更新日:2026年4月
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結論:BRZ の純正タイヤサイズは3パターン
BRZの純正タイヤは16・17・18インチの3パターンです。グレードによってサイズが異なります。
初代ZC6と2代目ZD8の全モデルで、PCD 5×100・ハブ径56mmは共通です。ホイールの基本規格が変わらないため、世代をまたいだホイール流用も可能です。
この記事では全グレードの純正サイズを一覧表にまとめています。インチアップ・ダウン時の対応サイズや外径差も解説します。交換前に自車のグレードと年式を確認してから読み進めてください。
BRZ 純正タイヤサイズ一覧表【ZC6・ZD8 全グレード】
初代 ZC6(2012〜2020年)
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | オフセット |
|---|---|---|---|
| RA / R カスタマイズ | 205/55R16 | 16×6.5J | +48 |
| R / S / GT | 215/45R17 | 17×7.0J | +48 |
| tS / STI Sport | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
RA・Rカスタマイズはモータースポーツベース車です。軽量化とタイヤコスト削減を目的に16インチが採用されています。サーキット走行を前提としたグレード設計です。
中古車市場で最も流通台数が多いのはS・GTです。タイヤ交換の際は215/45R17を選んでください。Amazonでの実勢価格は1本あたり7,500〜30,000円前後です。銘柄によって大きく差が出ます。
tSやSTI Sportは台数限定モデルです。18インチが標準装備で、ブレンボキャリパーを搭載するグレードもあります。ブレンボ搭載車はインチダウンに制約があるため、後述の注意点も確認してください。
2代目 ZD8(2021年〜現行)
| グレード | タイヤサイズ | ホイール | オフセット |
|---|---|---|---|
| R | 215/45R17 | 17×7.5J | +48 |
| S | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
| STI Sport | 215/40R18 | 18×7.5J | +48 |
| STI Sport TYPE RA | 215/40R18 | STI BBS 18×7.5J | +48 |
2代目では16インチ設定が廃止されました。エントリーのRグレードが17インチ、S以上が18インチの2サイズ構成です。
初代ZC6の17インチは7.0Jでした。ZD8では7.5Jにワイド化されています。数値上は0.5J(12.7mm)の差です。タイヤの接地面積がわずかに広がっています。
STI Sport TYPE RAはSTI製BBS鍛造ホイールが専用装備です。ホイール単体で約8kgと軽量で、純正鋳造ホイールより約2kg軽くなっています。バネ下重量の軽量化はハンドリングに直結します。加速・制動・旋回すべての性能に差が出ます。
全モデル共通の足回り仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| PCD(ピッチ円直径) | 100mm |
| 穴数 | 5穴 |
| ハブ径(センターボア) | 56mm |
| ナットサイズ | M12×P1.25 |
| ナット形状 | 19HEX(六角19mm) |
PCD 5×100はGR86(旧86)と共通の規格です。ホイール交換の際はPCD・穴数・ハブ径の3点が一致しているか確認してください。
ハブ径56mmは国産車としてはやや小さめです。社外ホイールはハブリング(56mm対応)が必要になるケースがあります。ハブリングなしで装着すると、高速走行時に振動が出る場合があります。ハブリングは1個500〜1,000円程度で購入できます。
ナットはM12×P1.25の19HEXが純正仕様です。トヨタ車(GR86など)はM12×P1.5のため、ナットの流用はできません。ナット選びでは「スバル用」と明記された製品を選んでください。
ホイール選びの詳細はBRZ ホイール おすすめで解説しています。サイズだけでなくデザインや重量の比較も掲載しています。
サイズ表記の読み方と外径計算
タイヤサイズ「215/45R17」を例に各数値の意味を整理します。
| 表記 | 意味 | 数値 |
|---|---|---|
| 215 | タイヤ幅(mm) | 215mm |
| 45 | 扁平率(%) | 高さ÷幅=45% |
| R | ラジアル構造 | ― |
| 17 | リム径(インチ) | 17インチ=431.8mm |
扁平率はタイヤの厚み(サイドウォール高さ)を表す数値です。数値が小さいほどタイヤが薄くなります。薄いタイヤはハンドリングが鋭くなる一方、乗り心地は硬くなる傾向です。BRZの場合、40(18インチ)と55(16インチ)では体感差がはっきり出ます。
外径の計算方法
外径はリム径とタイヤ高さから計算できます。タイヤ交換やサイズ変更の際に欠かせない知識です。
