更新日:2026年3月
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結論:WRX S4のドラレコはコムテック ZDR055がコスパで一歩リード
WRX S4(VBH型)はアイサイトのステレオカメラをフロントガラス中央に搭載しています。ドライブレコーダーの設置位置と電磁ノイズ対策は通常の車種よりシビアです。本記事ではアイサイトとの干渉を避けつつ、前後の映像を高画質で記録できる5機種をスペック比較で選定しました。価格は15,815円から44,990円まで幅があり、用途と予算に応じた選択ができます。
5機種の中で最もバランスがよいのはコムテック ZDR055です。STARVIS 2センサーによる夜間画質、3年保証、22,065円という価格の3点が揃っています。4K画質を求めるならユピテル Y-119dが22,550円で手に入ります。ZDR055とわずか485円差でフロント4Kが使える計算です。
予算を抑えたい場合はケンウッド DRV-MR480の15,815円が候補になります。SDカード付属で追加出費が少ない点もメリットです。反対に、車内録画を含む全方位記録が必要ならVANTRUE N4 Pro(44,990円)が選択肢に入ります。
WRX S4にドラレコが欠かせない理由
WRX S4はスポーツセダンとして街中での注目度が高い車種です。あおり運転や車上荒らしのリスクを考えると、前後カメラによる常時録画は安心材料になります。
2023年の交通事故統計では、ドラレコ映像が過失割合の判定に使用されたケースが増加しています。事故時の証拠映像として、相手車両のナンバーや信号の色を記録できる点が大きなメリットです。駐車中のいたずらや当て逃げの防止にも役立ちます。
WRX S4はターボエンジン搭載のスポーツモデルです。サーキット走行やワインディング走行の記録用途でもドラレコの需要が高まっています。フロント4K対応モデルなら、高速道路での遠方のナンバープレートも鮮明に残せます。数値で見ると、4K(約800万画素)はFHD(約200万画素)の4倍の情報量です。事故時の証拠能力に直結する差があります。
さらに、2024年以降は保険会社がドラレコ映像を事故査定に活用するケースが増えています。ドラレコの映像があるかないかで、保険金の支払い判定に影響する場面も出てきました。WRX S4のような高性能車は修理費用も高額になりがちなため、証拠映像の有無が経済的にも分かれ目になります。
WRX S4向けドライブレコーダーの選び方ガイド
アイサイト搭載車ならではの注意点
WRX S4のフロントガラス中央上部にはアイサイトのステレオカメラユニットがあります。ドラレコをこの周辺に設置すると、カメラがドラレコ本体や反射を障害物と誤認識します。エラー表示やブレーキアシストの一時停止につながるケースも報告されています。
取り付け位置はフロントガラスの左右いずれかの端から300mm以内が目安です。ワイパーの拭き取り範囲内に収まるかも同時に確認してください。スバル公式FAQでは「禁止エリアを避けて設置してください」と明記されています。具体的な禁止エリアの図は取扱説明書に掲載されています。
加えて、電磁ノイズがアイサイトの動作に干渉するリスクがあります。ノイズ対策済みと明記されたモデルを選ぶことがカギになります。コムテックやユピテルなど国内メーカーの製品はノイズ対策が施されており、アイサイト搭載車での使用報告も多数あります。海外メーカー品を選ぶ場合は、「ADAS対応」「ノイズ対策済み」の表記を確認してください。VANTRUEは海外メーカーですが、干渉対策済みを明記しておりWRX S4での装着事例も報告されています。
なお、スバルディーラーでは純正アイサイト対応ドラレコも取り扱いがあります。純正品は干渉テスト済みで安心感が高い反面、価格は社外品の1.5〜2倍程度です。コストを抑えつつ安全に使いたい場合は、国内メーカーの社外品が最も現実的な選択になります。
前後2カメラ vs 3カメラ vs ミラー型の違い
ドラレコのタイプは大きく3種類に分かれます。それぞれの特徴を表にまとめました。
| タイプ | フロント画角 | リア画角 | 設置方法 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| 前後2カメラ | 130〜170° | 130〜160° | フロントガラス+リアガラス | あおり運転対策・事故記録 |
| 3カメラ | 130〜160° | 130〜160°(+車内) | フロント+車内+リア | 車内録画・盗難対策 |
| ミラー型 | 130〜170° | 130〜160° | ルームミラー交換式 | 視界確保+録画兼用 |
