更新日:2026年3月
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結論:インプレッサGUにはコムテック ZDR043が第一候補
インプレッサGUオーナーがドライブレコーダーを選ぶ際に気になるのが、新世代アイサイトとの干渉です。比較した結果、電波干渉対策済みの国内メーカー品であれば問題なく使用できます。コムテック ZDR043は前後200万画素・GPS・3年保証で14,980円(税込)という価格帯が決め手です。画質を最優先するならSTARVIS 2搭載のZDR065、WiFi転送が必要ならVANTRUE S1 Proが候補に入ります。
なぜインプレッサGUのドラレコ選びは慎重さが必要なのか
インプレッサGU(6代目・2023年〜)には新世代アイサイトが全グレードに標準搭載されています。ステレオカメラ周辺には取り付け禁止エリアが設定されており、このエリア内にドラレコを設置するとアイサイトの誤作動を招く可能性があります。
アイサイト禁止エリアの具体的な範囲
禁止エリアの範囲はスバル公式の取扱説明書「EyeSightについて」セクションに記載されています。新世代アイサイトではカバーがフロントガラスに密着する設計に変わり、旧世代よりも禁止エリアの形状が異なります。
フロントガラスの中央付近(ステレオカメラカバー周辺)は広範囲がNGです。ダッシュボード先端から段差ラインまでの範囲、さらに段差中心位置から手前140mm・左右300mm程度が取り付け禁止となります。助手席側のルームミラー裏がベストポジションとなります。
電波干渉(ノイズ)のリスク
安価な海外製ドラレコの中にはノイズ対策が不十分な製品があり、アイサイトの画像認識に影響を及ぼすケースが報告されています。具体的には、ドラレコから発生する電磁波がステレオカメラの信号処理に干渉し、自動ブレーキや車線逸脱警告の精度が低下する可能性があります。
コムテック・ケンウッド・ユピテルなどの国内メーカー品は電波干渉対策(EMC対策)が施されています。スバル車での使用報告もみんカラやカーライフ系サイトに多数あり、動作実績が確認できる点で安心感があります。
車検との関係
道路運送車両の保安基準では、フロントガラスへの貼付物はガラス上部20%以内と定められています。ドラレコのカメラ部分がこの範囲内に収まっていれば車検の基準を満たします。インプレッサGUのフロントガラスは高さ約800mmのため、上端から160mm以内が目安です。ただし、検査官の判断に幅があるため、できるだけガラス上端に近い位置に設置するのが安全です。
製品比較で見るインプレッサGU向けドラレコ6選
| 項目 | コムテック ZDR043 | コムテック ZDR065 | ケンウッド DRV-MR575C | ケンウッド DRV-MR480 | VANTRUE S1 Pro | ユピテル WDT510c |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 税込価格 | 14,980円 | 23,273円 | 18,600円 | 19,400円 | 18,990円 | 12,590円 |
| フロント画素数 | 200万画素(Full HD) | 370万画素(WQHD) | 200万画素(Full HD) | 200万画素(Full HD) | 500万画素(2.7K) | 200万画素(Full HD) |
| リア画素数 | 200万画素 | 200万画素 | 200万画素 | 200万画素 | 200万画素 | 100万画素 |
| イメージセンサー | STARVIS | STARVIS 2 | STARVIS | STARVIS | STARVIS 2(IMX675) | CMOS |
| GPS | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | なし | 内蔵 | なし |
| WiFi | なし | なし | なし | なし | 5.8GHz対応 | なし |
| 駐車監視 | 対応(別売ケーブル) | 対応(別売ケーブル) | 対応(付属ケーブル) | 対応(別売ケーブル) | 対応(別売ケーブル) | 対応(別売ケーブル) |
| 保証 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 18ヶ月 | 3年 |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
