更新日:2026年4月
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結論:インプレッサGUのドラレコ取り付けはDIYで約1.5〜2時間
インプレッサGU(GK/GT系含む)にドライブレコーダーを取り付ける際、最も注意すべきはアイサイトのステレオカメラ周辺の禁止エリアです。この記事では、禁止エリアの正確な位置から電源の取り方、フロント・リア配線の取り回しまで、手順を5ステップで解説します。作業前に工具と部材を揃えておけば、初めてのDIYでも2時間以内に完了できます。
取り付けに必要な工具・パーツ一覧
必須工具(5点)
作業に最低限必要な工具は以下の5点です。
- 内張り剥がし(樹脂ヘラ) — Aピラーカバーやリアハッチ内張りの取り外しに使用
- 検電テスター — ヒューズボックスでACC電源・常時電源を判別するために必須
- ヒューズ電源取り出しケーブル — 低背ヒューズ対応品を選ぶ(GU型は低背ヒューズ)
- プラスドライバー(#2) — ロアパネル固定ネジの脱着に使用
- ビニールテープまたは配線テープ — 余った配線の固定・保護に使用
あると便利な補助アイテム
- パーツクリーナー — 蛇腹ゴム内に吹き付けると配線の滑りがよくなる
- 配線ガイド(ワイヤー通し) — 天井裏やピラー内の配線引き込みが格段に楽になる
- クッションテープ — 配線と内装の接触による異音(ビビリ音)を防止する
- 養生テープ — 作業中のカメラ仮固定に使える
アイサイト搭載車の取り付け禁止エリア
インプレッサGUはアイサイト搭載車です。フロントガラス中央にあるステレオカメラの視野を遮る位置には、ドラレコを含む一切のアクセサリーを取り付けられません。
スバル公式FAQでは「禁止エリアの詳細は取扱説明書のステレオカメラの取り扱いについてを参照」と案内しています。具体的な範囲は車両の取扱説明書に図示されているため、作業前に確認しておいてください。
| 項目 | 禁止エリア | 推奨エリア |
|---|---|---|
| 位置 | フロントガラス中央(ステレオカメラ周辺) | 助手席側ルームミラー裏 |
| 範囲 | 左右サンバイザーフック間の中央部 | フロントガラス上端から全高20%以内 |
| 根拠 | アイサイトのステレオカメラ視野確保 | 道路運送車両法の保安基準 |
| 備考 | SUBARU純正品以外は自己責任 | ワイパー拭き取り範囲内であること |
取り付け位置として実績が多いのは、助手席側ルームミラー裏です。運転席からはミラーに隠れて視界を妨げず、アイサイトの視野にも干渉しません。
電源取得方法を決める(3パターン比較)
ドラレコの電源取得方法は大きく3つあります。仕上がりの見た目と作業時間に差が出るため、目的に合った方法を選んでください。
| 項目 | シガーソケット直結 | ヒューズボックス | オプションカプラー |
|---|---|---|---|
| 難易度 | 初級 | 中級 | 中級 |
| 作業時間 | 約15分 | 約30分 | 約25分 |
| 配線の見た目 | ケーブル露出 | 完全隠蔽 | 完全隠蔽 |
| 駐車監視 | 非対応 | 対応可 | 対応可 |
| 追加部材 | 不要 | ヒューズ電源ケーブル | オプションカプラー |
シガーソケット直結(最も簡単・15分)
付属のシガーソケットケーブルをそのまま差し込む方法です。配線が露出するため見た目は劣りますが、工具なしで取り付けが終わります。駐車監視には対応できません。
ヒューズボックスからの取り出し(推奨)
配線を内装内に完全に隠せる方法です。GU型のヒューズボックスは運転席右側、コインケースの奥にあります。フタ裏にヒューズ明細がプリントされており、ACC電源はSOCKET(15A)、常時電源はBACK(10A)から取り出せます。
検電テスターでの確認手順は以下のとおりです。エンジンOFFで通電するヒューズが常時電源、アクセサリーONで通電するヒューズがACC電源になります。駐車監視機能を使う場合は常時電源側に接続してください。
インプレッサGUのドラレコ選びで迷っている場合は、おすすめのドライブレコーダーをまとめた記事も参考にしてください。前後2カメラモデルの比較データを掲載しています。
オプションカプラーからの取り出し
GU系にはオプションカプラーが設定されています。エーモン製の車種専用電源取り出しハーネスを使えば、ヒューズを抜き差しせずにACC電源と常時電源を取り出せます。ヒューズ電源に比べて接続が安定しやすい反面、専用ハーネスの入手が必要です。
フロントカメラの取り付け手順(5ステップ)
Step 1:取り付け位置を決めて仮固定
助手席側ルームミラー裏にドラレコ本体を養生テープで仮固定します。カメラの画角が道路中央を捉えているか、スマートフォンアプリやドラレコのモニターで確認してください。位置が決まったら付属の両面テープで本固定します。
Step 2:Aピラーカバーを外す
助手席側のAピラーカバーを取り外します。カバーは上部と下部の計2〜3個のクリップで固定されています。内張り剥がしをカバーの隙間に差し込み、手前に引くとクリップが外れます。無理に力を入れるとクリップが破損するため、均等に力を加えてください。
Step 3:配線を天井パネル隙間に通す
ドラレコの電源ケーブルを、フロントガラス上部と天井パネルの隙間に押し込みます。ケーブルが見える部分は天井の内張りとヘッドライニングの間に指で押し込むだけで隠せます。ルームミラー裏からAピラー方向へ、ケーブルを少しずつ送り込んでください。