WRX S4はスポーツセダンで後部座席の使用頻度が低い傾向があります。前後2カメラが最もバランスのよい選択です。3カメラモデルは車上荒らし対策を重視するオーナー向けとなります。
ミラー型はルームミラー交換式のため、アイサイトカメラ付近への干渉に注意が要ります。ミラー型のメリットは大画面(10〜12インチ)でリアカメラの映像を確認できる点です。バック駐車時の視認性が向上します。ただしWRX S4の場合、純正ミラーの位置がアイサイトカメラに近いため、取り付け時の位置調整がシビアになります。ミラー型を選ぶ場合は、スバルディーラーでの取り付けを強く推奨します。
解像度についても補足しておきます。FHD(1920×1080)は日常的な記録には十分な画質です。WQHD(2560×1440)はFHDの約1.8倍の画素数で、少し離れたナンバーの読み取りに差が出ます。4K(3840×2160)はFHDの4倍の情報量を持ち、高速道路で100m以上先の車両ナンバーも判読できるレベルです。画質を重視するほど録画ファイルのサイズも大きくなるため、SDカードの容量選びとセットで考えてください。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- ノイズ対策済みモデル(アイサイト搭載車での動作報告あり)
- 前後2カメラ以上の構成(リアカメラ付属モデルに限定)
- STARVIS または STARVIS 2 センサー搭載(夜間撮影品質を左右する要素)
- 国内メーカーまたは国内正規サポートあり(保証期間1年以上)
- 税込15,000〜50,000円の価格帯(純正品を除く実用的な範囲)
おすすめドライブレコーダー5選|スペック比較表
以下がWRX S4に適合する5機種です。スペック比較で見ると、解像度・センサー・保証期間に明確な差があります。
| 項目 | ZDR055 | Y-119d | ZDR065 | DRV-MR480 | N4 Pro |
|---|---|---|---|---|---|
| メーカー | コムテック | ユピテル | コムテック | ケンウッド | VANTRUE |
| フロント解像度 | FHD(200万画素) | 4K(800万画素) | WQHD(370万画素) | FHD(200万画素) | 4K(800万画素) |
| リア解像度 | FHD | FHD | FHD | FHD | FHD |
| センサー | STARVIS 2 | STARVIS | STARVIS 2 | CMOS | STARVIS 2(IMX678) |
| GPS | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
| 駐車監視 | 別売ケーブル | 標準装備 | 別売ケーブル | 別売ケーブル | 別売ケーブル |
| Wi-Fi | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| 保証 | 3年 | 1年 | 3年 | 3年 | 18ヶ月 |
| 税込価格 | 22,065円 | 22,550円 | 23,273円 | 15,815円 | 44,990円 |
価格差は最大29,175円です。FHD画質で十分ならZDR055の22,065円が3年保証付きで最も割安となります。4K画質を求める場合、Y-119dは22,550円とZDR055からわずか485円差です。この価格帯でフロント4Kが手に入る点が注目に値します。
センサーの世代にも注目してください。STARVIS 2はSTARVIS(初代)と比べて暗所感度が向上しています。夜間やトンネル内での撮影品質に差が出ます。ZDR055・ZDR065・N4 Proの3機種がSTARVIS 2を搭載しています。
駐車監視機能の有無も選定のポイントです。Y-119dのみ標準装備で、他の4機種は別売ケーブル(2,000〜3,000円)が必要です。駐車監視は車両のバッテリーから電源を取るため、バッテリーの状態が良好であることが前提です。バッテリーが弱っている場合は、電圧監視機能付きのケーブルを選ぶとバッテリー上がりを防止できます。
Wi-Fi機能はN4 Proのみ搭載しています。スマートフォンのアプリから映像を確認・ダウンロードする際に便利です。他の4機種は本体の液晶画面またはPCの専用ソフトで映像を確認する方式です。日常的にスマートフォンで映像を確認したい場合はWi-Fi対応モデルが便利ですが、月に数回しか確認しないならWi-Fi非対応でも不便は感じません。
コムテック ZDR055 — コスパ重視の定番
STARVIS 2センサーを前後に搭載した日本製モデルです。従来のSTARVISと比較して暗所感度が向上しています。夜間のナンバープレート読み取り精度に差が出ます。