コスパ最優先ならコムテック ZDR043
コムテック ZDR043を第一候補に挙げる理由は3つあります。
1つ目は前後200万画素のFull HDに加えGPS・Gセンサーを搭載しながら14,980円(税込)という価格設定です。この価格帯で日本製・3年保証はコムテックならではの強みといえます。コムテックは国内ドラレコ市場で長年シェア上位を維持しているメーカーで、品質管理と保証対応に定評があります。
2つ目は後続車両接近お知らせ機能です。あおり運転対策として、後方から急接近する車両を検知して警告音で知らせてくれます。インプレッサで高速道路を走る機会が多いオーナーにとってメリットの大きい機能です。リアカメラの映像をもとに接近距離を判定するため、追加のセンサーは不要です。
3つ目はコンパクトな本体サイズです。フロントカメラは小型設計のため、アイサイトの禁止エリアを避けた位置にも無理なく取り付けられます。32GB microSDカードも付属しており、購入後すぐに使い始められます。高速起動にも対応しており、エンジン始動から約2秒で録画を開始します。
デメリットとして、WiFi非対応のため映像確認にはmicroSDカードを抜いてPCで再生する手間がかかります。スマホで手軽に映像を確認したい場合はVANTRUE S1 Proが向いています。また、イメージセンサーは従来のSTARVISのため、STARVIS 2搭載機と比較すると夜間のノイズ量でやや差が出ます。
夜間画質を優先するならコムテック ZDR065
コムテック ZDR065はフロントカメラにWQHD(370万画素)とSTARVIS 2を組み合わせた上位モデルです。ソニー製の最新イメージセンサーSTARVIS 2は、従来のSTARVISから暗所でのノイズ量を大幅に低減しています。
インプレッサGUは通勤・レジャー問わず夜間の走行シーンが多い車種です。ヘッドライトの照射範囲外にある道路標識やナンバープレートも、STARVIS 2なら鮮明に記録できます。WQHDの解像度は1920×1080のFull HDと比べて約1.8倍の情報量を持つため、映像を拡大した際のナンバー識別精度に差が出ます。
23,273円(税込)と価格は上がりますが、コスパの観点では画質と価格のバランスが取れた選択肢です。同スペック帯の他社製品は25,000〜30,000円台が多いため、コムテックの価格設定は競争力があります。
運転支援機能として前方車発進警告・車線逸脱警告にも対応しています。アイサイトと機能が重複する部分はありますが、ドラレコ側の警告はアイサイトの制御とは独立して動作します。二重の安全策として捉えれば、むしろプラスの要素です。
リアカメラにもSTARVIS 2を採用しており、後方車両のナンバーを夜間でも記録できます。前後ともに高画質で記録したい場合、ZDR065は現時点でコムテックのラインアップにおける最適解です。
デメリットとして、ZDR043より約8,000円高い点があります。予算15,000円以内で探しているならZDR043を選ぶほうが合理的です。また、WiFi非対応という点はZDR043と共通の制約です。
駐車監視を重視するならケンウッド DRV-MR575C
ケンウッド DRV-MR575Cの最大の特徴は、駐車監視用ケーブル(CA-DR100相当)が標準付属している点です。他社製品は駐車監視ケーブルが別売で2,000〜3,000円程度かかるため、トータルコストで比較するとDRV-MR575Cの実質負担額は15,600〜16,600円相当と考えることができます。
GPS・HDR・Gセンサーに加えて運転支援機能(前方車発進警告・車線逸脱警告・後方接近警告)を搭載しています。18,600円(税込)という価格は、駐車監視ケーブル込みで考えると妥当な水準です。ケンウッドはJVCケンウッドグループの一員で、映像・音響技術において信頼性の高いメーカーです。
駐車監視モードでは、衝撃検知(Gセンサー)と動体検知の2つの方式で録画を開始します。インプレッサGUで通勤やショッピングモールの駐車が多いオーナーには、駐車中の当て逃げ・いたずら対策として心強い存在です。
バッテリー保護機能も備わっており、車両バッテリーの電圧が設定値を下回ると自動的に録画を停止します。インプレッサGUのバッテリー容量(55B24L / 65D23L)であれば、通常の駐車時間なら問題なく動作します。32GB microSDカード付属のため追加購入も不要です。
デメリットとして、WiFi非対応・STARVIS 2ではない(従来STARVIS)点があります。夜間画質を最優先するならコムテック ZDR065のほうが性能面で上回ります。