Step 4:Aピラー内を通してダッシュボード下へ
天井から下ろしたケーブルをAピラー内に通し、ダッシュボード下まで引き回します。Aピラー内には純正の配線やエアバッグの配線があります。ドラレコのケーブルは純正配線に巻き付けず、クッションテープで固定して分離させてください。エアバッグの配線には触れないよう細心の注意を払ってください。
Step 5:ヒューズボックスに接続
ダッシュボード下に到達したケーブルを、ロアパネルを外してヒューズボックスまで引き回します。ロアパネルは運転席右下のネジ1本を外し、手前に引くと脱着できます。ヒューズ電源取り出しケーブルを検電テスターで確認済みのヒューズ位置に差し込み、アース線を車体のボルトに接続して完了です。
リアカメラの配線取り回し手順(4ステップ)
前後2カメラモデルの場合、リアカメラの配線を先に行うのが鉄則です。リアカメラ側のケーブル端子はL字型、フロント側はI字(ストレート)型のため、先にフロントを通すと蛇腹ゴムの中でL字端子が引っかかります。
Step 1:リアカメラの位置決め・仮固定
リアガラス上部の中央にカメラを仮固定します。ワイパーの拭き取り範囲内で、熱線に干渉しない位置を選んでください。リアワイパー付き車は拭き取り範囲の上部がベストです。
Step 2:リアハッチ内張りを外して配線
リアハッチの内張りはクリップで固定されています。内張り剥がしで端から順にクリップを外し、内張りを手前に引いて取り外します。カメラからのケーブルを内張り裏に通し、蛇腹ゴムの入口まで引き回してください。
Step 3:蛇腹ゴムを通す(助手席側推奨)
蛇腹ゴムの中にケーブルを通す工程が、リアカメラ配線で最も手間がかかる部分です。助手席側の蛇腹を使うのが定石で、運転席側は純正配線が詰まっていて通しにくい傾向にあります。
作業のコツとして、蛇腹ゴムの内側にパーツクリーナーを軽く吹き付けると配線の滑りが改善します。配線ガイド(ワイヤー通し)があれば、先にガイドを蛇腹に通してからケーブルを引き込めるため、作業時間を大幅に短縮できます。
インプレッサGUの内張り外しに慣れていない方は、LEDルームランプの交換手順で内装パネルの脱着方法を先に練習しておくとスムーズです。
Step 4:天井パネル隙間を通してフロントへ接続
蛇腹ゴムを通過したケーブルを、Cピラー → 天井パネル裏 → Bピラー → Aピラー方向へ引き回します。天井とヘッドライニングの隙間にケーブルを押し込むだけで、追加の固定具は不要です。フロントカメラ付近まで到達したら、リアカメラケーブルをフロントカメラ本体に接続します。
よくある失敗と対処法
蛇腹ゴム内で配線が引っかかる
最も多い失敗例です。パーツクリーナーを事前に吹き付ける、配線ガイドを使う、リアから先に通す(L字端子の問題回避)の3点で解消できます。無理に引っ張ると蛇腹ゴムが破損し、防水性が損なわれるため注意してください。
検電テスターなしでヒューズを選んでしまう
ヒューズボックスのフタ裏に記載された明細は目安です。車両の個体差やオプション装着状況で通電状態が異なる場合があります。検電テスターで実測してから接続してください。誤って常時電源にACC用機器を繋ぐと、バッテリー上がりの原因になります。
アイサイト禁止エリアにカメラを設置
アイサイトの認識精度が低下し、自動ブレーキや車線逸脱警報が正常に動作しなくなるリスクがあります。ディーラーでの点検時に指摘されることもあるため、取扱説明書の禁止エリアは厳守してください。
配線が内張りに噛み込んで異音が出る
内張りを戻す際にケーブルがクリップ部分に噛み込むと、走行中にビビリ音が発生します。ケーブルにクッションテープを巻く、内張りクリップの穴からケーブルを離して配線することで防止できます。
Q1. ディーラーに取り付けを依頼した場合の工賃はいくら?
スバルディーラーでの取り付け工賃は、フロントカメラのみで5,500〜8,800円(税込)、前後2カメラで11,000〜16,500円(税込)が相場です。持ち込み品の場合は追加料金が発生するケースがあるため、事前に確認することを推奨します。
Q2. 駐車監視機能を使う場合の追加配線は?
駐車監視にはACC電源ではなく常時電源(バッテリー直結)が必要です。GU型ではヒューズボックスのBACK(10A)が常時電源に該当します。駐車監視用の専用ケーブル(電圧監視機能付き)を別途用意すると、バッテリー電圧が低下した際に自動で録画を停止してくれます。
Q3. アイサイトのカメラとドラレコは干渉する?
アイサイトの禁止エリア外に設置すれば、電波や光学的な干渉は報告されていません。ただしLED式の補助ライトやレーダー探知機を併設する場合は、それぞれの取り付け位置にも注意が必要です。スバル公式はアイサイト車には純正ドラレコを推奨していますが、禁止エリアを避ければ社外品でも問題なく使用できます。
まとめ
インプレッサGUへのドライブレコーダー取り付けは、アイサイトの禁止エリアさえ正確に把握すれば、DIYで十分に対応できる作業です。配線を隠蔽したい場合はヒューズボックスからの電源取り出しを選び、リアカメラの配線を先に通すことで作業効率が上がります。
走行中の異音を防ぐにはクッションテープによるケーブル保護が有効です。取り付け前に取扱説明書で禁止エリアの図を確認し、検電テスターでヒューズの通電状態を実測してから作業に取り掛かってください。
ドラレコの機種選びがまだの場合は、以下の関連記事でインプレッサGUに対応したモデルの比較データを確認できます。
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