Clear HDR機能を装備しており、トンネル出口など明暗差の激しいシーンでも白飛びを抑制します。逆光時の映像品質はHDR非搭載モデルと比べて格段に改善されています。後続車両接近お知らせ機能を内蔵しているため、あおり運転の検知と自動記録に対応しています。後方からの急接近を検知すると自動で映像を保護します。
3年保証は国内ドラレコとしては最長クラスです。コムテック製品は日本国内の自社工場で製造されており、品質管理が行き届いています。実勢価格22,065円に対して定価は36,182円のため、39%OFFで入手できます。
microSDカードは別途用意が要ります。容量は32GB〜128GBが対応範囲です。32GBで約3時間の連続録画に対応します。128GBなら約12時間分の映像を保持できます。録画は古い映像から自動で上書きされるループ録画方式です。
本体サイズは約95mm×50mm×33mmとコンパクトです。フロントガラスへの設置で視界を妨げにくい設計になっています。重量は約100gと軽量なため、両面テープの剥がれリスクも低くなります。取り付けブラケットの角度調整も簡単で、設置後の画角修正もスムーズです。
運転支援機能として車線逸脱警告と前方車両発進通知も搭載しています。長距離ドライブ時の安全性向上に役立ちます。ただしアイサイトの機能と重複する部分もあるため、通知が煩わしい場合は設定でOFFにできます。
足回りのカスタムも検討中なら、WRX S4のタイヤ選びガイドで純正サイズとインチアップの注意点を確認できます。
ユピテル Y-119d — 4K×駐車監視の標準装備
フロント4K ULTRA HD記録に対応しています。約800万画素の解像度で、ナンバープレートの文字まで鮮明に残せます。FHDモデルと比較すると、画素数は4倍です。高速道路での遠方撮影に特に差が出ます。100m先の車両ナンバーも判読できるレベルの解像度です。
駐車監視機能が別売ケーブルなしで使える点が最大の強みです。コムテックやケンウッドの場合は別途2,000〜3,000円程度のケーブルが要りますが、Y-119dはその出費が不要です。バッテリーの電圧を監視する機能も内蔵しており、バッテリー上がりを防止します。設定した電圧を下回ると自動で録画を停止する仕組みです。
フロント・リアともにSTARVISセンサーを搭載しています。STARVIS 2ではなく初代STARVISですが、暗所性能は十分に実用的です。SDカードフォーマット不要の独自技術により、メンテナンスの手間が減ります。通常のドラレコは2〜3週間に1回のフォーマットが推奨されますが、Y-119dではその作業が不要です。SDカードの寿命を延ばす効果もあります。
保証期間は1年とコムテック製品の3年に比べると短いです。ただし、ユピテルダイレクトでの購入で延長保証オプションが利用できます。画角はフロント160度、リア150度で、前後とも広角撮影に対応しています。
本体にはGPSを内蔵しています。速度と位置情報を映像に重ねて記録します。事故時の走行データとして活用できるほか、移動経路の記録にも使えます。3インチのモニターを搭載しており、設置直後にカメラの画角を確認しやすい設計です。
ホイール交換とドラレコの見直しを同時に進めるオーナーも少なくありません。WRX S4のホイール選びガイドではPCDやインセットの適合情報を掲載しています。
コムテック ZDR065 — WQHD×STARVIS 2の最新上位機
ZDR055の上位モデルです。フロントがWQHD(約370万画素)に強化されています。FHDとの画素数差は約1.8倍で、遠方のナンバー認識に差が出ます。4Kほどの画素数はありませんが、FHDでは物足りないと感じるオーナーに適した中間グレードです。
前後にSTARVIS 2センサーを搭載しています。夜間性能はZDR055と同等以上です。GPS内蔵で速度・位置情報を映像に重畳記録します。事故時の状況証拠として速度データが残る点は見落とせません。Gセンサーも内蔵しており、衝撃を検知すると該当映像を自動保護します。
ZDR055との価格差はわずか1,208円です。画質を優先するなら費用対効果の高い選択肢となります。ただし4Kには届かないため、最高画質を求めるならY-119dを検討してください。
運転支援機能も搭載しています。車線逸脱や前方車両発進を通知する機能があり、長距離ドライブ時の安全性向上に貢献します。後続車両接近お知らせ機能もZDR055と同様に内蔵しています。録画ファイルはWindowsの専用ビューアーで再生・管理が可能です。GPSデータと連動して走行軌跡をマップ上に表示する機能もあります。
3年保証・日本製という点もZDR055と共通です。コムテック製品で迷った場合は、FHDで十分ならZDR055、少しでも高画質を求めるならZDR065という選び方になります。
ケンウッド DRV-MR480 — 低予算で始める入門機