ドライブレコーダーの取り付けと同時にホイール交換を検討するオーナーも少なくありません。インプレッサGUのホイール選びガイドでは、PCD・オフセット情報とあわせて選び方を解説しています。
前後HDRの安定感ならケンウッド DRV-MR480
ケンウッド DRV-MR480は前後カメラの両方にHDR(ハイダイナミックレンジ)を搭載しています。トンネルの出入口や逆光の場面で白飛び・黒つぶれを抑え、安定した映像を記録できるのが強みです。
3年保証付きで19,400円(税込)という価格設定です。DRV-MR575Cとの違いはGPS非搭載・駐車監視ケーブル別売の2点です。走行日時と場所を映像に記録する必要がなければ、DRV-MR480のほうがシンプルに使えます。
F1.8の明るいレンズを前後に採用しており、夜間の映像品質にも定評があります。ケンウッドのドラレコは操作パネルの配置が直感的で、録画停止やファイル保護の操作が分かりやすい設計です。
デメリットとして、GPS非搭載のため映像にスピード情報が記録されません。事故時の証拠としてGPSデータが必要な場合はDRV-MR575CまたはコムテックZDR043を選んでください。
同じスバル車のドラレコ選びとして、WRX S4向けドライブレコーダー比較記事も参考になります。アイサイト搭載車共通の取り付け注意点をまとめています。
WiFiでスマホ転送するならVANTRUE S1 Pro
VANTRUE S1 Proはフロント2.7K(500万画素)にSTARVIS 2(IMX675)を搭載した高画質モデルです。5.8GHz WiFiに対応しており、専用アプリでスマホから映像をダウンロードできます。
比較した結果、WiFi対応かつSTARVIS 2搭載で18,990円(税込)という価格は競争力があります。通常の前後2カメラ型でWiFi対応のモデルは20,000円台後半が相場のため、コスパの観点では優れた選択肢です。
GPS内蔵・ADAS(先進運転支援)・24時間駐車監視にも対応しています。160度の超広角レンズにより、インプレッサGUのワイドなフロントウインドウをカバーできます。音声操作にも対応しているため、運転中のハンズフリー操作が可能です。
デメリットとして、保証期間が18ヶ月と国内メーカー品の3年より短い点があります。海外メーカーのため、万が一の故障時のサポート対応は国内メーカーに劣る可能性があります。ただし、VANTRUE Japanの公式ストアでは日本語対応のカスタマーサポートを提供しており、Amazon経由の購入であれば返品・交換もスムーズです。
予算を抑えるならユピテル WDT510c
ユピテル WDT510cは12,590円(税込)で購入できる前後2カメラモデルです。フロント200万画素・リア100万画素で、最大視野角160°(フロント)/150°(リア)の広角撮影に対応しています。
6機種の中で最も安価な製品ですが、日本メーカーの3年保証が付きます。HDR対応により逆光やトンネルでの白飛びを軽減できます。シガーソケット電源に対応しているため、配線工事なしで手軽に取り付けられる点もメリットです。
デメリットとして、リアカメラが100万画素のためナンバープレートの視認性はFull HD機に劣ります。後方からのあおり運転記録を重視する場合は、前後200万画素のZDR043やDRV-MR575Cが適しています。GPS非搭載のため、走行位置と速度の記録が必要な場合は別の製品を検討してください。
フロント側の最大視野角160度は今回の6機種で最も広く、交差点での側方車両も広い範囲で記録できます。予算を抑えつつも前方の広範囲をカバーしたいオーナーに向いています。
純正ドラレコ vs 社外品ドラレコの比較
スバルのディーラーオプションとして純正ドライブレコーダーも用意されています。純正品と社外品のどちらを選ぶべきか、比較した結果を整理します。
純正ドラレコの特徴
純正品はカメラとメインユニットが分離した設計です。メインユニットはコンソールボックス内に収納されるため、フロントガラス周りがすっきりします。アイサイトとの干渉テストをスバルが実施済みのため、取り付け位置の心配がありません。
電磁ノイズ対策もスバルの品質基準を満たしており、アイサイトの画像認識への影響は徹底的にテストされています。ディーラーで取り付けるため、万が一のトラブル時も保証対象内で対応してもらえる安心感があります。
ただし、純正品は本体価格が33,000〜44,000円(税込)程度で、取り付け工賃も別途5,500〜8,800円かかります。合計で40,000〜52,000円と、社外品の2〜4倍のコストになります。画素数やGPS機能は社外品の同価格帯と比べると見劣りするスペックです。