計算式: 外径 = リム径(mm) + タイヤ高さ × 2
タイヤ高さはタイヤ幅に扁平率を掛けた数値です。215/45R17の場合は以下のとおりです。
- タイヤ高さ = 215 × 0.45 = 96.75mm
- 外径 = 431.8 + 96.75 × 2 = 625.3mm
BRZ 各サイズの外径比較
| サイズ | 外径 | 基準との差 |
|---|---|---|
| 205/55R16 | 631.9mm | +6.6mm(+1.1%) |
| 215/45R17 | 625.3mm | 基準 |
| 215/40R18 | 629.2mm | +3.9mm(+0.6%) |
3サイズとも外径差は1.1%以内に収まっています。速度計誤差の許容範囲は一般的に±3%です。純正サイズ同士の変更なら速度計の狂いを気にする必要はありません。
タイヤを社外サイズに変更する場合は外径計算が欠かせません。外径が3%以上変わると速度計に誤差が生じます。車検にも影響するため、サイズ変更時は計算を忘れずに行ってください。
BRZとGR86のスペック差はGR86 vs BRZ 徹底比較でまとめています。
インチアップ・インチダウンの対応サイズ
17インチ → 18インチへのインチアップ
| 項目 | 17インチ(純正) | 18インチ |
|---|---|---|
| タイヤ | 215/45R17 | 215/40R18 |
| ホイール | 17×7.0〜7.5J | 18×7.5J |
| オフセット | +48 | +45〜+48 |
| 外径差 | ― | +3.9mm(+0.6%) |
純正18インチと同じ215/40R18なら外径差は0.6%です。干渉リスクもほとんどありません。
225/40R18を選ぶと外径が633.2mmに大きくなります。フェンダーとの干渉リスクが高まります。ローダウン車は避けた方が無難です。
18インチ化のメリットはハンドリングの向上です。タイヤの剛性が上がり、コーナリング時のレスポンスが鋭くなります。一方で乗り心地は硬くなります。ロードノイズも増える傾向です。
タイヤの価格帯も変わります。17インチの215/45R17は1本7,500〜30,000円前後です。18インチの215/40R18は1本10,000〜35,000円前後に上がります。
17インチ → 16インチへのインチダウン
| 項目 | 17インチ(純正) | 16インチ |
|---|---|---|
| タイヤ | 215/45R17 | 205/55R16 |
| ホイール | 17×7.0〜7.5J | 16×6.5J |
| オフセット | +48 | +42〜+48 |
| 外径差 | ― | +6.6mm(+1.1%) |
スタッドレス用のインチダウンでは205/55R16が定番です。タイヤ1本あたりの価格が17インチより3,000〜5,000円ほど安くなります。4本で12,000〜20,000円の差が出るため、コスト面のメリットは大きいです。
16インチホイールのオフセットは+42〜+48が適合範囲です。+42にすると17インチ純正とほぼ同じツラ位置になります。+48だとやや引っ込んで見えます。見た目のツラ位置を気にする場合は+42〜+45あたりを選んでください。
ブレンボ装着車の制限: tS・一部STI Sportにはブレンボキャリパーが搭載されています。ブレンボ搭載車は16インチに変更できません。キャリパーがリム内側に干渉するためです。最低でも17インチが条件です。
Q1. GR86(旧86)とタイヤ・ホイールは共有できる?
タイヤとホイールは共有できます。GR86もPCD 5×100・ハブ径56mmで、BRZと同じ規格です。ただしナットサイズが異なります。BRZはM12×P1.25(19HEX)、GR86はM12×P1.5(21HEX)です。ホイールナットは流用できないため、個別に用意してください。
Q2. インチアップすると車検に通らない?
純正設定サイズ間の変更であれば問題になりにくいです。フェンダーからのはみ出しがない状態が条件になります。19インチ以上にするとフェンダー加工が必要になる場合があります。車検適合の可否は最終的に検査官の判断で決まる点にご注意ください。
Q3. スタッドレスタイヤのサイズはどれを選ぶ?
コストを抑えるなら16インチ(205/55R16)が定番です。17インチのままなら215/45R17を選んでください。ブレンボ装着車は16インチが使えません。17インチ以上でスタッドレスを用意してください。
まとめ
BRZの純正タイヤサイズは16・17・18インチの3パターンです。全モデルでPCD 5×100・ハブ径56mmが共通のため、サイズ選びはシンプルです。
スタッドレス用のインチダウンなら205/55R16が外径差1.1%で適しています。ドレスアップ目的のインチアップなら215/40R18で外径差0.6%に収まります。
ホイール交換時はPCD・ハブ径・ナットサイズの3点を確認してください。特にGR86とはナットピッチが異なる点に注意が必要です。タイヤ交換と同時にホイールやブレーキの見直しも検討してみてください。

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