15,815円は5機種中の最安です。まずは手頃な価格でドラレコを導入したいオーナーに向いています。前後にHDR機能を搭載しており、逆光シーンでの白飛びを抑えます。
microSDカード(32GB)が付属するため、購入後すぐに録画を始められます。別途SDカードを買う手間と出費が省けます。32GBで約3時間の連続録画に対応しています。容量が足りない場合は128GBまでの交換にも対応しています。
センサーはSTARVIS非搭載のため、夜間の細部描写はZDR055やY-119dに劣ります。ただし日常的なあおり運転記録や事故時の証拠映像には十分な画質です。晴天時や街灯のある道路ではSTARVIS搭載モデルとの差を感じにくいレベルです。
3年保証が付帯しており、長期的な安心感があります。本体サイズもコンパクトで、取り付け時に視界を妨げにくい設計です。初めてドラレコを導入するWRX S4オーナーの入門機として、実績のある定番モデルです。ケンウッドはカーナビやカーオーディオでも定評のあるメーカーで、サポート体制も充実しています。
駐車監視機能を使う場合は別売の車載電源ケーブル(CA-DR100、約3,000円)が要ります。本体と合わせても約19,000円で前後2カメラ+駐車監視の環境が整います。
VANTRUE N4 Pro — 3カメラ4Kのハイエンド
フロント4K(800万画素)+車内FHD+リアFHDの3カメラ構成です。IMX678センサー(STARVIS 2)を搭載しており、暗所での描写力はトップクラスです。フロント・車内・リアの3方向を同時に記録するため、死角がほぼなくなります。
独自のPlatePix技術でナンバープレートの鮮明化処理を行います。通常の4Kモデルと比較して、ナンバーの視認性がさらに向上しています。夜間や雨天時のナンバー読み取りで差が出る技術です。
Wi-Fi対応でスマートフォンから映像確認が可能です。5.8GHz帯のWi-Fiを使用するため、転送速度が速く高画質映像もスムーズに閲覧できます。専用アプリで映像のダウンロードや設定変更が行えます。音声コマンドにも対応しており、運転中にハンドルから手を離さず操作できます。「写真を撮って」と声をかけるだけでスナップショットを保存する機能もあります。
車内カメラには赤外線LEDが搭載されています。完全な暗闘でも車内の様子を記録できます。車上荒らしや車内置き引きの証拠映像として活用できる設計です。
価格は44,990円と5機種中最高です。ただし3カメラかつ4Kの構成を考えると、1カメラあたり約15,000円の計算になります。車上荒らし対策まで視野に入れるオーナー向けの製品です。最大1TBのmicroSDカードに対応しており、4K画質でも約48時間分の録画を保持できます。保証期間は18ヶ月です。VANTRUEの公式サイトから延長保証への加入も受け付けています。
WRX S4へのドラレコ取り付け方法
シガーソケット接続(初級)
最も手軽な取り付け方法です。付属のシガーソケットケーブルを差し込み、本体をフロントガラスに貼り付けるだけで完了します。工具は不要で、所要時間は15〜30分程度です。
デメリットは配線が露出する点です。ケーブルがダッシュボード上を這うため見た目が気になる場合があります。配線モールを使えば多少は目立たなくなります。カー用品店で300〜500円程度で入手できます。
WRX S4のシガーソケットはACC連動です。エンジン停止時は電源が切れるため、駐車監視機能は使えません。駐車監視を使いたい場合はヒューズ直結を選んでください。
ヒューズ直結(中級)
配線をAピラー内に隠せるため、見た目がすっきりします。駐車監視機能の利用にも適した方法です。
VBH型WRX S4は低背ヒューズ(20A)を使用します。ヒューズの向きはケーブルが右側に来る方向に合わせてください。テスターで検電してから差し込むのが安全です。アース接続はヒューズボックスの固定ボルト(10mmレンチ)から取れます。
作業時間の目安は30分〜1時間です。Aピラーのカバーを外す際は、内装クリップの破損に注意してください。カバーは下側から引っ張ると外れやすい構造です。交換用クリップはカー用品店で1個100〜200円程度で入手できます。予備として3〜4個購入しておくと安心です。
リアカメラの配線はルーフライニング(天井内張り)の中を通します。フロントからリアまで約4mの配線を天井裏に隠す作業です。コネクター部分が天井内に引っかかる場合があるため、配線ガイド(約500円)を使うとスムーズに通せます。
リアガラスへのカメラ貼り付け位置は、リアワイパーの拭き取り範囲内が理想です。雨天時に水滴でリアカメラの映像がぼやけるのを防げます。WRX S4(VBH型)はリアワイパーが未装着のため、リアガラスの上部中央に設置するのが一般的です。リアガラスの熱線(デフォッガー)の線上は避けてください。両面テープの粘着力が低下する原因になります。