社外品を選ぶメリット
社外品の最大のメリットは価格性能比の高さです。12,590〜23,273円(税込)で前後2カメラ・GPS・STARVIS 2といった高機能な製品が手に入ります。純正品の半額以下で、スペック面では上回る選択肢が豊富にあります。
取り付け位置さえ守れば、アイサイトとの共存は問題ありません。フロントガラス左右端から300mm以内の位置に取り付ければ、アイサイトの認識範囲と干渉しません。取扱説明書に記載されている禁止エリア図を事前に確認するのが前提です。
みんカラなどのカーライフ系サイトには、インプレッサGUオーナーによる社外ドラレコの取り付け事例が多数投稿されています。コムテック・ケンウッド・ユピテルの主要モデルはいずれもアイサイト搭載車での動作報告があり、実用上の問題は確認されていません。
インプレッサGUへのドラレコ取り付け手順と注意点
取り付けに必要な工具
- 内張りはがし(プラスチック製):Aピラーやルーフライニングのクリップ外し用
- ヒューズ電源取り出しケーブル(駐車監視使用時):エーモン製E574など
- シリコンオフ(ガラス面の脱脂用):貼り付け前のガラス清掃に使用
- 養生テープ(配線固定用):内張り内での配線仮止めに使用
- 検電テスター(任意):ACC電源の確認用
フロントカメラの取り付け位置
アイサイトの禁止エリアを避け、助手席側のルームミラー裏に設置するのが定番です。フロントガラス上部20%以内に収めることで車検にも適合します。取り付け前にシリコンオフでガラス面を脱脂すると、粘着テープの固定力が持続します。
GU系クロストレック(インプレッサと共通プラットフォーム)のオーナーからは、ルームミラー裏の助手席寄りに設置すると視界への影響がほぼないという報告があります。運転席側はアイサイトのカメラユニットに近すぎるため避けてください。
リアカメラの取り付け位置
リアウインドウ上部の中央付近がベストポジションです。インプレッサGUはリアワイパー付きのため、ワイパーの動作範囲と干渉しない位置を選んでください。ワイパーの拭き取り範囲内に設置すると、雨天時にカメラ前の水滴がワイパーで除去されるメリットもあります。
リアウインドウにスモークフィルムが貼られている場合は、リアカメラの明るさ設定をフィルム対応モードに切り替えてください。ケンウッドのDRV-MR575CやDRV-MR480はスモークガラス対応の明るさ調整機能を搭載しています。
配線の取り回し
フロントカメラの電源はヒューズボックスから取り出す方法が見栄えのよい仕上がりになります。インプレッサGUのヒューズボックスはハンドル下のカバー内にあります。ACC連動のヒューズ(15Aまたは20A)を検電テスターで確認し、エーモンのヒューズ電源取り出しケーブルで接続します。
シガーソケット接続でも動作しますが、配線が目立つため内張り内への配線がベターです。配線をきれいに隠したい場合は、Aピラーのカバーを外してピラー内に配線を通す方法が一般的です。
リアカメラへの配線はAピラー→天井内張り→Cピラー経由で引き回します。内張りはがしを使ってクリップを外し、配線を内張り内に収納します。フロントからリアまでの配線ルートは約4〜5mの距離があり、作業時間は30分〜1時間程度です。
配線のコネクタ形状も確認しておくと作業がスムーズです。フロントカメラ側がI型(ストレート型)、リアカメラ側がL型のコネクタを採用している製品が多く、天井の隙間に通す際にL型のほうが引っかかりやすい傾向があります。リアカメラ側の配線を先に通すのが作業効率の観点で有利です。
選び方ガイド:用途別の判断基準
画質で選ぶ場合
フロントカメラの解像度がナンバープレートの可読性に直結します。Full HD(200万画素・1920×1080)で通常使用は十分ですが、遠方のナンバーや夜間の鮮明さを求めるならWQHD(370万画素・2560×1440)以上が有利です。
イメージセンサーの世代も画質を左右します。STARVIS 2搭載機(ZDR065・VANTRUE S1 Pro)は従来STARVIS機と比べて暗所性能が向上しており、街灯のない住宅街や山道での録画品質に差が出ます。
リアカメラは後続車のナンバー記録が主な用途のため、200万画素あれば問題ありません。ユピテル WDT510cのリアカメラ(100万画素)は車間距離5m程度なら読み取れますが、10m以上離れると判読が厳しくなります。あおり運転の証拠記録を重視する場合は、リアも200万画素のモデルを選んでください。
