策
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事で紹介した製品が最適ではない可能性があります。
- 型式の確認をしていない方 — VAG型とVBH型ではフランジ形状・パイプ径が異なります。誤った型式の製品は物理的に取り付けできません。車検証の型式欄で「DBA-VAG」「3BA-VAG」「5BA-VBH」のいずれかを確認してください。
- DIY経験がまったくない方 — マフラー交換にはジャッキアップ・潤滑剤の使用・ボルトの適正トルク管理が求められます。工具がない場合はカー用品店やディーラーへの依頼(工賃8,000〜30,000円前後)が現実的です。
- 近接排気騒音を極力抑えたい方 — 社外マフラーは純正より音量が上がります。HKS ハイパワースペックL II(VAG)は純正比+8dBの82dBです。マンション駐車場や深夜の始動が気になる場合は、柿本改 Class KR(アイドリング64dB公表)が候補になります。
- リアピースのみかフルセットかを把握していない方 — 柿本改2製品はリアピースのみ、HKSリーガマックスプレミアムはメインパイプ交換型です。交換範囲で費用と作業時間が変わります。
Q1. WRX S4のマフラー交換に必要な工具は何ですか?
リアピース交換の場合、14mmソケットレンチ・ラチェットハンドル・ジャッキ(またはカースロープ)・浸透潤滑剤(CRC 5-56等)が最低限必要です。純正ボルトは走行距離が長い車両では固着していることが多いため、前日から潤滑剤を吹き付けておくと作業が格段に楽になります。フルセット交換では追加で12mm・17mmのソケットも用意してください。トルクレンチを使えばボルトの締め付けトルクを適正に管理でき、排気漏れのリスクを大幅に低減できます。作業は車両を安定させた状態で行うことが前提です。
Q2. リアピース交換とフルセット交換はどちらを選ぶべきですか?
初めてのマフラー交換なら、リアピース交換から始めるのが無難です。リアピース交換は純正マフラーのサイレンサー部分のみを社外品に置き換える方式で、作業時間は約1〜1.5時間です。音質の変化とテールデザインの変更が得られ、費用対効果が高い方法です。排気効率を根本から見直したい場合はフルセット(メインパイプ)交換が適しています。触媒以降のパイプ全体を交換するため、排気の流速や背圧の特性を大きく変えられます。ただし作業時間は2〜3時間に増え、ショップ依頼の工賃も高くなります。メインパイプ交換はWRX S4の排気系全体をカスタマイズしたい上級者向けです。
Q3. マフラー交換でWRX S4の馬力は上がりますか?
FUJITSUBO A-RM+c(VAG型計測データ)では、最高出力が304.0psから309.3psへ+5.3psの向上が報告されています。最大トルクも41.7kgmから43.2kgmへ+1.5kgmの増加です。中間加速では40km/hから100km/hまでの3速加速タイムが3.6秒から3.5秒へ0.1秒短縮されたデータもあります。ただしこれらの数値は特定条件下での計測結果であり、公道での体感差は限定的です。マフラー交換による軽量化(HKS ハイパワースペックL IIの場合は純正比54%減の10.4kg)のほうが車両全体の運動性能向上として体感しやすいという報告が多く見られます。出力向上よりも排気サウンドの変化を目的にする場合が一般的です。
Q4. VAG型とVBH型でマフラーの互換性はありますか?
互換性はありません。VAG型はFA20エンジン(2.0Lターボ・排気量1,998cc)、VBH型はFA24エンジン(2.4Lターボ・排気量2,387cc)を搭載しており、エンジン自体が異なります。排気マニホールド以降のフランジ形状・パイプ径・取り付けブラケットの位置が異なるため、物理的に装着できません。各型式専用の製品を選ぶのが唯一の方法です。車検証の型式欄に「DBA-VAG」「3BA-VAG」「5BA-VBH」のいずれが記載されているかを確認してから購入してください。
Q5. マフラー交換後に車検に通らないリスクはありますか?
JQR認証取得済みの製品であれば、近接排気騒音・加速走行騒音・排出ガスの基準を第三者機関がテスト済みです。しかし車検適合の最終判断は検査官に委ねられます。JQR認証番号(例: HKS ハイパワースペックL IIはJQR30144245)を控えておくと検査時にスムーズです。経年使用でサイレンサー内部のグラスウールが劣化すると騒音値が上昇する場合もあります。2〜3年ごとの状態チェックが推奨されます。また、マフラーの取り付け状態(ガスケットの劣化や排気漏れ)も車検に影響する要素です。
まとめ
WRX S4のマフラー選びは、型式(VAG/VBH)の確認が起点です。VAG型にはFA20ターボ2.0L用、VBH型にはFA24ターボ2.4L用のマフラーが必要です。型式を間違えるとフランジが合わず取り付けできないため、車検証の確認が前提になります。
VBH型(現行)オーナー向け:
- 予算を抑えるなら柿本改 Regu.06&R(¥102,222・φ100テール)
- 静粛性を数値で確認したいなら柿本改 Class KR(近接91dB/アイドリング64dB)
- 排気効率とカーボン素材を求めるならFUJITSUBO A-RM+c(φ70パイプ・¥217,182)
VAG型(初代)オーナー向け:
- コスパ優先ならFUJITSUBO オーソライズS(¥100,373)
- 軽量性優先ならHKS ハイパワースペックL II(10.4kg・純正比54%減)
全製品JQR認証取得済みまたは保安基準適合品として販売されています。ただし車検適合の最終判断は検査官によるため、認証番号の控えを推奨します。マフラー交換はWRX S4のカスタマイズのなかでも比較的取り組みやすいメニューです。排気サウンドの変化・リアビューの印象変化・軽量化による運動性能向上と、1つのパーツ交換で複数の変化を得られるのがマフラー交換の利点です。
スペックの数値を比較し、自分の型式・予算・使用環境に合った製品を選ぶことで、後悔のない選択ができます。迷った場合は、VBH型なら柿本改 Regu.06&R(10万円台前半・φ100テール)、VAG型ならFUJITSUBO オーソライズS(10万円台前半・控えめな音量変化)から検討するのが合理的です。

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