ドラレコのメンテナンスと長持ちさせるコツ
ドラレコは取り付けたら終わりではありません。定期的なメンテナンスで録画品質と製品寿命を維持できます。
microSDカードは消耗品です。ドラレコは常時書き込みを行うため、一般的なSDカードでは半年〜1年で書き込みエラーが発生する場合があります。高耐久タイプ(Samsung PRO Endurance や SanDisk MAX ENDURANCE など)を選ぶと、書き換え寿命が通常品の5〜10倍に延びます。価格は128GBで3,000〜4,000円程度です。
SDカードのフォーマットも定期的に行ってください。Y-119dはフォーマット不要の独自技術を搭載していますが、他の4機種は2〜4週間に1回のフォーマットが推奨されています。フォーマットを怠ると録画ファイルの断片化が進み、映像にノイズが混入する原因になります。
レンズの清掃も忘れがちなポイントです。フロントカメラのレンズは車内側に露出しています。ホコリや指紋が付着すると映像がぼやけます。月に1回程度、マイクロファイバークロスで拭くだけで十分です。リアカメラはリアガラスの内側に設置するため、ガラスの内側も定期的に清掃してください。
真夏の車内温度にも注意が要ります。日本の夏場は車内温度が70〜80度に達することがあります。ドラレコの動作温度は一般的に-10〜60度です。炎天下に長時間駐車する場合は、フロントガラスにサンシェードを使うとドラレコへの熱負荷を軽減できます。特にWRX S4は黒やダークカラーの内装が多く、車内温度が上がりやすい傾向があります。ドラレコの内蔵バッテリーは高温で劣化が早まるため、夏場の対策は製品寿命に直結します。
失敗しやすいポイント
アイサイトエラーの原因になる設置ミス
フロントガラス中央にドラレコを設置するのは避けてください。アイサイトが本体や配線を障害物と誤認識し、エラー表示が出る場合があります。ブレーキアシストが一時停止した事例も報告されています。
設置前に取扱説明書の「ステレオカメラの取り扱い」ページを確認し、禁止エリアを把握してください。一般的にはフロントガラス上部20%以内、かつ中央のカメラユニットから十分に離れた位置が推奨されます。左端または右端のどちらかに寄せて設置するのが安全です。
配線の取り回しにも注意が要ります。配線がアイサイトカメラの前を横切ると映り込みの原因になります。配線はフロントガラスの上端に沿わせてAピラー方向へ引き回してください。黒い配線ならガラスのフチに馴染んで目立ちにくくなります。白や灰色の配線は反射しやすいため避けた方が安全です。
配線を固定するクリップは車両側の内装に影響を与えない粘着式がベストです。配線が垂れ下がるとアイサイトの視野に入る恐れがあるため、しっかりと固定してください。内装の隙間に押し込む方法もありますが、エアバッグの展開経路と干渉しないか事前に確認が要ります。
電源トラブルを防ぐ3つのチェック項目
- ヒューズの向き:テスターで検電してから差し込む
- アース接続:ボルトの締め付けが緩いと通電不良になる
- 駐車監視用ケーブル:常時電源とACC電源の接続先を間違えない
これらの確認を怠ると、ドラレコが起動しない・駐車監視が動かないといったトラブルにつながります。特にヒューズの向きを間違えるとドラレコに通電しないため、取り付け前のテスターチェックは欠かせません。テスターはカー用品店で500〜1,500円程度で購入できます。検電テスターならプラス端子に当てるだけで通電の有無を判定できるため、電気知識がなくても扱いやすい工具です。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、本記事で紹介した製品が最適ではない可能性があります。
- DIY経験がまったくない方 — ヒューズ直結は配線知識が要ります。カー用品店への取り付け依頼(工賃5,000〜15,000円前後)を検討してください。シガーソケット接続なら工具不要で初級レベルです。
- VAG型(2014〜2021年)のオーナー — 初代WRX S4はヒューズ配置や内装パネルの外し方が異なります。型式をディーラーに伝えて適合を確認してください。
- 予算10,000円以下で探している方 — 本記事の最安はDRV-MR480の15,815円です。1万円以下の価格帯ではノイズ対策が不十分な海外製品が中心となり、アイサイト干渉のリスクが高まります。
- ミラー型ドラレコを希望する方 — ミラー型はルームミラー交換式です。アイサイトのカメラ周辺に干渉する製品があるため、スバルディーラーでの事前確認を推奨します。
よくある質問
Q1. WRX S4にドラレコを取り付けるとアイサイトに影響する?