価格帯で選ぶ場合
- 12,000〜15,000円:ユピテル WDT510c、コムテック ZDR043
- 18,000〜20,000円:ケンウッド DRV-MR575C、DRV-MR480、VANTRUE S1 Pro
- 23,000円〜:コムテック ZDR065
予算15,000円以内ならZDR043がバランスの取れた選択です。20,000円前後まで出せるならDRV-MR575C(駐車監視ケーブル込み)が候補に入ります。画質に妥協したくないオーナーはZDR065が最有力です。
機能で選ぶ場合
WiFi対応モデルはVANTRUE S1 Proのみです。スマホで映像を確認・ダウンロードできるため、事故直後に現場で映像を確認したい場合に便利です。ただし、WiFi転送速度は大容量ファイルの場合に時間がかかる点に留意してください。
駐車監視を標準装備しているのはケンウッド DRV-MR575Cです。別売ケーブルの購入手間とコストを省ける点が強みです。GPS内蔵モデル(ZDR043・ZDR065・DRV-MR575C・S1 Pro)は走行速度と位置情報を映像に記録できるため、事故時の証拠能力が高まります。
本記事のおすすめ選定基準
本記事では以下の基準で製品を選定しています。
- 前後2カメラ対応(前後の映像を同時記録できるモデルに限定)
- 国内流通品で入手性が安定(Amazon在庫あり・Prime対応を優先)
- 税込価格12,000〜25,000円の価格帯(純正品の半額以下を目安)
- 電波干渉対策済み(アイサイト搭載車での使用報告あり)
- メーカー保証18ヶ月以上(初期不良・故障時の交換対応を考慮)
失敗しやすいポイントと対策
取り付け位置のミス
最も多い失敗はアイサイト禁止エリア内への設置です。フロントガラス中央付近のステレオカメラカバー周辺は広範囲がNGです。かならず取扱説明書の「EyeSightについて」セクションにある禁止エリア図を確認してから作業を始めてください。
一度貼り付けた粘着テープを剥がして再度貼り直すと粘着力が低下します。位置決めは慎重に行い、養生テープで仮止めして位置を確認してから本貼りすることを推奨します。
microSDカードのフォーマット忘れ
新品のmicroSDカードでも、ドラレコに初めてセットする際はドラレコ本体でフォーマットする手順が求められます。PC側でフォーマットしたカードを入れると録画が開始されないケースがあります。取扱説明書の「初期設定」セクションに沿って本体フォーマットを実行してください。
また、ドラレコ用のmicroSDカードはhigh endurance(高耐久)タイプの使用が推奨されています。通常のSDカードは連続書き込みによるセル劣化が早く、数ヶ月で不具合が出る場合があります。Samsung PRO EnduranceやSanDisk MAX ENDURANCEなどが定番の選択肢です。
駐車監視の電源切れ
駐車監視機能を使う場合、バッテリー電圧が一定値(通常12.0V前後)を下回ると自動停止します。インプレッサGUのバッテリー容量は駐車監視に対応していますが、1週間以上の長期駐車ではバッテリー上がりのリスクが高まります。
長期間駐車する場合は駐車監視をオフにするか、外部バッテリー(iCELL B12Aなど)の導入を検討してください。外部バッテリーを使えば車両バッテリーへの負荷をゼロにしたまま駐車監視を継続できます。
ノイズによるラジオ・ETC干渉
ごくまれに、ドラレコの電源ケーブルがカーラジオやETCに電波干渉するケースがあります。配線をアンテナケーブルと並行させないよう取り回すことで回避できます。フェライトコアを電源ケーブルに装着する対策も有効です。
購入前に確認すべき注意点
以下に該当する場合は、この記事のおすすめ製品が最適ではない可能性があります。
- 360度カメラを求める方 — 本記事は前後2カメラ型に限定しています。側方・車内も記録したい場合はVANTRUE N5S(4カメラ・33,382円(税込))などの360度モデルを検討してください。
- 純正品の安心感を最優先する方 — 社外品はアイサイトとの動作保証がありません。取り付けに不安がある場合はスバルディーラーの純正オプションが確実です。
- 取り付け作業が全くできない方 — 配線の引き回しには内張りはがし作業が必要です。工具を持っていない場合はカー用品店への取り付け依頼(工賃5,000〜10,000円前後)も視野に入れてください。
Q1. インプレッサGUにドラレコを付けるとアイサイトに影響する?