取り付け位置と製品選びに注意すれば影響しません。フロントガラス中央のステレオカメラ周辺を避け、ノイズ対策済みの製品を選んでください。取扱説明書に禁止エリアの図が掲載されています。コムテックやユピテルの国内メーカー品はノイズ対策が施されており、設置位置を守れば問題ありません。
Q2. 純正ドラレコと社外品のどちらがよい?
純正品はアイサイトとの干渉テスト済みで安心感があります。ただし価格は社外品の1.5〜2倍程度です。コムテックやユピテルなど国内メーカーの社外品はノイズ対策が施されており、設置位置を守れば問題なく使えます。機能面では社外品の方がスペックが高いケースが多いです。
Q3. 駐車監視機能は付けるべき?
WRX S4はスポーツセダンとして注目度が高い車種です。車上荒らしやいたずらに備えるなら駐車監視付きモデルが適しています。Y-119dは駐車監視が標準装備のため追加費用がかかりません。他のモデルでも別売ケーブル(2,000〜3,000円程度)を追加すれば利用できます。
Q4. 取り付け工賃の相場は?
カー用品店での前後2カメラ取り付け工賃は5,000〜15,000円が目安です。オートバックスでは工賃込みセットが販売されていることもあります。配線の隠蔽処理を追加すると3,000〜5,000円程度が加算されます。スバルディーラーに依頼する場合は10,000〜20,000円程度が相場です。
Q5. microSDカードの推奨容量は?
32GB〜128GBが一般的な推奨範囲です。32GBで約3時間、128GBで約12時間の連続録画に対応します。4Kモデルはデータ量が大きいため、64GB以上を選ぶと録画時間に余裕が出ます。高耐久タイプのmicroSDカードを選ぶと書き換え寿命が延びます。ドラレコは常時書き込みを行うため、一般的なSDカードよりも高耐久モデルが適しています。なお、SDカードの推奨ブランドとしてはSamsung PRO Endurance、SanDisk MAX ENDURANCE、Transcendの高耐久シリーズがドラレコ用途で定評があります。いずれも128GBモデルで3,000〜4,000円程度です。
まとめ
WRX S4のドラレコ選びで見落とせないのはアイサイトとの干渉対策です。5機種の特徴を1行でまとめます。
- コムテック ZDR055:STARVIS 2搭載・3年保証・22,065円でコスパ最良
- ユピテル Y-119d:4K画質と駐車監視標準装備で22,550円
- コムテック ZDR065:WQHDの高解像度が23,273円で手に入る
- ケンウッド DRV-MR480:15,815円の低予算入門機で3年保証付き
- VANTRUE N4 Pro:3カメラ4Kの全方位記録で44,990円
予算2万円台ならZDR055またはY-119dが有力です。とにかく出費を抑えたい場合はDRV-MR480を、画質と機能を最大限求めるならN4 Proを検討してください。どの製品を選ぶ場合も、取り付け位置はアイサイトの禁止エリアを避け、ノイズ対策済みモデルを選ぶことが安全な運用の前提になります。取り付けに不安がある場合は、カー用品店やスバルディーラーへの依頼も検討してください。工賃は5,000〜20,000円程度で、プロの施工なら配線の隠蔽処理まで仕上げてもらえます。
関連記事
WRX S4の他のカスタムパーツも合わせて検討してみてください。ドラレコと同じタイミングで足回りやエクステリアの変更を行うオーナーも多い傾向です。

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