取り付け禁止エリアを避ければ影響しません。助手席側ルームミラー裏など、フロントガラスの左右端から300mm以内が推奨位置です。電波干渉対策済みの国内メーカー品を選ぶことも大切です。スバル公式FAQでも「禁止エリア以外に取り付ければ影響なし」と明記されています。
Q2. 前後2カメラと360度カメラ、どちらが良い?
前後2カメラは画質と価格のバランスに優れ、事故時の証拠記録としては十分です。360度カメラは側方や車内も記録できる反面、価格が高く個々のカメラ解像度が下がる傾向があります。あおり運転対策や事故記録が目的なら前後2カメラで問題ありません。
Q3. 駐車監視は必要?
駐車中の当て逃げやいたずら被害が心配な場合は導入をおすすめします。ケンウッド DRV-MR575Cは駐車監視用ケーブルが付属しているため追加コストがかかりません。ただし、バッテリーへの負荷を考慮し、長期駐車時はオフにするのが安全です。
Q4. microSDカードの容量はどれくらい必要?
付属の32GBで前後Full HD録画なら約3〜4時間分を記録できます。長時間の連続録画や高画質設定を使う場合は64GB〜128GBへの交換が有効です。ドラレコ対応のhigh endurance(高耐久)タイプを選ぶと書き換え寿命が長くなります。コムテック製品は最大128GB、VANTRUE S1 Proは最大1TBに対応しています。
Q5. DIY取り付けと業者取り付け、費用差はどのくらい?
DIY取り付けなら工賃0円で済みます。カー用品店やディーラーに依頼すると5,000〜15,000円の工賃が加算されます。内張りはがし作業に自信がない場合や配線を完全に隠したい場合は、業者への依頼が確実です。
Q6. コムテックとケンウッド、どちらのメーカーが良い?
どちらも国内ドラレコ市場でシェア上位のメーカーです。コムテックはコスパと機能性、ケンウッドは画質と操作性に定評があります。比較した結果、予算15,000円以下ならコムテック、駐車監視ケーブル込みで探すならケンウッドが向いています。
Q7. VANTRUE(ヴァントゥルー)は信頼できるメーカー?
VANTRUEは中国・深セン発のメーカーですが、Amazonで高い評価を得ている実績のあるブランドです。STARVIS 2搭載・WiFi対応など機能面では国内メーカーをリードする部分もあります。日本向けのVantrue Japan公式ストアがAmazon内に出店しており、日本語でのカスタマーサポートに対応しています。保証期間が18ヶ月と国内メーカーの3年より短い点を理解したうえで選んでください。
Q8. LED信号機は正しく録画される?
今回紹介した6機種はいずれもLED信号機対策済みです。LED信号機はフレームレートとの関係で点滅して映らないケースがありますが、フレームレートを27.5fpsや29fpsに設定している機種であれば、問題なく録画できます。
まとめ:目的別おすすめ早見表
| 目的 | おすすめモデル | 税込価格 |
|---|---|---|
| コスパ最優先 | コムテック ZDR043 | 14,980円 |
| 夜間画質優先 | コムテック ZDR065 | 23,273円 |
| 駐車監視重視 | ケンウッド DRV-MR575C | 18,600円 |
| 前後HDR | ケンウッド DRV-MR480 | 19,400円 |
| WiFiスマホ転送 | VANTRUE S1 Pro | 18,990円 |
| 低予算 | ユピテル WDT510c | 12,590円 |
迷った場合はコムテック ZDR043を選べば間違いありません。前後200万画素・GPS・3年保証・後続車接近お知らせ機能が14,980円(税込)で手に入ります。アイサイト搭載のインプレッサGUでも、禁止エリアを避けて取り付ければ問題なく運用できます。
取り付けに不安がある場合は、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店で持ち込み取り付けを依頼する方法もあります。工賃は前後2カメラで8,000〜15,000円程度が相場です。DIYに慣れているオーナーであれば、内張りはがしとヒューズ電源ケーブルを用意すれば1時間程度で完了する作業です。

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